マイケル・ファラデーの著書、”電気の実験的研究”第1巻(1839)、
 ”電気の実験的研究”第2巻(1844)、”電気の実験的研究”第3巻(1855)について解説します。
 ファラデーは、電磁気学の黎明期である19世紀の前半に、現在の社会を支えている
 「電磁誘導の法則」を発見しました。他にも、「電気分解に関する法則」、
 「真空管のファラデー暗部」、「反磁性物質」等の数々の発見のほか、
 「回転機」「発電機」の発明など発見の応用にも力を注いでいます。
 また、「正イオン(cation)」「負イオン(anion)」、「陰極(cathode)」、「陽極(anode)」、
 「イオン(ion)」等の今日なくてはならない色々な言葉の命名者でもあります。
 “電気の実験的研究”は、1831年の「電磁誘導の発見」以降のいくつかの学術論文を
 収録したものです。論文には、いかに考え、いかに実験装置や測定器をつくり、実験したか、
 結果はどうであったかについて成功・失敗に関係なく書かれています。
 講座では、”電気の実験的研究”の原著論文の複写(抜粋)ほかを配付し、
 それを参照しながら解説します。

詳細

 →講義のストーリー

講師

金沢工業大学 工学部 電気電子工学科 教授  中田 修平

日程

2018年12月22日(土) 13:00~16:30
  12:00~ 受付開始
  13:00~ 原著から学ぶ科学技術の本質について  (金沢工業大学 学長 大澤 敏)
  13:15~ 講義
  16:00~ 工学の曙文庫(貴重資料室)見学

会場

金沢工業大学 チャレンジラボ(26号館)、ライブラリーセンター貴重資料室
 →アクセス方法
 →キャンパスマップ

対象

科学に興味のある方

定員

30名(先着)

参加費

税込 5,400円
  下記口座へ振込にてお願いいたします。(振込手数料はご負担ください)
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  みずほ銀行 金沢支店 普通 1104266
  ガク) カナザワコウギョウダイガク
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  ※振込名義人欄に ”CLAB”とお書き添えください。(例:コウダイ タロウ CLAB)

申込方法

申込みフォーム】からお申込みください。
  --- 〆切は、12月14日(金)です。
  --- お申込後のキャンセルは、12月20日(木)までにご連絡ください。

お問い合わせ

本講座に関するお問合せは、下記までお気軽にどうぞ。

金沢工業大学 チャレンジラボ運営室
(〒921-8501 石川県野々市市扇が丘7-1)
TEL:076-294-6734(平日9:00~17:00、土曜9:00~13:00)
FAX:076-294-6736
Mail:challengelab◆mlist.kanazawa-it.ac.jp(◆を@[半角]にしてください)