KITビジネスアーキテクトプロジェクト 文部科学省 平成21年度採択「大学教育・学生支援推進事業」大学教育推進プログラム【テーマA】
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取組み結果

■平成23年度/グリーン電力プロジェクト

連携先:鹿島建設株式会社

1.地域におけるグリーン電力認知度調査の実施

平成23年9月16日〜19日
「グリーン電力プロジェクト」は、情報経営学科の学生が、鹿島建設株式会社との連携から、グリーン電力の普及に取り組むために市民の認識度の調査、グリーン電力の知識の提供について検討を行うプロジェクトである。
社会において環境問題や省エネへの関心が高まる中で、地域における「グリーン電力」導入の必要性を検討しているプロジェクトでは、地域社会における「グリーン電力」の認知度の向上をプロジェクトの課題として位置づけている。
学生は、環境・建築学部の学生が制作した、ライトアップのオブジェと、地元企業が製造販売する太陽光エネルギーによる発電装置を用いて、金沢市中心市街地における地元地域住民の「グリーン電力」認知度調査を実施した。日中太陽光パネルを用いて発電した電力を、夜間にはオブジェを点灯させながら、行き交う人々にアンケート調査やグリーン電力についてPRを行った。
学生は収集したアンケートの結果の分析を行い、地域住民のグリーン電力に関する認知度を高める具体的な解決策の提案を行う。

2.プロジェクト成果発表会

平成24年2月17日
学生が実施した認知度調査の結果を踏まえ、学内においてプロジェクトの成果発表会を実施した。「グリーン電力」への認知度については、全体の約35%の方々が認識しており、昨年度実施した調査結果と大きく変化がなかったが、10代や70歳以上の認知度が高まった点から、東日本大震災等によって多くのメディアが電力の問題を取り上げた結果、認知度が高まったのでは、と分析していた。
また、LEDを用いた照明器具や太陽光場パネルを用いた発電装置を連携させ、実際にグリーン電力へのイメージを伝えたことで、アンケートに答えていただいた方々の「グリーン電力」への理解が深まった。今後はソーシャルネットワークシステム等の活用も視野に入れて、「グリーン電力」に対する認知度を広めていく仕組みの構築等を検討する必要があると発表していた。