2001

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ルネッサンス ジェネレーション '01
[変身願望] 21世紀、ヒトはどう変身してゆくのか。
 

会期:2001年11月10日(土)
会場:草月ホール

*終了しました。


ヒトの歴史は、変身願望の具現化の歴史といっても過言ではありません。古代の神話から現代のSFへと受け継がれる変身譚の数々が物語るように。超速で移動したいという願望から自動車を生み出したように。そして21世紀、ヒトの飽くなき変身願望は、日常のモードやボディケアからバイオテクノロジーやロボティクスといった科学の最前線まで、加速度的にそのエリアを拡大し、かつそのスピードを増大しているように見えます。それは未来身体への希求と言い換えてもいいでしょう。われわれ人類の未来身体を読み解く6時間、[ルネッサンス・ジェネレーション'01 変身願望]にご期待ください。

2001年11月10日(土)13:30-18:00(13:00開場)
草月ホール(phone 03-3408-9113 当日のみ)
入場無料(入場には入場券が必要です。当日券発行をご覧下さい)

プログラム+タイムスケジュール
TIME
内容
<第1部:対論>
13:30〜
(40分)
対論1 瀬名秀明×下條信輔
「ミトコンドリア、キメイラ、ブレイン」


生命科学と文学の最前線を縦横に行き来する瀬名氏とともに、発生と進化の関わりから身体・脳・想像力、生命科学の危険性と倫理、生と死の究極の謎までを、論じます。ヒトの遺伝子にも変身は組み込まれているのでしょうか。
14:10〜
(40分)
対論2 鷲田清一×下條信輔
「意識の皮膚:ファッションの哲学」


化粧、ダイエット、整形手術など、人はあくなき執念を持って、自分のからだを加工します。そのとき<わたし>の心理的な境界はどのように変容するのでしょうか。『モードの迷宮』の著者、鷲田氏とともに考察します。
14:50〜
(40分)
対論3 前田太郎×下條信輔
「パラサイト・ヒューマン:サイボーグの見果てぬ夢」


ウエアラブル・ロボットの最新版「パラサイト・ヒューマン」プロジェクトの旗手である前田氏とともに、変身願望のもうひとつの究極、ロボティクスの未来について徹底的に検証します。
<休憩>
<第2部:パフォーマンス>
15:55〜
(20分)

BIO-RG01 
構成演出=タナカノリユキ


音楽:野口時男(サーティース)
衣装:ひびのこづえ ダンサー: 蹄ギガ、関根えりか

<第3部:バトルトーク>
16:15〜
(40分)
バトルトーク タナカノリユキ×下條信輔
「変身願望:夢と悪夢」


対論やパフォーマンスを振り返りながら、本日のプログラムを総括し、さらに創造力の翼を拡げます。今から半世紀後に、私たちの<からだ>はいったいどうなっているのでしょう。監修者二人による、本プログラム初のバトルトーク。
17:00〜
(60分)
ワンドリンクパーティ
会場をホワイエに移し、出演者と参加者によるパーティー

主催:金沢工業大学
監修:タナカノリユキ・下條信輔

協賛:日本アイ・ビー・エム株式会社 / 富士通株式会社 / 株式会社東芝 / 株式会社映像センター/
サッポロビール株式会社 / 株式会社竹尾 / 凸版印刷株式会社 / 日本SGI株式会社
後援:財団法人日本科学技術振興財団

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