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数理工教育研究センターのニュース!! 2015

特別講義「企業と数理」を開催しました!(2015/11/19,20,24,25,26)

 11月19日(木)、20日(金)、24日(火)、25日(水)、26日(木)の5時限目に、全学部の1年生を対象とした、特別講義「企業と数理」を開催しました。本学出身の先輩技術者に、後輩である学生に対して話をしていただきました。大学COC事業「地域志向型教育研究プロジェクト」の一環です。
 地元企業への関心を高め、数理の学習に対する動機付けとして、「企業の概況」、「産業の現場で数理をどのように活用しているか」や「後輩へ伝えたいメッセージ」などが語っていただきました。
 質疑応答では次々と手が上り、学生から、「就職するにあたって、どのようなことを学生時代にしておくべきか?」や「講師は、学生時代にどのように目標を設定して勉強していたのか?」などの具体的な質問が多くされ、向上心の高さがうかがえました。それらの質問に、講師の経験を踏まえ、誇らしい成功だけでなく失敗談も交えての回答がされ、一つひとつのエピソードに、うなずきながら聞き入っていました。
 日程と講師を表に示します。 業務ご多用中にもかかわらず、貴重な講義をしてくださった講師の皆様、誠にありがとうございました。

日付 企業 講師
11/19(木) (株)富士通北陸システムズ 熊谷 敬 氏
11/20(金) (建築家) 横川 佳津雄 氏
真柄建設(株) 吉田 錦司 氏
11/24(火) EIZO(株) 今井 竜太郎 氏
11/25(水) 澁谷工業(株) 弥久保 弘樹 氏
11/26(木) 中村留精密工業(株) 円角 善規 氏

 


(株)富士通北陸システムズ 熊谷 敬 氏

横川 佳津雄 氏

真柄建設(株) 吉田 錦司 氏
EIZO(株) 今井 竜太郎 氏

澁谷工業(株) 弥久保 弘樹 氏

中村留精密工業(株) 円角 善規 氏

第8回 数理工談話会を開催しました!(2015/11/4)

 11月4日(水)の4時限目に、23号館514室で、第8回 数理工談話会を開催しました。
 社会のグローバル化と大学のユニバーサル化に対応するために、文部科学省主導の下、我が国の大学教育の国際化と教育課程の再構築の必要性から「質保証」をキーワードに改革が進行しつつあります。今回は、本学において「質保証」を実現するために、数理基礎教育はどうあるべきかを考える機会とし、下記の3つの講演ならびに意見交換を行いました。

講演① 題 目:「工学系数学基礎教育における質保証への取り組み」
    講演者:藤本一郎 教授(数理工教育研究センター)
講演② 題 目:「物理学分野の参照基準」
    講演者:田中忠芳 准教授(数理工教育研究センター)
講演③ 題 目:「大学教育の流れに対する一視点:数理工教育に関して」
    講演者:佐藤恵一 教授(副学長)


講演①の様子

講演②の様子

講演③の様子

会場の様子

数理考房プロジェクトのイベント IN 工大祭!(2015/10/31)

 10月31日(土)、11月1日(日)の2日間にわたって、工大祭が開催されました!10月31日(土)に、8号館1階で数理考房プロジェクトが、下記の2つのイベントを開催しました。

 数学パズル(数検にチャレンジ!プロジェクト)

数検にチャレンジ!プロジェクトの学生との知恵比べ!?4問のクイズを解きます。得点上位者には、図書券が当たります!今年度は、19名の応募がありました。
11/13(金)に正解が公開されます。→こちらをご覧ください(数学パズルのページ)
得点上位者へのご案内:一般の方へは郵送にて、本学学生へは学生ポータルにて連絡します。

 サイエンスカフェ(物理プロジェクト)

プラ板を使用したアクセサリー作り、マジックミラーの不思議、ロボットの実演、ジャイロ効果など6テーマに関する実験、工作を行いました。


「数学パズル」の様子

サイエンスカフェの様子

KIT Jr.サイエンススタジオ(第5回&修了式)を開催しました!(2015/10/17)

第5回テーマ:「紙とインクで電気の回路をつくる~回路ってどんなもの?~」

 10月17日(土) 13:00~15:30に、最終回となるKIT Jr.サイエンススタジオを開催しましたヽ(゚◇゚ )ノ
 今回のテーマは“電気”!①電気抵抗を測る・回路づくり、②ものづくり の2つの内容から、電気の回路がどのようなものか学びました。

①電気抵抗を測る・回路づくり
 電気の通り道に、“流れやすさ”と“流れにくさ”があることを、電気抵抗を測定して確かめました。次に、特殊な導電性インクが出るペンで、紙に線路やスイッチを描き、電池から流れ出る電流をLED(発光ダイオード)に伝えて光らせる回路をつくり、電気回路の仕組みを理解しましたo(〃^▽^〃)o♪

②ものづくり
 ものづくりでは、①で学んだことを活かし、紙の工作物にLEDで光のデコレーションをして楽しみました。工作物は、“モビール”、 “ルームライト”と “車”の中から一人2つを選びましたヾ(@⌒▽⌒@)ノ

<修了式>
 全5回を締めくくる、修了式を行いました。青木克比古 センター長から、全員に修了証が授与されました。子どもたちからは、「実験で勉強できたことが良かった」などの感想を聞くことができました。ご参加くださいましたみなさん、ありがとうございました! (⌒▽⌒)/゜・:**:・゜\(⌒▽⌒)


学生スタッフによる内容の説明

電気抵抗を測定中

ものづくりの説明

“モビール”の飾り・“ルームライト”・“車”

ものづくりの様子

修了式の様子

「SPI問題を使用した数理講座」を開講中!(2015/10/13)

 10月13日(火)および16日(金)の2日間、「SPI問題を使用した数理講座」を開講しています。3年生を中心に、全学生を対象にしています。教材にSPI問題を使用しているため、就職試験対策にも有利です。
 定員いっぱいとなる100名が申込み、受講しています。

◆◆◆  講座概要 【SPI(非言語能力)】  ◆◆◆

1回目 10/13(火) 仕事算、鶴亀算、水槽算等
2回目 10/16(金) 通過算、流水算、グラフ問題等

 


講座の様子(1)

講座の様子(2)

ピア・サポーターが授業支援講座(J-プロ)の講師を担当!(2015/10/7)

 10月7日(水)より、学生チューターである「ピア・サポーター」が担当する授業支援講座(J-プロ)が始まりました。学内インターンシップ制度の一環として、2014年度後学期からの取り組みです。
 前学期に、事前準備として「教科書講座」を受講し、課題をやり遂げた学生がピア・サポーターとなり、教科書の例題の解説および演習問題の質問対応などを行います。7名が、3グループに分かれて工学部の「工学のための数理工(積分・微分方程式)」を担当しています。


解説の様子(1)

解説の様子(2)

演習の様子(1)

演習の様子(2)

2015年度 後学期の授業支援講座(J-プロ)を開始しました!(2015/10/7)

 10月7日(水)より、2015年度後学期の授業支援講座(J-プロ)を開始しました。数理基礎科目のうち、工学部向けに「工学のための数理工(積分・微分方程式)」を開講します。環境・建築学部、情報フロンティア学部、バイオ・化学部向けには、「線形代数Ⅱ」を開講します。授業の開講スケジュールに合わせ、全12回実施し、授業理解度の向上を支援します。


講座の様子

「公務員教養試験」問題使用 数理講座を開講中!(2015/10/2)

 10月2日(金)~11月20日(金)の5時限目に、全7回の日程で『「公務員教養試験」問題を使用した数理講座』を開講しています。公務員教養試験における数的処理の分野を取り上げ、問題を解く力を身に付けます。過去に出題された公務員教養試験問題を基にして、問題の解説と類題の演習を行っています。
 23名の学生が申込み、受講しています。


講座の様子

第52回 「高大連携による数理教育の研究」に関する研究会を開催しました!(2015/10/3)

 10月3日(土)10:00~12:30の日程で、第52回「高大連携による数理教育の研究」に関する研究会を開催しました。石川県内の高校から、6名の先生方に参加いただきました。
 本研究会は、高校と大学の連携による数理教育の充実をめざし、定期開催しています。今回は、昨今教育の現場で注目されている、「ICTの活用」や「アクティブラーニング」をテーマに、話題提供ならびに意見交換を行いました。

【話題提供】

  1. 物理における電子黒板の活用(北陸学院高等学校)
  2. スマホにも対応したインタラクティブ数学グラフの開発(金沢工業大学)
  3. アクティブラーニングとICT(金沢工業大学)

【参加校】

北陸学院高等学校、石川県立輪島高等学校、石川県立錦丘高等学校、
石川県立小松明峰高等学校、 石川県立工業高等学校


研究会の様子

「物理における電子黒板の活用」の講演


「スマホにも対応したインタラクティブ数学グラフの開発」


「アクティブラーニングとICT」
.

数理工教育研究センター・プロジェクトメンバー募集説明会を実施しました!(2015/10/2)

 10月2日(金)16:40~17:30に、23号館409室で、数理工教育研究センター・プロジェクトメンバー募集説明会を実施しました。下記の4プロジェクトが成果物などを持ち寄り、活動内容や成果を説明しました。16名の学生が参加し、スケジュールや活動場所などを具体的に質問していました。

  • 数検にチャレンジ!プロジェクト
  • 理工学基礎プロジェクト
  • 物理プロジェクト
  • 数理の広場プロジェクト

数検プロジェクトの説明

物理プロジェクトの説明

理工学基礎プロジェクトの説明

興味のあるプロジェクトに分かれて個別説明

ピア・サポーター育成・就業プログラムの募集説明会を開催しました!(2015/10/1)

 本センターでは、学生チューターである“ピア・サポーター”を育成・就業するプログラムを、学内インターンシップの一環で実施しています。10月1日(木)16:40~17:40に、募集説明会を実施しました。
 今学期は、25名が参加しました。今後、1学期間かけて計10回の「教科書講座」を受講します。来年度の前学期に、学生スタッフとして、1年生対象の「授業支援講座(Jプロ)」の講師を担当する予定です。


説明会の様子

教科書講座の様子

KIT Jr.サイエンススタジオ(第4回)を開催しました!(2015/9/26)

 テーマ:「手作り望遠鏡で君もガリレオ!?‐凸レンズのしくみ‐」

 9月26日(土) 13時~15時30分に、23号館1階のパフォーミングスタジオで、KIT Jr.サイエンススタジオ第4回の講座を開催しましたo(*^▽^*)o~♪
 皆さんは、光の色を見たことがありますか?光は、物体に当たると光って見え、曲がると色に分かれて見える、不思議な性質を持っています。その性質を、手づくり望遠鏡や、分光器と呼ばれる色分けする器具を使って、体験、体感しました(^▽^)/
 はじめに、手づくり望遠鏡で月を観察したガリレオに倣い、月の満ち欠けを子どもたちも観察しました。自分で望遠鏡を組立て、月に当たった光を観察し、ガリレオの感動を体験しました!!
 次に、回折格子(かいせつこうし)シートと呼ばれる、特殊なシートを使用して分光器を組み立てました。空中を通る光は無色透明ですが、この分光器を使用すると、色分かれして見ることができます(@_@)
 天文と光の未知にせまる体験ができたようですよ~O(≧▽≦)O


望遠鏡のレンズの仕組みの説明

望遠鏡づくりの様子

望遠鏡の倍率を実感中!!

月の満ち欠けを体感し、スケッチ中

分光器の組み立て

光の色分かれの観察

数理リテラシー特別講座(夏期)の後半が終了!(2015/9/24, 9/26)

 9月24日(木)、26日(金)に、数理リテラシー特別講座(夏期)の後半が終了しました。後半は、下記の4講座でした!各々の講座では、学生さんたちが、専門分野の学習に必要となる数理リテラシーを、楽しく学んでいる様子でしたよ~(●^o^●)


実験と電気

数値解析

ベクトル解析

分子構造描画ソフトを用いた分子構造

→数理リテラシー特別講座に関する詳細はこちら 

 数理工教育研究センターでは、専門分野に必要な数理リテラシー(数理能力)を分野毎にまとめた数理リテラシープログラムにより、学生さんの学習を支援しています。→数理リテラシープログラムに関する詳細はこちら

KIT Jr.サイエンススタジオ(第3回)を開催しました!(2015/8/27)

テーマ:「My風車で自家発電~電気のできるしくみをみてみよう~」

 8月27日(木)、23号館1階パフォーミングスタジオで、KIT Jr.サイエンススタジオの第3回の講座を行いました☆^(o≧▽゚)o
 第1回の「身近なものを科学の目でみてみよう!」で体験した『電気』について学びを深めました。
 風車を使って発電の仕組みを学びました。紙を使ってオリジナルの風車をデザイン・製作し、モーター(発電機)につなげて発電させました。その電気で、LEDを光らせましたよ~o(@^◇^@)o
 学生スタッフさんが、「風が、風車にあたって回転し、その回転力が発電機によって電気エネルギーに変わる、エネルギー変換の様子」を丁寧に説明しました。わかったかな~?(*'-'*)
 最後に、自分でデザインして製作した風車の、「デザインコンテスト」をしましたよ~(*゚▽゚)/゚・:*


学生スタッフによる風力発電の説明です


風車のデザイン・製作がはじまりましたよ~

デザインを考えていますσ( ̄、 ̄=)

風車に風を当てて回しているよ (゚∇^d)

きれいな風車がたくさんできました


デザインコンテストの様子です\(^▽^)/

数理リテラシー特別講座(夏期)の前半が終了!(2015/8/5~8/7)

  8月5日(水)~7日(金)、9月24日(水)、26日(土)の日程で、数理リテラシー特別講座(夏期)を開講しており、前半が終了しました。全9講座に延396名が申込み、受講しています。講座は、90分×4コマの内容で、最後の認定試験に合格すると、リテラシーを修得できます。前半は、次に示す6講座です。


力学

MATLABと数学

化学結合と結晶構造

実験と電気

エントロピー

構造力学と有限要素法

→数理リテラシー特別講座に関する詳細はこちら 

 数理工教育研究センターでは、専門分野に必要な数理リテラシー(数理能力)を分野毎にまとめた数理リテラシープログラムにより、学生さんの学習を支援しています。→数理リテラシープログラムに関する詳細はこちら

2015 KIT数理講座を開催しました!(2015/7/18)

 7月18日(土)に、23号館にて、第9回目となる「2015 KIT数理講座」を開催しました。\(^o^)/
 この講座は、「地(知)の拠点整備事業(COC事業)」の一環で、地元高校生の皆さんに、計算や実験などを通して、数学や科学の面白さを知ってもらうことを目的としています(^O^)
 当日は県内の高校生77名、引率教諭5名にご参加いただきました。ありがとうございましたm(_ _)m

【講座の内容】

講座① “掛け算―知られざる高速演算の世界”
数学が、コンピュータの中でどのように使われているのか!?コンピュータで計算する場合、計算の仕方を工夫することで計算時間が大幅に変わります!!数百桁の計算を一瞬で完了する、数学理論の圧倒的なパワーを体感していただきました~

講座② “紙を折ってイノベーション”
日本の伝統文化「折り紙」が、産業、医療や宇宙工学の分野でイノベーションを起こしています!!数理理論を駆使して紙を折ることで、あら不思議!?見た目に美しいだけでなく、機能的にも大変優れた「折り紙技術」を、堪能していただきました~

\(^o^)/(^O^)(^^♪(^O^)\(^o^)/

【スケジュール】

13:00~13:05

開会のご挨拶  「KIT数理講座開催にあたって」

小山 陽一 教授

13:05~14:35

講座① 「掛け算」-知られざる「高速乗算」の世界-

谷口 哲也 講師

14:50~16:20

講座② 紙を折ってイノベーション!

西岡 圭太 講師

16:20~16:30

閉会のご挨拶

数理工教育研究センター
所長 青木 克比古 教授

 


開会式の様子

“掛け算―知られざる高速演算の世界”の様子

“掛け算―知られざる高速演算の世界”の様子

“紙を折ってイノベーション”の様子

“紙を折ってイノベーション”の様子

閉会式の様子

第51回 「高大連携による数理教育の研究」に関する研究会を開催しました!(2015/7/18)

 7月18日(土)10:00~12:30に、石川県内の高等学校の教員と、本センター教員との「高大連携による数理教育の研究」に関する研究会を開催しました。今回は、「高大連携に望むこと」と題してディスカッションしました。普通高校と専門高校の立場から話題提供いただき、高大連携の在り方について意見交換し、この取り組みを、より充実したものとするための起点とすべく、活動の計画をたてました。

【参加人数】

高等学校教員 9名
数理工教育研究センター教員 26名

【参加高校】

石川県立輪島高等学校、石川県立加賀聖城高等学校、石川県立小松明峰高等学校、
石川県立金沢錦丘高等学校、北陸学院高等学校、金沢市立工業高等学校、
石川県立金沢西高等学校、金沢工業高等専門学校

KIT Jr.サイエンススタジオを開催しました!(2015/6/27)

 6月27日(土)に、23号館1Fパフォーミングスタジオにて、KIT Jr.サイエンススタジオの第2回の講座を行いました。ヾ(●´∀`●) 
 今回のテーマは『音ってなんだろう!?~音をあつめてみよう~』でした。野々市市内の小学生19名が受講し、学生スタッフ3名と当センター教員が実験をサポートしました。(^O^)/
 はじめに、音とはどのようなものか?音が空気中をどのように伝わるのか?などを学生スタッフが説明しました。(。 ・д・)-д-)フムフム
 次に、4人1組のグループに分かれて、コンデンサー・マイクを使用した集音器の組み立てを行いました。自分で組み立てた集音器を使って、音の「共鳴」「伝搬」「反射」「干渉」などを体験する実験を行いました。

  • パラボラアンテナで音を集めます。直径40cmと70㎝のパラボラアンテナを使用して、各々の音が最も集まり大きく聞こえるポイントを探します!
  • 2つのスピーカーから音を出すと、音が強く聞こえるポイントと、弱く聞こえるポイントが生まれます。どうして!?

 児童たちは、空気中に伝わる音の正体をさぐるのに必死でしたよ~(^0_0^)
最後に学んだことクイズに答えることでおさらいをしました。φ(・ω・ )
 次回は、第3回 My風車で自家発電~電気のできるしくみをみてみよう~ です。お楽しみに~
o(●´ω`●)oわくわく♪


学生スタッフによる説明

集音器の製作

70cmパラボラアンテナを使用した実験

2つのスピーカを用いた実験

数理リテラシー・オリエンテーションを開催いたしました!(2015/06/09)

 6月4日,5日,8日,9日の5限目に、1年次生全員を対象に「数理リテラシーオリエンテーション」が行われました。
 数理リテラシーは、各専門分野の学習に必要な数理能力を項目別に定めてあります。本センターでは、学系別の「数理リテラシーパスポート」を発行し、学生が、授業や課外の特別講座を受講して数理リテラシーを修得することを推奨しています。自分の数理能力がどの程度高まったかを実感でき、将来は、自らの能力の証として就職活動でも活用してもらうことをねらいとしています。
 このオリエンテーションでは、「数理リテラシーパスポートプログラム」について、資料およびパスポートを配布し説明を行いました。

第7回 数理工談話会を開催しました!(2015/06/03)

 6月3日(水)、第7回となる数理工談話会を開催しました。この談話会は、本センター教員と専門課程の教員との情報交換、相互理解および基礎と専門間の教育の接続に関する改善・質向上を目的として開催しています。
 今回は、情報フロンティア系の教員との交流でした。
 はじめに、両分野の教員による研究内容や教育実践の紹介として下記2つの講演を行いました。谷口哲也先生は、昨年度数理工教育研究センターにご着任された期待される若手数学者で、整数論へのコンピュータの応用についてお話頂きました。メディア情報学科の鎌田 洋先生は数学の大学院をご卒業された後、長年コンピュータ企業でご活躍されました。このご経験から、数学・コンピュータ・メディア情報学の能動学習の試みと考察をご紹介頂きました。
 講演後、学生の学習意欲・研究意欲を高める教育の在り方について、議論が行われました。

講演①  題 目:円分体の相対類数の高速多倍長計算について
     講演者:谷口哲也 講師(数理工教育研究センター)
講演②  題 目:夢中になって学ぶ ~数学,コンピュータとメディア情報学~
     講演者:鎌田 洋 教授(情報フロンティア系メディア情報学科)


谷口哲也 先生の講演

鎌田 洋 先生の講演

KIT Jr.サイエンススタジオを開催しました!(2015/5/30)

 5月30日(土)に、23号館1Fパフォーミングスタジオにて、KIT Jr.サイエンススタジオの開講式と第1回目の講座を行いました。ヾ(●´∀`●)
 この講座は、地域志向教育研究プロジェクト 「地域に根づく数理の広場」の一環で、小学生に、いつも慣れ親しんでいる身近な「サイエンス」を「教えてもらう・考える・協力する・つくってみる・ためしてみる・わかる」のプロセスを通して経験してもらい、楽しみながら理科を学ぶことができる講座です\(^o^)/
 第1回目のテーマは『身近なものを科学の目でみてみよう!』でした。
 私達の身近にある、光・音・電気の現象を「科学の目」で見て (・_・D フムフム 、それらがどんなものかを感じて理解してもらうことがねらいです。学生スタッフが、子供たちに原理を説明した後、クイズを織り交ぜながらの実験で楽しみながら学び、最後に学んだことをレポートにまとめておさらいをしました。φ(・ω・ )
 当日は野々市市内の小学生19名が受講し、学生スタッフ5名と当センター教員が実験をサポートしました。


開講式

光の実験の様子

音の実験の様子

電気の実験の様子

数理工教育研究センター所長賞 表彰式(2)を開催しました!(2015/5/13)

 5月22日(水)の5時限目、23・514室にて、平成27年度前学期2回目となる、数理工教育研究センター所長賞の表彰式を行いました。ヾ(o´∀`o)ノ
 今回は、「数理リテラシーパスポートプログラムに積極的に参加し、優秀な成績を収めた」の理由で、14名の学生さんにセンター所長賞が授与されました。
ヽ(゚・^*)^☆.。.:*・゚☆祝☆゚・*:.。.☆^(*^・゚)ノ


センター所長賞授与の様子

受賞者とセンター教員との記念撮影

数理工教育研究センター所長賞 表彰式を開催しました!(2015/4/22)

 4月22日(水)の5時限目、23・503室にて、平成27年度前学期 数理工教育研究センター所長賞の表彰式を行いました。\(^o^)/
  今回は、「本センターが実施する各種講座を受講し、学外資格の取得などに努めた」「本センターを積極的に活用し自学自習に努め、成績向上が顕著であった」「数理考房の活動で優れた成果を挙げた」の理由で、7名の学生さんたちが表彰を受けました。
(*'∇')/゚・:*【祝】*:・゚\('∇'*)


センター所長賞の授与

記念撮影の様子

入学前教育 通信添削学習の修了式(2015/4/8)

 4月8日(水)の5時限目、23号館にて、入学前教育 通信添削学習の全10回の学習を修了した学生さんを対象とした、修了式および座談会を開催いたしました。入学前教育は、専門高校特別選抜入試を合格された生徒さんを対象とした通信添削です。今年度は、入学予定の添削学習参加者159名の内、110名が10回の通信添削学習を修了しました。(^^♪
 当日は、71名が出席しました。はじめ、330室にて修了式を行い、その後412と415室に分かれて座談会を行いました。
 修了式では、青木克比古センター長の挨拶があり、「学習は、必ずしも努力と成果が直線状の関係でなく、階段状であるため、努力しても成果や成長が見えない水平時期がある。しかし、努力を続ければ階段は必ず上がっていくので、成果が見えないからといって努力をやめないように」とのアドバイスを贈り、代表の学生に修了賞が手渡されました。!(^^)!
 座談会は、通信添削担当の先生との対面式です (*^_^*)  サンドイッチやお菓子を囲んで、学生さん同士で学習を振り返ったり、先生方から学生生活や学習のアドバイスを聞いたりしていました。)^o^(


修了式での青木センター長の挨拶

修了賞の授与

座談会の様子(23・412室)

座談会の様子(23・415室)

数理考房・物理プロジェクトが新入生向け説明会を実施しました!(2015/4/7)

 4月7日(火)の17時~18時、23号館1階の学生ステーションで、数理考房・物理プロジェクトが、新入生向け説明会を実施しました。5名の1年生が見学に来てくれました。(^^♪

加藤茂芳先生のご退官セレモニー(2015/3/27)

 平成26年度をもって、加藤茂芳先生がご退官されました。3月27日(金)に花束と記念品を贈呈するセレモニーを行いました。加藤茂芳先生は、石川県高等学校教諭、石川県教育委員会、石川県高等学校長を歴任され、平成23年度より、数理工教育研究センターの教授として教鞭をとられてきました。^_^
 加藤先生、本当にありがとうございました。m(_ _)m 今後とも、宜しくお願い致します。

第6回 数理工談話会を開催いたしました!(2015/3/18)

 3月18日(水)の4時限目、第6回 数理工談話会を開催いたしました。今回は、3月に数理基礎教育課程から教育支援機構に移られる3名の先生方の「最終講義」を拝聴しました。本学に着任されてから今日に至るまで、数理基礎の教育者、研究者として歩んでこられた道のりを振り返り、達成されたことや将来に託されること等について語られました。

【講演内容】

  • 山野剛助 先生
        演題  数学と工学と計算術
  • 三嶋昭臣 先生
        演題  物理における教育と研究を振り返る
  • 杉本 浩 先生
        演題  本学における「数理工統合教育」の歴史(開始から現在まで)

山野 剛助 先生

三嶋 昭臣 先生

杉本 浩 先生
 

第13回 数理工教育セミナーを開催いたしました!(2015/3/7)

 3月7日(土)、第13回 数理工教育セミナーを開催いたしました。 今年度のテーマは、

『論理的に考え、表現する力がますます求められる、これからの数理教育』です。

 本セミナーは、今後の数理教育の更なる充実につなげるため、皆様から広くご意見・ご助言を賜り、高校の先生方をはじめとする教育関係者様、地域社会の皆様方と連携し、より一層教育のつながりができればと考え、毎年開催しております。
 当日は、県内外より65名のお客様にご来場いただき、講演、事例報告、意見交換や懇談会をさせていただきました。講師の先生方、ご来場の皆様のご協力により、成功裏に終えることができましたこと、心よりお礼申し上げます。

【講演内容】

  • 「企業の研究開発の動向と現状 -AV製品開発事例を中心に-」
      篠田 昌久 氏 〔三菱電機株式会社・先端技術総合研究所  オプトメカニズム技術部〕
  • 「論理の力を実感する数学教育」
      林 一雄 氏 〔立命館高等学校 教諭〕
  • 「高校数学における協働的な言語活動の育成 -ワクワクする授業の実践を通して-」
      金岡 利宏 氏 〔石川県立鹿西高等学校 教諭〕
  • 「生徒が実感できる物理授業をめざして-光分野での授業実践-」
      中村 公弘 氏 〔石川県立金沢桜丘高等学校 教諭〕
  • 「数理科目におけるクリティカルシンキングの活用  -論理的思考のさらなる展開に向けて-」
      谷口 進一氏 〔金沢工業大学 数理工教育研究センター 教授〕

セミナーの朝

講演する篠田氏

講演する林氏

講演する金岡氏

講演する中村氏

講演する谷口氏

数学eラーニング教材の実演

ポスターおよび教材展示会場

懇談会

青木センター長のご挨拶

理工学基礎プロジェクト成果発表会を実施しました!(2015/2/27)

 2月27日(金) 14時より15時30分に、平成27年度 理工学基礎プロジェクトの成果発表会を実施いたしました。下記の4テーマに関する、1年間の活動および成果の報告です。本プロジェクトは、今年度(平成26年度)、全26回のミーティングを実施、進捗を確認しながら研究を進めてきました。発表会は、専門分野が関連する学科の先生方にもお越しいただき、有意義な意見交換ができました。

  • 無線LANの電波伝搬特性について
  • パラメトリック・スピーカーについて
  • 快適な部屋の作製を求めて
  • 長椅子の背もたれの設計・製作

無線LANの電波伝搬特性について

パラメトリック・スピーカーについて

快適な部屋の作製を求めて

背もたれの設計・製作

第50回「高大連携による数理教育の研究」に関する研究会を開催しました!(2015/2/14)

 2月14日(土)10:00~12:30に、石川県内の高等学校の先生方と本センターの教員との「高大連携による数理教育」に関する研究会を開催しました。今回は、下記の高等学校から13名の先生方にご出席いただきました。

【講演題目】

  • 講演1 「金沢市立工業高等学校の現況と取り組み」(金沢市立工業高等学校)
  • 講演2 「ハイスピードカメラを使った生徒実験の実践」(金沢大学附属高等学校)
  • 講演3 「三角関数と私」(金沢工業大学 数理工教育研究センター)

【参加校】
金沢市立工業高等学校、金沢大学附属高等学校、金沢伏見高校、野々市明倫高等学校、飯田高等学校、
小松明峰高等学校、松任高等学校、金沢錦丘高等学校、金沢商業高等学校、津幡高等学校


研究会の様子

講演1の様子

講演2の様子

講演3の様子

春期 数理リテラシー特別講座がスタート!(2015/2/9~2/13)

 2月9日(月)より、4日間の日程で春期の数理リテラシー特別講座がスタートしました!夏期と春期の2回実施しています。ヽ(^。^)ノ
 この特別講座は、専門分野の学習に必要となる数理リテラシーを、集中的に学ぶことができるものです。学科別の内容を充実し、専門科目の問題も取り入れているため、数理基礎科目と専門科目の懸け橋となるポイントを習得することができます。ひいては、4年次のプロジェクトデザインⅢでの研究活動や就職後に専門的な仕事に就いた際にも不可欠な能力であると考えています。
 認定試験に合格することで、リテラシーポイントを獲得することができます。数理リテラシーパスポートで、自身の数理能力を証明でき、センター長賞や数理工教育研究センターの学生スタッフになる資格を得るなど可能性が広がりますよ~(^_-)-☆  
数理リテラシー特別講座についてはこちら
数理リテラシープログラムについてはこちら


気体の状態方程式とグラフ

演習中の学生たち

群論入門

電磁気

出前講義 in 金沢大学附属高校! KITサイエンス シティ プロジェクト(2015/1/31)

 1月31日(土)、金大附属高校にて出前講義を行いました。地域の小・中・高校生と本学学生、教職員が共に学びを深めるKITサイエンス シティ プロジェクトの一環としての実施です。
 この出前講義は、電気に関する実験を取り入れた授業を行うことで、理解を深め面白さを体験することをねらいとしています。当日は、理系2年生の生徒さん約80名が2クラスに分かれて受講し、本学学生5名、教員4名が下記のテーマの実験をサポートしました。
o(@^◇^@)oワクワク
 普段は見えない電気ですが、測定と計算によって部品の特性を把握する過程を経験し、いつの間にかイメージできるようになっていることに驚いていましたよ~ オオーw(*゚o゚*)w

【出前講義のテーマ】

  • 乾電池の起電力と内部抵抗の測定
    乾電池の端子電圧を測定し、横軸を電流、縦軸を電圧とするグラフを描いて直線と縦軸の交点から起電力を求める。また、直線の傾きから電池の内部抵抗を求める。

学生スタッフの事前ミーティング

講義・実験の解説の様子

実験の様子です

グラフを描いて物理量を求めます

「第5回数理工談話会」を開催しました!(2015/1/28)

 1月28日(水)、第5回となる数理工談話会を開催しました。この談話会は、本センター教員と専門課程の教員との情報交換、相互理解および基礎と専門間の教育の接続に関する改善・質向上を目的として開催しています。今回は、工学部電気系の教員との交流でした。
 はじめに、両分野の教員による研究内容の紹介として下記2つの講演を行いました。次に、学生の数理基礎、専門科目や研究の指導時に感じていることなどを意見交換し、本センターと専門課程がどのように連携し学生の学力向上・定着につなげられるかについて議論しました。
 ここでの議論を踏まえ、本センターでのFD研修会で授業運営や学習支援の充実・改善案を練っていきます。

講演①
 題 目: ダイマー結晶における光誘起ダイマー間電荷移動の光制御
 講演者: 西岡圭太 講師(数理工教育研究センター)
講演②
 題 目:KIT工科系学生の推論能力をさらに伸ばすために
 講演者:林 啓治 教授(工学部電気系)


西岡圭太 講師の講演


林 啓治 教授の講演