平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」採択 地域志向「教育改革」による人材育成イノベーションの実践

地(知)の拠点

ホーム > 地域志向教育研究活動 > 地域志向教育研究プロジェクト > 平成27年度 > マルチコプタを利用した手取川流域調査

平成27年度 地域志向教育研究プロジェクト 活動概要

14.マルチコプタを利用した手取川流域調査

担当教員 工学部 航空システム工学科 赤坂 剛史 講師
工学部 航空システム工学科 佐々木 大輔 准教授
工学部 ロボティクス学科 竹井 義法 教授
工学部 ロボティクス学科 土居 隆宏 准教授
工学部 ロボティクス学科 平澤 一樹 講師
工学部 ロボティクス学科 河合 宏之 准教授
工学部 機械工学科 十河 憲夫 教授
参加予定学生 6名

プロジェクト概要

野々市・金沢を取り巻く霊峰・白山は世界ジオパークを目指しており、白山から流れ出る手取川流域は山間部から平野部にかけて急峻な谷、河岸段丘、田園地帯、広大な扇状地など、多様な地形が特徴がある。ラジコン飛行可能なマルチコプタは、飛行ロボットや小型無人飛行機またはドローンとも呼ばれ、 映画・野外イベント・観光名所などの映像や、森林・畑・水田などの生育状況、野生動物の生息域調査、被災地域の調査活動の空中撮影が可能で、また放射線などの電磁波や浮遊粒子などを計測して災害における発生場所の探索が可能である特徴を活かし、本プロジェクトではこの地形を空中撮影することによりダイナミックな映像を捉え、その魅力を発信すること、また、防災や農業における食害対策などの効果を狙う。

行動目標

  1. マルチコプタの飛行特性や運用条件、地域の飛行空域における運用環境や運用限界などについて考えることができる。
  2. 自治体や企業と地域課題発見のための話し合いおよび現地調査を行い、マルチコプタを運用した時に想定される問題点を話し合い、本地域で運用可能なマルチコプタを提案することができる。
  3. ロボット技術や航空技術、センサやアルゴリズムを理解するための勉強会を開催しながら、マルチコプタの設計・製作し、地域と連携した飛行運用実証を行うことができる。
  4. マルチコプタの実用性を認識することができる。
  5. さまざまな地形における空気の流れを観察したり、その流れに対するマルチコプタの飛行への影響について理解を深めることができる。

 

関連授業科目(予定)

対象学科 対象学年 必修・選択 授業科目名
航空システム工学科 1年 必修 機械系製図Ⅰ
航空システム工学科 3年 必修 専門ゼミ(航空システム学科)

 

平成27年度の活動予定

  • 自治体や企業と地域課題発見のための話し合いおよび現地調査
  • ロボット技術や航空技術、センサやアルゴリズムを理解するための勉強会の参加
  • ジオパークの課外授業に参加
  • マルチコプタの運用条件や仕様検討、設計、試作

 

>> 活動報告はこちら <<

ページトップへ

金沢工業大学 産学連携局 連携推進部 連携推進課

〒921-8501 石川県野々市市扇が丘7-1 TEL 076-294-6740 FAX 076-294-6706