「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業/Center Of Community)」は、自治体と連携して地域を志向した教育・研究・地域貢献を進める大学を、文部科学省が支援する事業です。
金沢工業大学は、この事業がスタートした平成25年度に『地域志向「教育改革」による人材育成イノベーションの実践』として採択を受けました。以来、学生や教職員、行政、企業、地域住民などが連携して、地域の課題に対する「学び(地域の課題理解)」と「気づき(総合理解)」、「行動(動機付け)」を創出し、多くの取組を実践してきました。
本学のCOC事業は平成29年度で最終年度を迎え、5年間の事業全体を総括する場として、学生のプレゼンテーションを交えた活動報告とポスターセッションによる交流会が行われました。
開催日: 平成30年3月7日(水) 13時30分~16時30分
場所: 金沢工業大学扇が丘キャンパス12号館 アントレプレナーズラボ
対象: 企業、自治体、教育関係、金沢工業大学学生および教職員
会は金沢工業大学学長・大澤敏による挨拶で幕を開け、足を運んでいただいた皆様への感謝や本事業の意義などが述べられました。
事業推進責任者の副学長・鹿田正昭が5年間の活動の概要と成果を報告したあと、学生による各プロジェクトの活動発表が行われました。質疑応答の時間では、参加者からのご質問やご意見に対し、学生たちが丁寧にこたえていました。その後、金沢大学と野々市市のご担当者から講評が寄せられ、本事業が広げた大学と地域による連携の可能性に期待する声が聞かれました。
続いて、平成28年度からスタートした「私立大学研究ブランディング事業」の概要報告・講評のあと、別のフロアに会場を移して、プロジェクトメンバーによるポスターセッションが開かれ、学生たちが自治体や企業、教育関係の参加者と交流しました。