現在、技術者には専門知識と実践スキルのバランスを重視した実践的なイノベーション力が強く要望されている。本課程では、プロジェクトデザイン活動から実践的イノベーション力を身につけた「自ら考え行動する技術者」となる人材を育成する。このプロジェクト活動では、チームによる問題発見、情報収集、問題解決のアイデア創出、作品制作や実験によるアイデアの検証など多くのイノベーション手法を学ぶ。
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本科目では、検証プロセスと問題解決プロセスに要する基本スキルを学習する。そのため、本科目では、入学生が所属する学科の特徴的な対象と現象を取り上げる。そして、1つには、取り上げた現象に関わる実験データを、収集→整理→分析→仮説→視覚化→報告するに要する「データ取り扱いスキル」の基本を学習する。1つには、学習した実験知識・技能を活用し、問題発見から解決にいたるプロセスおよび検証活動の基本要素を含む、データに基づく検証活動の基本スキルを学習する。
行動目標●問題発見から解決にいたるプロセスに要する基本要素スキルを習得する。現象・対象・事象を定量的あるいは定性的に捉えられるようになる。現象・対象・事象の特徴・特性・法則性を抽出できるようになる。それらの情報を第三者にわかりやすく伝えることができるようになる。検証活動を円滑に進めるに要する様々な基本スキルを習う。学科で学ぶ技術分野と技術者像を思い描くことができるようになる。
本科目では、実生活の身近な問題の解決に向けて、既に修得した知識・経験、あるいは必要な知識・経験・情報を獲得・体得・収集し、個人であるいはチームでそれらを統合して、チームで組織的にプロジェクト活動を行う。メインテーマによりその流れは異なってくるが、例えば「問題の気付き→現状把握:問題の存在証明・ニーズの存在証明・既存策の把握→問題の原因・構造分析と課題決定→解決コンセプト創案時の前提・達成条件の設定→解決コンセプト提案」といったプロジェクト活動を行う。
行動目標●自身が当事者・関係者となる実生活に関わる身近な問題の解決に向けて、チームで取り組むプロジェクト活動を通して、論理的な思考に基づく活動ができるようになる。解が多様な問題に取組むことができるようになる。個々の知識を集約して問題解決のために活用することができるようになる。新しい課題を探求し創造的に見出していくことができるようになる。確かな人間力を発揮することができるようになる。
本科目では、実社会における他者の問題の解決に向けて、既に修得した知識・経験、あるいは必要な知識・経験・情報を獲得・体得・収集し、個人であるいはチームでそれらを統合して、チームで組織的にプロジェクト活動を行う。メインテーマによりその流れは異なって来るが、例えば「問題の気付き→問題の現状把握:存在証明・ニーズの存在証明・既存策の把握→問題の原因・構造分析と課題決定→課題の現状把握:存在証明・ニーズの存在証明・既存策の把握→課題の解決コンセプト創案時の前提・達成条件の設定→解決コンセプト提案とアピール」と言った、プロジェクトデザインⅠに比して、より深く探究されたプロジェクト活動を、よりを効率的に行う。
行動目標●実社会における他者の問題の解決に向けて、チームで取り組むプロジェクト活動を通して、論理的な思考に基づく活動ができるようになる。解が多様な問題に取組むことができるようになる。個々の知識を集約して問題解決のために活用することができるようになる。新しい課題を探求し創造的に見出していくことができるようになる。確かな人間力を発揮することができるようになる。
本科目では、問題解決を目指すべく提案したコンセプトの、またはそのコンセプトの特徴の内で特定の部分の、有効性/受諾性を検証するプロセスの進め方のスキルを学習する。あるいは、現象・対象・事象を定量的あるいは定性的に捉え、その特徴・特性・法則性に対し提案した仮説を検証するプロセスの進め方のスキルを学習する
行動目標●現象/対象/事象を信憑性高く定量的あるいは定性的に捉えられるようになる。現象・対象・事象の特徴・特性・法則性を信憑性高く抽出できるようになる。それらの情報を第三者にわかりやすく伝えることができるようになる。検証活動を円滑に信憑性高く進めるに要する様々なスキルを習得する。学科で学ぶ技術分野と技術者像を思いえがくことができるようになる。
パーソナルコンピュータ(PC)の仕組みとその能力・可能性を理解する。その上で学生として、また社会人となってPCを教育・研究・技術開発などに活用するための基礎的能力を修得する。
行動目標●パーソナル・コンピュータ(PC)の基礎知識を修得し、ノートPCの特徴と仕様を理解する。Windowsの基礎知識を修得し、WindowsとWindowsアプリケーションを使うことができる。ハードウェア/ソフトウェアのインストール方法を修得し、PCを学習で利用可能な状態にすることができる。ウィルスの仕組みを理解し、ウィルスから自分のPCを防衛することができる。ネットワークの設定方法を修得し、ネチケットを理解して学内ネットワークおよびインターネットの活用ができる。オフィスソフトの操作方法を修得し、データの活用ができる。また、効果的な資料・プレゼンテーションが作成できる。