平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」採択 地域志向「教育改革」による人材育成イノベーションの実践

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平成28年度 地域志向教育研究プロジェクト 活動概要

3.「ねばーるプロジェクト」バイオ産業への納豆菌の応用
 -環境負荷低減型農業を目指して-

担当教員 バイオ・化学部 応用バイオ学科 袴田 佳宏 教授
バイオ・化学部 応用バイオ学科 松本 恵子 講師
基礎実技教育課程 堂本 光子 准教授
バイオ・化学部 応用化学科 藤永 薫 教授
参加予定学生 16名

プロジェクト概要

 日本特有の食品微生物である納豆菌を加賀野菜等の地域の作物栽培に応用することで、栽培に伴う環境負荷の低減や野菜の品質向上を目指す。
 農地の土壌には硝酸態窒素が過剰に蓄積し、植物の抵抗性の低下、病原菌の感染、作物収量の減少、作物の機能低下や他の動植物への影響が将来問題となってくると予想される。
 兼六園や金沢市内の公園等から分離した地産の納豆菌を使用し、その有効性を科学的に検証して、環境負荷低減型農業を金沢から日本全国に発信する。

行動目標
  1. 1つの具体的な問題提起を行い、その解決策を考え実行することができる。
  2. 専門知識だけでなく、その地域や産業が抱えている問題を大局的な視点で考察することができる。

 

関連授業科目(予定)

対象学科 対象学年 必修・選択 授業科目名
全学科 2年 選択 基礎生物
応用バイオ学科 1年 必修 バイオ・化学大意(応用バイオ)
応用バイオ学科 1年 必修 基礎生物学
応用バイオ学科 2年 選択 微生物学
応用バイオ学科 2年 必修 アカデミックライティング
応用化学科 2年 選択 環境化学

 

平成28年度の活動予定

  • 地域の農家への聴き取り調査を実施する。
  • 自然界からの納豆菌の分離と納豆菌の分析を行う。
  • 培養方法の確立および被験作物の栽培条件、評価方法の確認を行う。
  • 納豆菌の被験作物への散布あるいは施肥を実施する。
  • 作物の機能性評価、水質検査方法および遺伝子発現解析方法を検討する。
  • 金城納豆、金時草栽培農家による講演会実施を実施する。

 

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