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数理工教育研究センターのニュース!! 2016

第56回「高大連携による数理教育の研究」に関する研究会を開催しました!(2016/12/17)

 本年度3回目となる第56回「高大連携による数理教育の研究」に関する研究会を12月17日(土)10:00~12:30の日程で開催しました。石川県内の高校から9名の先生方に参加いただきました。
 この研究会は、高校と大学の教員の情報交換や共同作業により、各々の教育現場に効果をもたらす数理教育の教育手法を研究し、教育実践することを目指しています。
 平成28年度本研究会では教育改革の実現のために必要となる「アクティブ・ラーニングの実践と課題」をテーマに掲げ、議論を深めていきたいと考えております。

【話題提供】

  1. 理科で展開するALTとの共同授業の試み(石川県立金沢西高等学校)
  2. 反転授業の可能性(石川県立野々市明倫高等学校)
  3. 聴覚障害児の実態と支援について(石川県立ろう学校)

【参加校】

石川県立金沢西高等学校、石川県立野々市明倫高等学校、石川県立ろう学校、石川県立寺井高等学校
石川県立内灘高等学校、石川県立飯田高等学校、石川県立小松明峰高等学校、金沢市立工業高等学校


理科で展開するALTとの共同授業の試み
         石川県立金沢西高等学校

反転授業の可能性
       石川県立野々市明倫高等学校

聴覚障害児の実態と支援について
            石川県立ろう学校
アクティブ・ラーニング等に関する意見交換
              

特別講義「企業と数理」を開催しました!(2016/11/14,15,18,21,22,24)

 11月14日(月)、15日(火)、18日(金)、21日(月)、22日(火)、24日(木)の5時限目に、全学部の1年生を対象に、特別講義「企業と数理」を開催しました。
 本学出身の先輩技術者に「大学で学んだ基礎的な数理が企業でどのように役に立っているのか」、「大学で修得して欲しい数理はどのようなものか」など自身の体験を踏まえて、大学で学ぶ数理の必要性・重要性をご講演いただきました。入社以来、先輩自身が苦労したエピソード、大学で学んでおけばよかった、経験しておけばよかった、と思うことなど技術者として後輩に伝えたい熱いメッセージを語っていただきました。
 日程と講師を表に示します。 業務ご多用中にもかかわらず、貴重な講義をしてくださった講師の皆様、誠にありがとうございました。

日付 企業 講師
11/14(月) 澁谷工業(株) 加森 慎也 氏
11/15(火) (株)富士通北陸システムズ 熊谷 敬 氏
11/18(金) EIZO(株) 森 勝也 氏
11/21(月) 三谷産業(株) 梶谷 忠博 氏
前戸 大貴 氏
11/22(火) コマツ 山本 和久 氏
11/24(木) 中村留精密工業(株) 西村 尚貢 氏

 ●各講演の様子


澁谷工業(株) 加森 慎也 氏

(株)富士通北陸システムズ 熊谷 敬 氏 

EIZO(株) 森 勝也 氏

三谷産業(株) 梶谷 忠博 氏

三谷産業(株) 前戸 大貴 氏

コマツ 山本 和久 氏

中村留精密工業(株) 西村 尚貢 氏

積極的に質問する学生

高校生が体験学習を行いました!(2016/11/16)

 11/16(水)23号館・5階にて高校生の体験学習が行われました。この体験学習は小松明峰高等学校の、石川県の「外部専門家等を活用した最先端分野を学ぶ授業推進事業」の一環としての取り組みで、当日は小松明峰高等学校の2年次理系の生徒さん43名を対象に実施しました。
 数学科目の学習において「基礎的な数理が企業でどのように役立っているのか」、「修得してほしい数理はどのようなものか」など、大学や大学院で学ぶ数理の必要性・重要性を、企業出身の本学の大学教員から理工系大学進学希望の高校生向けに話をするとともにパソコンを使用した簡単な演習を行いました。

【プログラム】

13:30~13:50
新しい数理の学びについて
  ー数学におけるアクティブラーニングー
西 誠 教授
13:50~14:50
企業と数理
  「DVD機器の主要な仕組みと設計に必要な数学」
篠田 昌久 教授
14:50~15:15
休憩及び施設紹介
15:15~16:20
ICTを使ったアクティブ・ラーニング
  ーJSXGraphを用いた数学ウェブ教材の作成ー
中村 晃 教授
16:20~16:30
講評とアンケート


講義の趣旨説明
講義の様子①

講義の様子②
パソコンを使用した演習の様子

第11回 数理工談話会を開催しました!(2016/11/9)

 11月9日(水)、第11回となる数理工談話会を開催しました。この談話会は、本センター教員と専門課程の教員との情報交換、相互理解および基礎と専門間の教育の接続に関する改善・質向上を目的として開催しています。今回の数理工談話会では「科学的方法と論理的思考力の育成について」をテーマに、バイオ・化学系の教員との交流を行いました。
 はじめに、両分野の教員による研究内容や教育実践の紹介として下記2つの講演を行いました。
 昨年、数理工教育研究センターに赴任された工藤知草先生は、我が国では研究者が希少な量子論の原理的諸問題がご専門で、一般の聴衆にもわかりやすくお話しいただきました。また、応用バイオ学科の長尾隆司先生は長年学生の論理的思考力育成のための自主セミナーを主宰してこられ、工学部における教育において、科学的な方法と考え方の習得が不可欠であると説かれました。
 講演後、学生の学習意欲・研究意欲を高める教育の在り方について、議論が行われました。

講演①  題 目:ミクロな粒子の実在を記述する方程式は存在するのか
     講演者:工藤 知草 講師(数理工教育研究センター)
講演②  題 目:Science and then Technology
     講演者:長尾 隆司 教授(バイオ・化学部応用バイオ学科)


講演①の様子

講演①の様子

講演②の様子
講演②の様子

数理考房プロジェクトのイベント IN 工大祭!(2016/10/29,30)

   10月29日(土)、10月30日(日)の2日間にわたって、工大祭が開催されました!
   今年も8号館1階にて数理考房プロジェクトのイベントを開催しました。

 ■ 数学パズル(数検にチャレンジ!プロジェクト)

「数検にチャレンジ!プロジェクト」の学生との知恵比べ!?4問のクイズを解きます。得点上位者には、図書券が当たります!(応募者多数の場合は抽選となります)
数学パズルの解答はこちらで公開されています→(数学パズルのページ
得点上位者へのご案内:一般の方へは郵送にて、本学学生へは学生ポータルにて連絡します。


数学パズルの問題に取り組む来場者①

数学パズルの問題に取り組む来場者②

2016年度 後学期の授業支援講座(Jプロ)が始まりました!(2016/10/7~)

 10月7日(金)より、学生チューターである「ピア・サポーター」が担当する授業支援講座(J-プロ)が始まりました。学内インターンシップ制度の一環として、2014年度後学期からの取り組みです。
 前学期に、事前準備として「教科書講座」を受講し、課題をやり遂げた学生がピア・サポーターとなり、教科書の例題の解説および演習問題の質問対応などを行います。10名が、5グループに分かれて工学部の「工学のための数理工(積分・微分方程式)」を担当しています。

ピア・サポーターによるJプロの様子

2016年度 後学期の授業支援講座(Jプロ)が始まりました!(2016/10/7~)

 10月7日(金)より、2016年度後学期の授業支援講座(Jプロ)を開始しました。数理基礎科目のうち、工学部向けに「工学のための数理工(積分・微分方程式)」を開講します。環境・建築学部、情報フロンティア学部、バイオ・化学部向けには、「線形代数Ⅱ」を開講します。授業の開講スケジュールに合わせ、全12回実施し、授業理解度の向上を支援します。


Jプロの様子

ピア・サポーター育成・就業プログラム開講中!(2016/10/7~)

 本センターでは、学生チューターである“ピア・サポーター”を育成・就業するプログラムを、学内インターンシップの一環で実施しています。今学期は 16名が参加し、今後1学期間かけて計12回程度の「教科書講座」を受講します。来年度の前学期に学生スタッフとして、1年生対象の「授業支援講座(Jプロ)線形代数Ⅰ」の講師を担当する予定となっています。


教科書講座の様子

特別講座 SPI問題を使用した数理講座を開催しました!(2016/10/11、10/13)

 10月11日(火)および13日(木)の2日間「特別講座 SPI問題を使用した数理講座」を開講しました。3年生を中心に全学生を対象とし、教材にSPI問題を使用しているため就職試験対策にも有利です。

◆◆◆  講座概要 【SPI(非言語能力)】  ◆◆◆

1日目
10/11(火)16:40~18:10
損益算、割合、仕事算等
2日目
10/13(木)16:40~18:10
速さ・距離・時間、旅人算、通過算等


SPI講座の様子

数理リテラシー特別講座(夏期)が終了しました!(2016/8/1~8/8, 9/16,9/20)

 8/1(月)~8/8(月)、9/16(金)、9/20(火)の日程で、「2016年度 数理リテラシー特別講座(夏期)」を開催しました。全9講座に延べ382名の申込みがありました!講座は90分×4コマの内容で、最後の試験に合格するとリテラシーの習得認定申請が可能になります。各々の講座では学生さんたちが、専門分野の学習に必要となる数理リテラシーを楽しく学んでいる様子でした♬


実験と電気

数値解析

ベクトル解析

分子構造描画ソフトを用いた分子構造

MATLABによる数学
構造力学と有限要素法

→数理リテラシー特別講座に関する詳細はこちら 

 数理工教育研究センターでは、専門分野に必要な数理リテラシー(数理能力)を分野毎にまとめた数理リテラシープログラムにより、学生さんの学習を支援しています。

→数理リテラシープログラムに関する詳細はこちら

2016 KIT数理講座を開催しました!(2016/07/16)

  7月16日(土)に23号館4階にて、第10回目となる「2016 KIT数理講座」を開催しました!
この講座は数学や理科・科学・モノづくりに興味のある高校生の皆さんに、普段とは異なる側面での数学の学習や面白さ、モノづくりにおける数学・物理の重要性を知ってもらうことを目的としています。
 当日は県内の高校生41名と、引率教諭4名にご参加いただきました。ありがとうございましたm(__)m

【講座内容】

①“ニュートンの運動の3法則を概念理解と実験で解き明かそう”     講師:工藤 知草 講師

②“デジタルオーディオに強くなろう”                 講師:篠田 昌久 教授

【スケジュール】

13:00~13:05

開会の挨拶 「KIT数理講座開催にあたって」

小山 陽一 教授

13:05~16:20

講座①ニュートンの運動の3法則を概念理解と実験で解き明かそう

工藤 知草 講師

講座②デジタルオーディオに強くなろう

篠田 昌久 教授

16:20~16:30

閉会の挨拶

数理工教育研究センター所長
金丸 保典 教授

 


開会式の様子
   


“ニュートンの運動の3法則を概念理解と
実験で解き明かそう”の様子

“ニュートンの運動の3法則を概念理解と
実験で解き明かそう”の様子

“デジタルオーディオに強くなろう”の様子
  

“デジタルオーディオに強くなろう”の様子
 KIT数理講座にご参加いただいた皆様
       誠にありがとうございました!

 

第10回 数理工談話会を開催しました!(2016/06/15)

 6月15日(水)の4時限目に23号館514室で、第10回 数理工談話会を開催しました。
 近年の医学・生物科学分野における数理・工学の応用の進展には目覚ましいものがあります。今回の数理工談話会ではこのような分野への数理の応用について「数理生体情報のフロンティア」をテーマに企画し、下記の2つの講演ならびに意見交換を行いました。

講演① 題 目:「化学分析およびMRIでのフーリエ変換の活用事例とその教育・研究」
    講演者: 大藪又茂 教授(数理工教育研究センター)
講演② 題 目:「生体音声情報研究室の紹介」
    講演者: 高野佐代子 講師(情報フロンティア学部メディア情報学科)


講演①の様子

講演①の様子

講演②の様子
講演②の様子

第54回「高大連携による数理教育の研究」に関する研究会を開催しました!(2016/05/21)

 本年度初回となる第54回「高大連携による数理教育の研究」に関する研究会を5月21日(土)10:00~12:30の日程で開催しました。石川県内の高校から14名の先生方に参加いただきました。
 この研究会は、高校と大学の教員の情報交換や共同作業により、各々の教育現場に効果をもたらす数理教育の教育手法を研究し、教育実践することを目指しています。
 平成28年度本研究会では教育改革の実現のために必要となる「アクティブ・ラーニングの実践と課題」をテーマに掲げ、議論を深めていきたいと考えております。

【話題提供】

  1. 金沢泉丘高校におけるアクティブ・ラーニングの取り組み(金沢泉丘高等学校)
  2. 石川県立工業高等学校におけるPBL授業の実践(石川県立工業高等学校・金沢工業大学)

【参加校】

石川県立金沢泉丘高等学校、石川県立工業高等学校、石川県立輪島高等学校、石川県立加賀聖城高等学校
石川県立金沢二水高等学校、石川県立内灘高等学校、石川県立小松明峰高等学校、石川県立七尾高等学校
石川県立飯田高等学校、北陸学院中学・高等学校、石川県立ろう学校


金丸センター所長の挨拶
   

金沢泉丘高等学校における
アクティブ・ラーニングの取り組み

石川県立工業高等学校における
PBL授業の実践
昼食を交えての意見交換
 

「平成28年度前学期 数理工教育研究センター所長賞表彰式」を開催しました!(2016/5/12)

 5月12日(木)の5時限目、23・514室にて、平成28年度前学期 数理工教育研究センター所長賞の表彰式を行いました。10名が表彰の対象で、4名が表彰式に出席しました。受賞された皆様、誠におめでとうございます。
 今回の表彰理由は、下記の3種類です。

  • 平成27年度数理工教育研究センターのピア・サポーターの育成・就業プログラムに参加し、前学期は教科書講座に真摯に取り組み、後学期は授業支援講座の講師として、このプログラムの目的である「学びあい」の活動で大きな成果を上げた。
  • 数検にチャレンジ!プロジェクトにおいて、リーダーとしてプロジェクト活動を牽引し、特に学生が主体的に実施する勉強会の模範を示し、勉強会を活発化させた。
  • 数検にチャレンジ!プロジェクトの活動の成果として、実用数学技能検定準1級に合格をした。


センター所長賞の授与


記念撮影

「第14回数理工教育セミナー」を開催しました!(2016/3/19)

 3月19日(土)10:00~16:30に、23号館・409室にて、「第14回 数理工教育セミナー」を開催しました。詳細はこちらをご覧ください。

なるほど!「物理実験セミナー」を開催しました!(2016/2/13)

 2月13日(土)13:00~16:30に、7号館7・301室にて、“なるほど!「物理実験セミナー」”を開催しました。このセミナーは、大学COC事業 地域志向教育研究プロジェクトの一環として、数理の広場プロジェクトメンバーの企画・運営で実施しました。当日は、10名の学生スタッフが運営し、石川県内の高校生25名、本学学生2名が参加しました。
 「まわって、すべって、ころがって ~慣性モーメントってなんだろう!?~」をテーマとし、高校物理では学ばない、“慣性モーメント”を扱いました。2本のレール上を、自作の回転体をころがします。回転体の“形状”や“重さ”によって、ころがる“速度”が変わるため、その法則を見つける実験を行いました。さらに、競技大会を行い、ねらいどおりの時間でレールをころがる回転体を設計し、競技大会を行いました!
 “慣性モーメント”のような、概念のみでは理解しにくい物理量も、実験で、観察や測定を繰り返すことで、特性をつかむことができるようになってきます。参加者には、難しいことも、理解できれば楽しい!を実感していただけたようです。


物理実験セミナー・スタート!

学生スタッフによる説明の様子

実験の様子

学生スタッフによる説明の様子

チームで競技大会用の作品製作

競技大会の様子

「平成27年度後学期 数理工教育研究センター所長賞表彰式」を開催しました!(2016/2/3)

 2月3日(水)の5時限目、23・514室にて、平成27年度後学期 数理工教育研究センター所長賞の表彰式を行いました。10名が表彰の対象で、8名が表彰式に出席しました。受賞された皆様、誠におめでとうございます。
 今回の表彰理由は、下記の3種類です。

  • 数理リテラシーパスポートプログラムに積極的に参加し、優秀な成績を収めた。
  • 工学系数学統一試験(EMaT)を受験し、優秀な成績をあげた。
  • 平成27年度 大学COC事業「地域に根づく数理の広場プロジェクト」のメンバーとして、数学や理科の基礎を学びながら、本センター主催の地域連携プログラムへの参画を通して、自己成長を遂げた。


センター所長賞の授与


記念撮影

第53回「高大連携による数理教育の研究」に関する研究会を開催しました!(2016/01/23)

 1月23日(土)10:00~12:30の日程で、第53回「高大連携による数理教育の研究」に関する研究会を開催しました。石川県内の高校から、10名の先生方に参加いただきました。
 第52回に引き続き、「ICTの活用」や「アクティブラーニング」をテーマに、話題提供ならびに意見交換を行いました。

【話題提供】

  1. 輪島高校におけるICT活用法 ~アクティブラーニングの実践をめざして~(石川県立輪島高等学校)
  2. 野々市明倫高校におけるICTの活用について(石川県立野々市明倫高等学校)
  3. ICTを利用した力学分野の指導(小松市立高等学校)
  4. 数学のICT教材の紹介(金沢工業大学)

【参加校】

石川県立輪島高等学校、石川県立野々市明倫高等学校、小松市立高等学校、石川県立加賀聖城高等学校、
石川県立工業高等学校、石川県立小松明峰高等学校、石川県立飯田高等学校、石川県立金沢泉丘高等学校、
遊学館高等学校


輪島高校におけるICT活用法
~アクティブラーニングの実践をめざして~

野々市明倫高校におけるICTの活用について

ICTを利用した力学分野の指導
数学のICT教材の紹介