平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」採択 地域志向「教育改革」による人材育成イノベーションの実践

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平成27年度 地域志向教育研究プロジェクト 活動概要

18.北陸スマートアグリプロジェクト

担当教員 環境・建築学部 環境土木工学科 徳永 光晴 教授
バイオ・化学部 応用化学科 土佐 光司 教授
工学部 情報工学科 河並 崇 講師
参加予定学生 30名

プロジェクト概要

 地域の特性を生かした「農業」の振興・活性化が求められている中で、野々市市・金沢市周辺においては農業法人による稲作が行われており、新規の若い従事者を社員として雇用し、農業就業人口の増加に寄与している。しかしながら、「生産管理」が経験に基づいて人手により行っていることから、その手間を削減し、管理コストを削減すること、管理のノウハウを数値で蓄積するといった効率化が課題になっているという。
 本プロジェクトでは、土木・化学・情報技術を統合化した北陸地域スマートアグリ手法を開発し、稲作の「生産管理」を効率化、さらには工学を活用した新しい農業ビジネスの提案を検討していく。

行動目標

  1. 企業との連携により実践力を身につける。
  2. 農業、土木、化学、情報といった異分野の学生同士の交流、異なる学科の教員との交流、企業との交流を通し、KIT IDEALSを意識して主体性・コミュニケーション能力・リーダシップ能力を涵養する。
  3. 企業との連携により現時的な問題に対する問題発見・解決能力を養成する。
  4. 農業、土木、化学、情報といった異なる分野の交流を通し、自らが学習した専門技術を異分野へ適用する手法を実践的に身につける。

 

関連授業科目(予定)

対象学科 対象学年 必修・選択 授業科目名
全学科 2年 必修 プロジェクトデザインⅡ
全学科 2年 必須 プロジェクトデザイン実践
環境土木工学科 3年 選択 空間情報工学
応用化学科 2年 必修 化学工学
応用化学科 3年 選択 水と環境の化学

 

平成27年度の活動予定

    <土木分野>
  • 人工衛星データを用いた植生指標解析
  • UAVを用いた植生モニタリング
  • UAVデータを用いた植生指標解析 
  • 関連する農業法人、教育研究機関の見学、情報交換
    <化学分野>
  • 圃場用水試料の採取および試料中肥料成分の分析
  • 圃場土壌試料の採取および試料中肥料成分の分析
  • 圃場における物質収支モデルの開発とデータへの適用
    <情報分野>
  • 圃場監視用のセンサネットワークシステムの開発
  • UAVを用いたモニタリングのための補助システムの開発
  • 圃場の土壌管理のための補助システムの開発
  • 低学年の学生向けの組込みシステム学習教材の開発
  • 関連する農業法人、教育研究機関の見学、情報交換

 

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