本研究所は、コンテンツとテクノロジーの融合領域において、新たな価値創造を推進し、次世代のメディアコンテンツ産業を担う人材の養成と同時に研究成果の社会への還元と普及のため、学外に開かれた研究所として機能させ、社会への貢献を目指す。
衛星通信、ブロードバンド通信、デジタルシネマ技術、デジタル放送技術、インターネット、モバイル通信、ディスプレイ技術、データ圧縮、データ・セキュリティー技術により運用されているプラットフォーム上において、マスおよびグループ、個人を対象として配給利用されるコンテンツとテクノロジーの融合について、その最新技術分野並びに、メディアエンターテインメント産業において、グローバルな視点から芸術・技術・経営の融合ができる人材の育成や支援に関する研究を行う。これらのコンテンツとテクノロジーの融合に関する先端的技術分野の動向調査、及び技術開発について、本学のかかげる「産学官協同」の精神のもと活動を進めていく。
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既存学会(日本映像学会、コンテンツクリエーション アンド コミュニケーション学会、情報処理学会など)での研究発表はもとより、政官民に対する情報発信を定期的に行うフォーラムやシンポジウムを開催、各界のリーダーを客員教授、研究員として招き最新情報に立脚し、社会ニーズに応える提言を行うことを目指す。
また、海外で近似した活動を行う高等教育機関、政府機関、民間シンクタンクと連携を構築し、国際学会やフォーラムへの参加も推進する。本学学部、大学院、各研究所に対する情報供給、共同研究も推進し、学部生への定期的な特別講演、講座の開設、大学院生の研究指導への協力、各研究所への産学協同プロジェクトの支援を行う。
「産学協同」を建学の理念とする金沢工業大学の研究所は、産業界や公共団体からの委託研究、政府機関からの助成研究など、既に年間200件を超える実績をもっています。 本学の設備を使用したデータの収集・解析といった比較的簡単な依頼から、大手企業や政府機関とともに行う巨大プロジェクトまで、費用も数十万円から数億円までと、さまざまな依頼のケースがありますが、規模や内容について多岐のテーマに確実に応えていけるシステムと組織運営を行っています。