背景 |
2015年度は2014年度の製作機を基に、つまむ動作を行うことのできる義手を開発しました。
2016年度は更なる動作の追加と筋電位での操作に取り組みました。また、学外活動として電動義手研究会に参加し、技師装具士や福祉関連の方々の様々な意見を参考にするとともに、医学的・工学的知識を得ました。
2018年度は義手の無線化とサーボモータの増設による親指の可動域の拡大を目指しました。
2019年度は義手のリンク機構を見直す、義手の内部にセンサーを取り付ける試みによってモーターに過度な負荷が掛からない仕組みを構築することを目指しました。
2020年度は2019年度に完成しなかったセンサーの取り付けと全体的な小型化を目指しました。
2021年度は人間の手と同程度のサイズまで小型化し、より安価でかつ扱いやすい重さに抑えることを目指しました。
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ビジョン |
装着中の違和感をなるべく軽減し、これまで培った筋電義手の技術を利用した健常者も利用できるアシストスーツの開発 |
今年度の目標 |
アシストスーツの上肢部分の設計・製作 |
現状 |
筋電義手は実用性を確かめる実験を行うことが難しいため、プロジェクト内でも容易に実験が可能な健常者も利用できる、これまで培った筋電義手の技術を利用したアシストスーツを構想中 |
課題 |
各関節部分の可動域の機構の構想、フレームの材質の選定 |