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チューター紹介

准教授・博士(学術)
田中 忠芳   Tanaka Tadayoshi
略歴:
高知大学理学部物理学科卒。高知大学大学院農学研究科修士課程(機械工学)修了。愛媛大学大学院連合農学研究科後期博士課程(流体工学)満期退学。近畿大学附属豊岡高等学校、河合塾提携鹿児島高等予備校、鹿児島国際大学福祉社会学部などを経て、2007年から松本歯科大学歯学部講師(物理学・数学)。2013年本学准教授就任。

 

●在学生の皆さんへメッセージ:

 「成果が出るまで努力を続けられる、さらに、その努力を楽しめる人になること」これが私たちの目標です。成果が出るまで努力を継続するためには、各段階における成果の定量化が不可欠です。教育 education の語源がラテン語の「 ex-(~から外へ)」+「duco(導く、引っ張る)」であることからもわかる通り、教育により「内にある能力を外へ引き出す」ことができます。また、学問は「学び問う」ことから始まります。これからの時代に必要とされる人になるには、「わかり方がわかる」「学び方を学ぶ」というプロセスを経て「主体的で自律的な学び」 を獲得することが重要です。どうすればいいか、常に自分に問いかけ、積極的に学びを進めていきましょう。

 

●高校生の皆さんへメッセージ:

 私の出身高校の正門には、旧村岡藩第13代当主山名義鶴氏により「人みな使命あり」と書かれた石碑が、今も立っています。未来から現在を見つめることで今何をすべきかが見えてきます。自らの役割や使命を果たしたときに、自らが生きた証(あかし)をこの宇宙の歴史に刻むことができるでしょう。私と同じ兵庫県北部出身の植村直己氏(登山家・冒険家)が、私の高校においでになり、講演の中で「人は誰でも一つぐらいはできることがある」とおっしゃったのを今も覚えています。自分が頑張れる道を見つけ、できるところから一つずつ始めてみましょう。「成果が出るまで努力を続けられる、さらに、その努力を楽しめる人になること」これが私たちの目標です。