KITビジネスアーキテクトプロジェクト 文部科学省 平成21年度採択「大学教育・学生支援推進事業」大学教育推進プログラム【テーマA】
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取組み結果

■平成22年度/電通プロジェクト

協力企業:株式会社電通・株式会社電通西日本

1.説明会の実施

平成22年10月13日(水)
(株)電通が開発、提供しているAR(拡張現実)技術を利用したiPhone用蝶々採集(蝶々型クーポン)アプリを参考に、スマートフォン、AR技術、位置情報技術等を駆使して考案するソリューション提案コンテスト説明会を実施した。
企業担当者より、広告業界の動向、(株)電通の事業について、スマートフォンビジネスの最新動向、アプリ開発に関する話がされた。

2.中間発表会の実施

平成22年11月27日(土)
学生がこれまで創造してきたソリューション提案の内容を、情報学部教員に対して、中間発表会を実施した。企業担当者を迎えて行われる、本審査会に向けて、ソリューションの中で用いられる技術的な視点や、プレゼンテーションの視点など、発表した学生達にアドバイスが行われた。
学生達は、教員からのアドバイスを参考に自身の提案を本審査に向けて修正し、本番でのプレゼンテーションの準備を行った。

3.本審査会の実施

平成22年12月8日(水)
企業担当者を迎え、本審査会を実施した。審査は、企業担当者に加え情報学部教員が参加し行われた。学生への評価は、企業側の視点(市場での有効性や実現可能性等)と大学側の視点(問題発見プロセス、プレゼンテーション等)の両面から実施された。
企業担当者からは、ビジネスモデルとしてどのような形で、利益をあげるのか?といった質問が出されるなど、ビジネススキルの必要性を学生は肌で感じ取っていた。また、これからのICT社会では、理系・文系の枠組みを超えて、社会経済に対して高い感度を有し、かつ技術的なスキルを有した人材が求められているとアドバイスを頂き、学生は今後の修学に対する新たな気付きを得ていた。