DXハイスクール応援プログラム
事業報告
2024年度 第1回 DXハイスクール応援プログラム
開催日時:2024年8月5日(月) 13:00-15:30
2024年8月6日(火) 10:00-15:30
場 所:金沢工業大学 扇が丘キャンパス
対 象:DXハイスクール採択校教員・教育委員会関係者
内 容:① 探究学習等におけるICT機器の活用例の紹介
② 各種ICT機器展示・操作体験
③ 教育DXカフェ(フリーディスカッション)

主な内容
Ⅰ 探究学習等におけるICT機器の活用例の紹介
生成AIの活用方法やデジタル機器やソフトウェアを活用したグループディスカッションの手法、VRやMRを活用した生徒が使えそうな探究学習の提案、農業や人体計測・修学から得られるデータの分析手法やプログラミン手法など、1講座あたり20分~60分程度で体験・理解できる10のプログラムを提供しました。
P - 2 生成AIとGoogleのツールで実践できるデジタル探究学習
P - 3 新商品デザイン、プロモーション素材作成のための生成AI活用法
P - 4 探究学習に活かす3DCGとXR(VR/AR/MR)コンテンツ・クリエイション
P - 5 人間を測る:アンケートの設計・実施・解析手法と生体・生理計測
P - 6 探究学習のためのプロンプトエンジニアリング
P - 7 修学データ解析の手始め
P - 8 スマート農業の理解とデータ活用アクアポニックスを例とした農業SDGs
P - 9 身の回りの空間のVR撮影とVRメモ技術
P -10 VR・360度カメラを活用した安全教育(危険の疑似体験)

Ⅱ 各種ICT機器展示・操作体験
本学が有するデジタル機器の中でも、3Dプリンタ、VR・MR、遠隔授業支援機器など、高校生の探究学習や情報学習で活用できそうな機器等の実機を展示し、操作体験を行いました。また、連携する企業の協力を得て、最新のデジタル機器の紹介も行いました。

Ⅲ 教育DXカフェ(フリーディスカッション)
高校教員が課題と感じている探究学習の進め方や、デジタル機器を活用した教育の実践方法等について、本学のデジタル教育を推進する教員らと意見交換を行いました。

アンケート結果
Ⅱ 良かった点
1.DXハイスクール応援プログラム
- ・総合的な探究の時間に行う課題研究において、討議の場で使えそうなツールを数多く知ることができた
- ・VRがなかなかイメージできなかったが実際にどのようにすれば活用できるのか分かった
2.デジタル機器展示・操作体験
- ・課題研究だけでなく、授業でも活用していきたいと思えた
- ・実際の機器が動作している様子を見ることができた
- ・実機と実施例を見ることができ、参考になりました
- ・実社会でどのようにICT機器が使われているのかがよく分かった
3.教育DXカフェ(フリーディスカッション)
- ・各県、各校の先生方が集まり、探究学習やDXハイスクール事業の取組を知ることができて、大変有意義でした
- ・他の学校の情報も共有でき、具体的なアドバイス等もいただけた