RDA(Re-Design Apartment)プロジェクト (アパートリノベーションプロジェクト)

このアパートリノベーションプロジェクトは環境という大きな問題に対して、自分の生活する住環境を題材として見つめ直し建築的な領域から解決策を見いだす事を目的としている 

金沢工大周辺には4000室を超える大学指定アパートが建っている。その約半数にあたる2000室前後が、1985年から1995年の10年間に建設されている。築20年前後というこれらのアパートの多くは改修を行う必要が出ている。

これらの改修を行う際に単に設備や仕上げを新しくするのではなく、リノベーションという観点から老朽化した木造アパートに新しい価値を与える事で、魅力的な居住空間として生まれ変わらせる事ができる。

学生のアイデアやニーズをデザインとして取り上げ、実際に作業に関わりながら木造アパートのリノベーションを行い、大学と地域が協力しながら魅力ある学生街を生み出して行く事がこのプロジェクトの取り組みである。