>数理工教育研究センターとは   >アクセス   >お問い合わせ   >センター利用状況グラフ   >金沢工業大学

第7回 数理工教育セミナー

日 程: 平成21年3月25日 (水)2008第7回セミナー様子

会 場: 金沢工業大学 7号館7・204室

テーマ: 「『個』に対応する数理教育を目指して
-最近の高校生の学力や学習行動の変化を知って-」

 ここ1、2年の入学生の学習行動、学習意識などを分析した結果、高校での新学習指導要領で学んだ入学生の学力の格差が従来に比して、顕著に広がり、学習意欲・動機もさらに多様化していることが分かりました。このように学力面、意欲・動機面で幅広い特性を有する入学生に適切な初年次教育を行いつつ、各専門分野の教育へスムーズな橋渡しを行うためには、これまでの教育プログラムでは不十分になってきており、過去の活動をベースとした新たな教育プログラムの構築が必要となりました。
私どもは、その教育プログラムのキーワードは「入学生の多彩で多様な『個』の能力を引き出す教育」と考えており、そのためにこれまでの「工学基礎教育センター」を発展させた『数理工教育センター』を設立し、新たなプログラムを展開することとしました。
このプログラムは、これまでの教育プログラムであった学習支援を含む『きたえる教育』と『ほめる教育』をさらに充実するとともに、新たに『個』の能力を『引き出す教育』を加えた、3つの教育プログラムを有機的に総合化し、組織的に実践するものです。このような“全入時代の『個』に対応する数理教育”を実現するために、今回のセミナーのテーマを、『個の能力を引き出す』をキーワードに、個に対応する数理教育を目指して―最近の高校生の学力や学習行動の変化を知って―としました。

スケジュール

時 間 内 容
9:30~10:00 受付
10:00~10:05 開会のご挨拶  石川 憲一 〔 金沢工業大学 学長 〕
第 1部 10:05~12:00 招待講演 〔講演 40 分、質疑応答 10 分〕
司会:三島 昭臣 〔金沢工業大学 数理工教育センター教授〕
10:05~10:55 「高校生の学力や学習行動の現状と変化」
須賀中 清志〔株式会社ベネッセコーポレーション 高校事業部 事業戦略室 情報企画課 課長〕
10:55~11:10 (休憩)
11:10~12:00 「個性を引き出し成長を促す取り組みめざして」
江川 幸夫  〔石川県立金沢辰巳高等学校 教頭〕
小幡 善宏  〔石川県立金沢辰巳高等学校 教諭〕
12:00~13:00 昼食
13:00~15:20 事例報告 〔講演 3 0 分 、 質疑応答 10 分〕
司会:新坂 恭士 〔金沢工業大学 数理工教育センター 教授〕

13:00~13:40 「数学的な基礎知識の定着について、現場からの分析報告」
井上 正浩 〔石川県立能都北辰高等学校〕

13:40~14:20 「数理基礎科目における個に対応した教育工夫」
谷口 進一 〔金沢工業大学数理工教育センター 講師〕
14:20~14:40 (休憩)

14:40~15:20 「全入時代における『個』に対応する数理教育」
青木 克比古〔金沢工業大学 数理工教育センター 次長・教授〕

第2部 15:30~16:30 懇談会 (学内 セレスにて)
16:30~16:35 閉会のご挨拶 宮本 紀男 ( 金沢工業大学数理工教育センター 所長 ・ 教授)

セミナーの様子

2008第7回写真1 2008第7回写真2

2008第7回写真3 2008第7回写真4

セミナー・参加者情報

セミナー参加者の詳細を表に示す。

2008第7回参加者情報

セミナー・アンケート結果

2008第7回アンケート