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平成17年度(2005年度)FD研修会

FD研修会の趣旨とテーマ

 これまで工学基礎教育(数学、物理、化学)に関しては、数理教育研究会やセンターの全体会議、科目担当者会議などを通じて、教育改革・改善を行ってきた。一方、学生からの各種アンケート調査では必ずしも学生の満足度は高いものなっていない。 学生の満足度調査に関し、いろいろな見方があるが、その現状の認識・分析などから課題を明らかにし、今後の数理教育のあり方(平成20年度を想定)を検討した。また、その方向性や提案をまとめるため、工学基礎教育課程およびセンターの教職員(対象者総数34名)による研修会を実施した。 今回の研修会のテーマは、現状認識を踏まえ、『これからの工学基礎教育(数理教育)のあり方とその具体的な展開』とした。

FD研修会での討議のポイント

  • 工学基礎教育の位置づけ(学力面と人間力の面)と教育内容(どこまでカバーするのか)の討議
  • 効果的な教育手法(授業法、教材、課外学習、学習支援など)の討議
  • 基礎数理および数理工統合教育の反省と今後のあり方(理想的な数理工統合に近づく)の討議
  • 平成20年度のカリキュラム(単位数、科目名、履修制限、コース分けなどの見直し)の討議

研修会の運営

■事前準備

  • テーマに合わせたチーム編成(メンバー構成、リーダー、サブリーダーの決定)
  • 研修会用事前学習用資料の準備

■事前学習

 メンバーは各種検討用素材データをもとに自分の意見を整理し、チームリーターに「事前学習用レポート」を提出する
(資料)数理工統合教育アンケート(Bチームより)、 H16総合アンケート(CS室より)

 チームリーダーとサブリーダーは事前打ち合わせを行い、研修会当日までにメンバーの意見を集計し、メンバーにフィードバック

■研修会当日

本学セミナー研修施設にて実施(1泊2日)

1日目:チーム討議 フィードバックレポートを参考に、チーム内で討議し、チームの意見をまとめる

2日目:全体討議 各チーム30分間でチーム討議の内容を発表し、全体の意見交換を行う

■フォローアップ

  • 研修会のまとめとして「工学基礎教育センターFD研修会報告書」を作成する
  • 研修会で出た提案や意見を整理し、学事運営会議で平成20年度の工学基礎教育のベースラインを決める
  • そのベースラインに基づき、数理教育研究会などで新カリキュラムを具体的に検討し、平成18年度内に実施案を作成する

研修プログラム

  • 日程:平成17年度11月26日(土)、27日(日)
  • 場所:本学 池の平セミナーハウス
1日目
スケジュール
様子
08:30 1号館前集合 2005FD研修会様子
08:45 出発
12:00 池の平セミナーハウス到着、昼食
13:20 オリエンテーション
13:30 研修① 検討課題に対するグループ討議
16:30 休憩
18:00 夕食
19:00 研修② グループ討議まとめ
20:30 懇親会
21:30 自由時間
23:00 消灯

 

2日目
スケジュール
写真
06:30 起床 2005FD研修様子(2)
07:00 朝のつどい(国旗・校旗の掲揚、体操、連絡)
08:00 朝食
09:00 研修③ 全体討議(グループ発表)
12:00 昼食
13:00 セミナーハウス出発
16:30 本学到着