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「発展する地域連携プロジェクトの実践」(平成18年度)
「KIT産学連携教育プロジェクトの実践」(平成18年度)


 文部科学省「平成18年度現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)」にKITが申請した「発展する地域連携プロジェクトの実践」と「KIT産学連携教育プロジェクトの実践」の2件が選定されました。

 今回の選定で、KITは3年連続での「現代GP」選定となります。さらに平成15年度の「特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」選定とあわせると、4年連続でのGP(グッド プラクテイス)選定となりました。

「平成15年度特色ある大学教育支援プログラム(特色GP)」に「工学設計教育とその課外活動環境」が選定
「平成16年度現代GP」に「学びを創造するインターネット町民塾」が選定
「平成17年度現代GP」に「ネット版工学基礎教育センターへの展開」が選定

 「現代GP」は、文部科学省が各種審議会からの提言等、社会的要請の強い政策課題に対応したテーマ設定を行い、大学等から申請された取組の中から、特に優れた教育プロジェクトを選定し、これからの時代を担う優れた人材の養成を推進することを目的に平成16年度から実施しているものです。

  KITは「平成18年度現代GP」に、6つあるテーマのうち「地域活性化への貢献(地元型)」と「実践的総合キャリア教育の推進」の2テーマに応募し採択されました。テーマ別の申請・選定件数は、「地域活性化への貢献(地元型)」が申請件数123件に対し、選定件数27件、そして「実践的総合キャリア教育の推進」は申請件数176件に対し、選定件数33件でした。なお全体の申請件数は565件で、選定件数は112件でした。

【発展する地域連携プロジェクトの実践】

KITでは毎年10月に金沢市の中心市街地である金沢21世紀美術館周辺で行う「月見光路」など、さまざまな“灯り”のプロジェクトを実施してきました。本取組は、こうした実績を基盤とする教育プロジェクトで、学生と地域住民が一体なった「地域連携プロジェクト」により、地域に対する問題発見解決プロセスを通して、金沢市に実質的な活性化成果を生み出す仕組みを構築します。

  基本的な学習プロセスは、金沢市の都市計画に基づいた事業展開サイクルとKIT独自の問題発見解決型学習プロセスを連動させ、地域における課題の把握、解決策の実践、活動の評価・改善というPDCAサイクルを継続的に行います。この活動は、特定の地域を対象とした「ポイント型地域連携プロジェクト」を基盤とし、複数のプロジェクト活動を都市計画の側面から包括的に実践する「エリア型地域連携プロジェクト」へとプロジェクトを展開することで、地域全体を巻き込んだ「金沢市中心市街地活性化基本計画」への参画を目指します。

 このような行政の取組と連動した教育プロジェクトの実践により、総合的な地域ニーズに対応する“行動する技術者”を育成します。


>>「発展する地域連携プロジェクトの実践」申請書はこちら(PDF)

【KIT産学連携教育プロジェクトの実践】

 KITでは大同工業、富士通、PFU、三谷産業と連携した「KITインターンシップ・プロジェクト」や、野々市、NTTドコモ北陸、能登印刷との産学官連携により野々市町の活性化を図る「CirKitプロジェクト」を推進しています。本取組は、こうした実績をモデルとした教育プロジェクトで、産業界と密接な連携体制の下で、KITの教育の特色である「問題発見解決」型の学習プロセスに、企業が有する社会的な制約条件を盛り込む仕組みの構築を行い、学生に社会性の強い実践的な学習環境を提供するものです。

  具体的には、学内に学部学科の枠組みを超えた、「産学連携教育プロジェクト」という独自の教育実践フィールドを構築し、企業で実施された問題発見解決事例に学生が改めて取り組むものや、学内に擬似的なベンチャー企業を設立する取組を全学的に展開します。

  これにより学生は、即戦力を有した技術者としてのキャリア像を明らかにし、技術的なスキルのみならず、企画、マネジメント、戦略の立案といった、企業に実質的な利潤をもたらすスキルについての定着も図ります。すなわち、企業の厳しい制約条件の中で、組織または個人として、常に明確な目標に向かって取り組む「行動する技術者」を育成する事が本取組の最大の目的です。

>>「KIT産学連携教育プロジェクトの実践」申請書はこちら(PDF)


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