[2] 学部のカリキュラム

リベラルアーツ系科目

リベラルアーツ系科目の履修科目選択について

 本学では、人文・社会科学から自然科学までの教養基礎を文理横断的に学ぶことに加え、異分野の専門科目や自分野の専門科目を深く学ぶことを「リベラルアーツ教育」として推奨しており、この自由選択科目(12単位以上)を、各自の志向により、「より広く」「より深く」学ぶ科目として「リベラルアーツ系科目」と呼んでいます。「リベラルアーツ系科目」の科目選択にはかなりの自由度がありますので、自分自身で養いたい能力のビジョンをもって履修科目選択を行ってほしいと思います。下記に、履修科目選択(12単位以上)のモデルを提示しますので、参考にしてください(これはあくまでも参考情報であり、リベラルアーツ系科目の科目選択は完全に自由です)。

(ステップ1)
まず、一般教養として、「文理横断」の「人文社会」分野の科目、および、各分野の特別科目の中から、4単位程度を目安に履修する。

(ステップ2)
各自の志向に応じて、下記のカテゴリーから2つ程度を選び、各カテゴリーから4単位程度を目安に履修する。

■グローバルに活躍する技術者になりたい →「 文理横断」の国際教養理工学の授業科目
 *所定の単位を修得すれば、修了証が得られます(p.159参照)

■外国語コミュニケーション能力を養いたい
→ 英語教育課程の英語科目

 (卒業に必要な単位数[8単位]を超えて修得:専門探究)

■数学・数理をより深く学びたい
→ 数理・データサイエンス・AI教育課程の数理基礎科目

 (卒業に必要な単位数[11単位]を超えて修得:専門探究)

■所属学科の専門を究めたい
→ 所属学科の専門教育課程の専門科目

 (卒業に必要な単位数[60単位]を超えて修得:専門探究)

■所属学科以外の専門(他分野)を学びたい
→ 他学科の専門教育課程の専門科目

 *サブメジャー制度にエントリーして所定の単位を修得すれば、「サブメジャー科目群修得の証」が授与されます。

■情報技術(AI, IoT, ICT)を使いこなせるようになりたい
→「 文理横断」の「数理・情報」や「技術統合」の科目

 例えば、ステップ1で4単位、ステップ2では2つのカテゴリーで4単位ずつ修得すれば、合計12単位となり、卒業に必要な単位数の条件は満たされます。より深く勉強したいカテゴリーがあれば、カテゴリーを1つに絞って、そこから12単位修得することでもかまいませんし、逆に、幅広い分野から少しずつ単位修得することもできます。また、12単位という単位数は最低単位数ですので、より多くの単位修得を目指すことを推奨します。いずれにしても、各自の志向に応じて、養いたい能力のビジョンをもって履修科目選択を行うことが重要です。

キーワード
  • 文理横断
  • 専門探究
カリキュラムフロー
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