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人力飛行機
2019年度 大会結果・活動報告

石川県穴水湾 記録飛行
行 事 石川県穴水湾 記録飛行
日 程 2019年8月6日(火)
場 所 石川県穴水町あすなろ広場〔石川県〕
結 果 117m

夢考房人力飛行機プロジェクトは、穴水湾で人力飛行機の飛行試験に挑戦しました。穴水湾での飛行試験は2017年から行っており、2017年は飛行距離535m、2018年は、機体トラブルと台風のため飛行試験を中止しています。

関係各所との調整の結果、穴水湾の飛行試験は、8月6日(火)から9日(金)までの期間で条件の良い日に1度のみの飛行と決まりました。目標とする飛行距離は、パイロットの体力測定の結果から、飛行目標距離を10kmとしました。飛行試験実施日も決まり、学生は製作した人力飛行機「幸」(読み:さち)の調整の為の試験飛行では機体が破損するトラブルを2度経験したが、チーム一丸となっていずれも短時間で修復し、穴水湾での飛行試験に挑みました。
飛行試験が8月6日(火)に決まり、当日午前2時に離陸場所となる穴水港野積場で、機体の組み立てに入りました。点検調整が終わり離陸試験を始めた所、滑走路として敷いていたゴムマットが抵抗になり、十分な離陸速度が出しにくいこともあり、急遽滑走路を延長する作業を行いました。滑走路の延長を終え再び離陸試験を始めようとした所、追い風が吹き始めました。刻々と時間が過ぎる中、日も高くなり気温も上がり始めました。パイロットは、狭いコックピットの中での待機と、繰り返し行われる離陸試験で、疲労が見え始めてきました。追い風は一向に止む気配は無く。時折、風が弱くなる合間を待ちながら離陸試験を行い、ようやく機体の浮上が確認できました。
そして午前8時10分に離陸開始の号令が掛けられ、しばらく滑走後、機体は浮上し高度を上げていきました。
野積場から海上に出るまでの間、一瞬高度が下がりヒヤリとした瞬間、機首が持ち上がり体制を立て直したかのように思われたが、突然機首が下がり高度が下がり始めました。機体は高度を維持することが出来ずに、そのまま下がり続け、港の岸壁に設置されている車止めに、後部の車輪が引っ掛かり、機体は海面へと墜落しました。

十分な記録は残せませんでしたが、計画を実行し飛行した実績を残せた事は、チームとして大きな成果でした。今後、穴水湾の外まで飛ぶ事が出来るように、活動を続けて行く予定です。
見学に来られた方々や地域の方々、報道関係の方々、穴水市役所の方々他、たくさんの方からのご協力のもとでこの穴水湾記録飛行計画を成功させることができました。この場を借りてお礼申し上げます。ご協力ありがとうございました。

2017年度 大会結果・活動報告

石川県穴水湾 記録飛行
行 事 石川県穴水湾 記録飛行
日 程 2017年9月13日(水)
場 所 石川県穴水町あすなろ広場〔石川県〕
結 果 535m

人力飛行機プロジェクトが石川県内で初めて穴水湾での試験飛行を行いました。
平成29年9月12日(火)~9月15日(金)までの期間のいずれか1日で実施し、人力飛行機の飛行に最も適した時間帯を選定して、今回は9月13日(水)の飛行となりました。
「航」(読み:わたる)の機体形状は、プロペラが後部につけられている先尾翼機で、プロペラは後部に付けられています。機体重量は90kgf(パイロット含む。うちパイロット重量は48kgf)、主翼のスパンは31mという巨大かつ骨組みに炭素繊維強化プラスチックを使用するなど軽量な機体で、製作期間は約6か月。人力でプロペラを90回毎分で回転させ、秒速7m(時速25.2km)で飛行します。
穴水湾に面した広場から滑走した機体は海原に飛び立つと、高度3~5メートルで535m飛行し着水しました。飛行距離は2kmを目標としていましたが、1994年のプロジェクト発足以来、3番目の好記録となりました。
今回の飛行記録を基に、機体の安定性や操縦性能について再検証し、来年度以降の機体製作に活かします。
ご見学に来られた方々や地域の方々、報道関係の方々、穴水市役所の方々他、たくさんの方からのご協力のもとでこの穴水湾記録飛行計画を成功させることができました。この場を借りてお礼申し上げます。ご協力ありがとうございました。

今回の記録飛行の動画です。
https://www.pscp.tv/w/1yNGamvOkvbGj

【当日スケジュール】
午前3時15分 機体組み立て
午前4時45分 駆動試験(パイロットの動力でプロペラを回転させ異常箇所がないか確認)
午前5時05分 動翼試験(可動式の水平尾翼と垂直尾翼が設計通りの挙動を示すか確認)
午前5時15分 重心測定(パイロットが搭乗した状態で機体重心位置が設計通りか確認)
午前5時30分 集合写真
午前5時35分 滑走試験
午前8時10分 記録飛行本番 着水・パイロット及び機体回収



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