KITビジネスアーキテクトプロジェクト 文部科学省 平成21年度採択「大学教育・学生支援推進事業」大学教育推進プログラム【テーマA】
お問い合わせサイトマップ
金沢工業大学
TOP > 取組み内容 > プロジェクトの実践による効果

取組み内容

プロジェクトの実践による効果

競争意識がもたらす学習意欲の向上

課外学習「ソリューション提案コンテスト」は、学生の学習成果に対して、企業担当者の判断により優劣が決められる場となります。これらの学習機会は、悔しさ、うれしさといった感情を引き出す場となり、学生にとって自分に何が足りないのかを明らかにする貴重な経験となります。また、コンテストに参画した「優れた成果を収めた学生」、「他学科の学生」、「経験を有した先輩学生」は、学生にとって最も身近な人材像であり、学科、学年の枠を超えた学生同士の充実したコミュニケーションが、今後の修学において目指すべく具体的な人材像を明確にし、自身の今後の修学プランを具体化、さらには、幅広い専門知識の修得や自発的な学習への意欲の向上を実現します。

専門領域が異なる学生チーム活動による問題発見解決プロセスの高度化

正課学習「プロジェクトデザイン教育」において、異なる専門スキルを有する学生が共に問題発見解決に取組むことで、お互いの強みや弱みの相違から、学習プロセスの進行そのものが複雑化します。このような状況において、指導担当教員と連携企業担当者によるチームティーチングを実践することで、「プロジェクトテーマから見出した問題点に潜む根本的な原因」や「顧客の立場に立った考え方」といった、プロジェクト内の協調性を図る重要な視点への理解を深めることが可能となり、学生が取組む問題発見解決プロセスが高度化します。