平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」採択 地域志向「教育改革」による人材育成イノベーションの実践

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平成27年度 地域志向教育研究プロジェクト 活動概要

19.核型分析を用いた地域住民と本学学生のヒトゲノム・生命科学教育システム

担当教員 バイオ・化学部 応用バイオ学科 坂本 香織 准教授
基礎教育部 修学基礎教育課程 小木 美恵子 教授
情報フロンティア学部 心理情報学科 吉澤 達也 教授
参加予定学生 34名

プロジェクト概要

 野々市市では市民の健康づくりを推進している。全国的に染色体の異常を分析・解析できる技術者が不足している中、野々市市も例外ではない。本プロジェクトでは、ヒトゲノムを構成する遺伝子や染色体ならびに生命科学に対する知識を本学学生や地域住民が獲得するとともにその理解度を高め、染色体分析技術者を志望する人材への技術・経済的支援の礎を築くことを目的とする。具体的には染色体解析の理解を深めるeラーニング用ソフト「CRASTA」を活用しながら、正常・以上染色体の核型分析のスキルアップを図る。また、市民に対しヒト染色体や生命科学の啓蒙活動を行い、染色体分析技術に関する興味・感心を持たせ学習機会を提供する。将来的には染色体分析を筆頭とするゲノム医科学の観点から、診断・治療・予防を連動させた次世代の医療システムへの発展を目指す。

行動目標

  1. 染色体に関する知識、および細胞遺伝学的解析のプロセスに関する知識について理解することができる。
  2. eラーニングシステムを用いて当該内容を自学自習することにより,染色体分析技術を効率的に身に付けることができる

 

関連授業科目(予定)

対象学科 対象学年 必修・選択 授業科目名
全学科 2期 選択 生涯学習特別講義「技術者のための生命工学」
応用バイオ学科 3期 必修 細胞の構造と機能
応用バイオ学科 4期 選択 細胞生物学

 

平成27年度の活動予定

  • eラーニング用染色体解析ソフトウェアを用いた学生の自学自習によるトレーニングを実施
  • 学外における市民講座の実施
  • 市民の染色体解析トレーニングの実施
  • 教科書の作成

 

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