実施概要 内容+出演者 結果報告

large image

<ゲスト出演者プロフィール>

中谷陽二 / Yoji NAKATANI

筑波大学大学院人間総合科学研究科教授 / 司法精神医学・精神病理学・精神医学史

1947年東京生まれ。72年東京医科歯科大学医学部卒業。同大学病院での研修後、長期受刑者を収容する刑務所で3年間の精神科診療に従事、殺人の精神病理学的研究により博士号取得。民間精神病院勤務後、83年より東京都精神医学総合研究所及び都立松沢病院で臨床研究を行う。99年より筑波大学社会医学系教授、04年より現職。
司法から依頼される精神鑑定を多数手がけ、犯罪事例を通して現代社会と精神病理の関わりを考察している。05年の日本司法精神医学会の設立に尽力し、また近代における刑事政策と精神医学の交錯に焦点をあてた歴史研究も。

『精神鑑定の事件史』(中公新書)で講談社出版文化賞(科学出版賞)受賞する他、著書多数。

筑波大学大学院人間総合科学研究所


中村美知夫 / Michio NAKAMURA

京都大学大学院理学研究科助手 / 人類学・霊長類学

1971年熊本県生まれ。京都大学大学院理学研究科博士後期課程退学。理学博士。日本モンキーセンター・リサーチフェロー(99〜04)を経て、04年より現職。
94年からタンザニア、マハレ山塊国立公園で、野生チンパンジーの社会行動の研究に従事。2000年以降、マハレ以外のチンパンジー調査地を訪れ、比較研究も行っている。03年に日本霊長類学会高島賞受賞。

著書に、『マハレのチンパンジー』(京都大学学術出版会)『人間性の起源と進化』(昭和堂)『Behavioural Diversity in Chimpanzees and Bonobos』(Cambridge University Press)など(いずれも分担執筆)。

中村美知夫HP

 

永井 均 / Hitoshi NAGAI

千葉大学人文社会科学研究科教授 / 哲学

1951年東京都生まれ。74年慶應義塾大学文学部卒業。82年同大学院文学研究科博士課程単位取得。信州大学教授を経て、89年より現職。
「私」に関する議論を中心にウィトゲンシュタイン・ニーチェの研究を行っている。

主な著書に『私・今・そして神ーー開闢の哲学』(講談社現代新書)『これがニーチェだ』(同)『<私>のメタフィジクス』 (勁草書房)『<魂>に対する態度』 (同)『ウィトゲンシュタイン入門』 (ちくま新書)『翔太と猫のインサイトの夏休み』 (ナカニシヤ出版)『なぜ人を殺してはいけないのか?』 (河出書房新社/共著)など多数。


金剛地武志 / Takeshi KONGOCHI

ミュージシャン・俳優

1991年東京造形大学造形学部デザイン学科卒業。96年日本コロムビアよりデビュー、yes, mama ok ? として活動。98年自身が主宰するレーベル etiquette recording co. を立ち上げる。作詞、作曲、編曲、プロデューサーとして活動する傍ら、91年頃より俳優としての活動を本格化する。04〜05年、エアギター世界選手権2年連続第4位。

主なレギュラーに日本テレビ「ラジかる!!」、テレビ東京「所さんの学校では教えてくれない」、テレビ神奈川「イグザンプラードラマ」、J-WAVE「TOMORROW」などがある。

 

 

 

<監修者プロフィール>

タナカノリユキ / Noriyuki TANAKA

アーティスト・アートディレクター・映像ディレクター

1985年東京芸術大学大学院美術研究科修了。グラフィック、空間造形、映像、パフォーマンス、環境デザインなど、様々な表現を駆使して活躍するビジュアル・アーティスト。80年代後半から、国内外での展覧会、科学者とのコラボレーションなどのアートワークとともに、サイエンスミュージアムの設計、ピーター・グリーナウェイ『The Pillow Book』の映画美術、MUSIC VIDEO、CMのディレクション、広告CI、商品開発、文化関連事業などのアートディレクション、クリエイティブディレクションなど多分野で国際的に活動している。

ADC賞、アジアンパシフィック広告賞金賞、他受賞歴多数。主な著書に『タナカノリユキの仕事と周辺』(六耀社) 等 。


下條 信輔 / Shinsuke SHIMOJO

カリフォルニア工科大学教授、ERATO下條潜在脳機能プロジェクト/ 知覚心理学・認知脳科学・認知発達学

1955年生。78年東京大学文学部心理学科卒業後、80年同大学院人文科学研究科修士課程、86年同博士課程修了(81-85年マサチューセッツ工科大学留学、同研究員、同Ph.D.)。その後、スミス・ケトルウェル視覚研究所(サンフランシスコ)ポス・ドク研究員、東京大学助教授を経て、カリフォルニア工科大学准教授、現在同教授、 科学技術振興機構下條潜在脳機能プロジェクト研究総括。タナカノリユキとのコラボレーション『Explore Reality/現実の条件』(93)、科学技術館常設展示『FOREST:遊び・創造・発見の森』(95)総括ディレクター、『カンサスサイエンスシティ』(99)出品展示を担当。

『<意識>とは何だろうか』(講談社新書)を中心とする著作でサントリー学芸賞受賞(99)。日本神経科学会より時実記念賞受賞(03)。著書に『まなざしの誕生』(新曜社)、『サブリミナル・マインド』(中公新書)他。

Shimojo Psychophysics Laboratory
下條潜在脳機能プロジェクト

     
back to RENAISSANCE GENERATION TOP