打ち合わせを重ねる参加者
「PBL型総合力醸成プロジェクト」の一つ建築系総合プロジェクト「Toiroプロジェクト」(指導:建築デザイン学科の下川雄一准教授)が中心となって、同じCOC事業「ヤーコン食育推進プロジェクト」(指導:伊藤隆夫教授)や、石川県立大学、翠星高校の食品化学研究会、野々市市民とチームをつくり、富奥防災コミュニティセンターで、地域活性化のイベントを企画している。
7月25日(土)には翠星高校へ出向き、 冷凍イチゴ、砂糖、クエン酸を煮詰めて糖度やとろみを工夫したジャムづくりを高校生の指導を受け調理体験した。
このジャムづくりは、8月22日(土)に同センターで開催される農業イベント「TOMICHE(トミシェ)」で調理体験型プログラムとして開講される。他にも同イベントでは、親子参加型収穫体験、野々市市産の野菜販売、野々市市特産の夏野菜カレーの試食などを開催予定であり、近くに住んでいながら野々市市の農作物に触れることの少な い市民対象の参加型イベントである。
翠星高校でジャムづくりを体験する学生たち
このイベントの企画・運営に関し、単に1日のイベントの開催だけではなく、地域住民やJAなどの諸団体、石川県立大学、翠星高校と調整しながら、事前に何度も何度も協議・打ち合わせを重ね、相互理解・関係構築をしていく「コトづくり」を実践している。また同イベントで使用する椅子の設計・製作も行った。
8月の開催に向けて、市民や諸団体との関係を継続・発展させながら「市民×大学×高校」型地域イベントを開催する。