・経営者、企画担当役員、知財担当役員など企業の戦略立案・実行を担う方
・上場企業およびIPO準備企業において広報・IR業務に携わっている方
・知的財産や無形資産への投資や自社ビジネスでの活用を考えている方
■イベント概要
企業価値に占める無形資産の重要性は年々増しており、米国S&P500(Standard & Poor's 500 Stock Index)の市場価値において無形資産の占める割合は 9 割に至っている等の試算があります。このような背景から、日本でも上場企業に適用されるコーポレートガバナンス・コードが2021年6月に改訂され「知的財産」に関して取締役会の監督と情報開示を促す文言が初めて入りました。これを受けて、内閣府は検討委員を組織して「知財・無形資産の投資・活用戦略の開示及びガバナンスに関するガイドライン」の策定を行い、発表しました。
本イベントでは、この内閣府・検討委員のメンバーであり、また「知財KPI」を主に研究している東京大学未来ビジョン研究センターの研究フォーラム「知的財産と投資」の幹事でもある杉光一成教授が、公表されたガイドラインの行間を読みながら、「知財KPI」や今後の「IPランドスケープ」の新たな可能性について特別講演を行います。また当日は、KIT虎ノ門大学院にて開講しているMBA・知財カリキュラムをご紹介すると共に、参加者の皆さまからの質問にも応えて参ります。企業戦略や広報・IR業務に携わる方々だけにとどまらず、各企業においてイノベーションの実現を目指すビジネスパーソンのご参加をお待ちしております。
■講演詳細
1.コーポレートガバナンス・コードの改訂
2.知財ガバナンスとは
3.知財・無形資産ガバナンスガイドライン
4.知財KPI(Key Performance Indicator)
5.IPランドスケープの意義
6.~質疑応答セッション~