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建築デザイン学科4年生の石田駿太さん(山田研究室)が第54回セントラル硝子国際建築設計競技において佳作を受賞

建築デザイン学科4年生の石田駿太さん(山田研究室)が、今年のセントラル硝子国際建築設計競技において佳作を受賞しました。

1966年から開催されているこの国際コンペは、「自由で夢のあるアイデアと深い思索を求める」ユニークなものとして知られ、毎年世界各国の学生や実務者がチャレンジしています。審査員には「日本建築界の権威である諸先生」が招かれており、今年の審査員にも内藤廣氏(審査委員長)、青木淳氏、隈研吾氏、塚本由晴氏など、世界的に著名な建築家諸氏が並びました。

石田さんは一次審査の結果、残念ながら公開二次審査に進む入選(7点)は逃したものの、これに次ぐ佳作10点の1つに選ばれ、10月26日の表彰式にて賞状ならびに金一封が授与されました。

今年のコンペのテーマは「新しい盛り場を生み出す建築」。

石田さんは、震災という非日常の出来事に備え、人びとの安全を保障するはずの防潮堤が、時として、海辺に暮らす人びとの日常とは相入れない形でなかば権力的に挿入され、日常の生活、そこでの人びとの振る舞いや意識を一変させ、人と場所との結びつきを切断してしまうのではないかと考えていました。

そこで石田さんは、その切断面としての防潮堤を題材に、この非日常的な異物をも日常の場に内包させながら、それを乗り越えて海とつながろうとする地域の人びとの意志や欲望(願い)を顕在化する装置として防潮堤を捉え、建築化しようとしました。しかし、そこには、治者と被治者(権力・支配と被支配)、秩序と破壊、日常と非日常、理性と感情、人間の営為と自然といった相反・矛盾する概念(価値体系)が渦巻いています。この矛盾を自覚的に内包させた主体や場(建築)こそが、その矛盾を新しい価値(盛り場)へと転換するエネルギーを持ちうるのだ、というのが石田さんの考え方でした。

公開二次審査における審査員の講評でも「矛盾」という言葉が頻繁に語られ、表彰式後の懇親会の場では、「石田さんの作品はたいへん考えさせられる提案だった」との審査員の声がありました。

審査の結果は、建築分野の著名な雑誌である『新建築』2020年1月号ならびに『a+u』2020年2月号でも発表されます。

【関連リンク】

第54回セントラル硝子国際建築設計競技一次審査結果

建築デザイン学科4年生の石田駿太さん(山田研究室)が、今年のセントラル硝子国際建築設計競技において佳作を受賞しました。

1966年から開催されているこの国際コンペは、「自由で夢のあるアイデアと深い思索を求める」ユニークなものとして知られ、毎年世界各国の学生や実務者がチャレンジしています。審査員には「日本建築界の権威である諸先生」が招かれており、今年の審査員にも内藤廣氏(審査委員長)、青木淳氏、隈研吾氏、塚本由晴氏など、世界的に著名な建築家諸氏が並びました。

石田さんは一次審査の結果、残念ながら公開二次審査に進む入選(7点)は逃したものの、これに次ぐ佳作10点の1つに選ばれ、10月26日の表彰式にて賞状ならびに金一封が授与されました。

今年のコンペのテーマは「新しい盛り場を生み出す建築」。

石田さんは、震災という非日常の出来事に備え、人びとの安全を保障するはずの防潮堤が、時として、海辺に暮らす人びとの日常とは相入れない形でなかば権力的に挿入され、日常の生活、そこでの人びとの振る舞いや意識を一変させ、人と場所との結びつきを切断してしまうのではないかと考えていました。

そこで石田さんは、その切断面としての防潮堤を題材に、この非日常的な異物をも日常の場に内包させながら、それを乗り越えて海とつながろうとする地域の人びとの意志や欲望(願い)を顕在化する装置として防潮堤を捉え、建築化しようとしました。しかし、そこには、治者と被治者(権力・支配と被支配)、秩序と破壊、日常と非日常、理性と感情、人間の営為と自然といった相反・矛盾する概念(価値体系)が渦巻いています。この矛盾を自覚的に内包させた主体や場(建築)こそが、その矛盾を新しい価値(盛り場)へと転換するエネルギーを持ちうるのだ、というのが石田さんの考え方でした。

公開二次審査における審査員の講評でも「矛盾」という言葉が頻繁に語られ、表彰式後の懇親会の場では、「石田さんの作品はたいへん考えさせられる提案だった」との審査員の声がありました。

審査の結果は、建築分野の著名な雑誌である『新建築』2020年1月号ならびに『a+u』2020年2月号でも発表されます。

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第54回セントラル硝子国際建築設計競技一次審査結果

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