学習支援計画書の照会 |
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授業科目区分 | 科目名 | 単位数 | 科目コード | 開講時期 | 履修方法 |
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専門教育課程 専門科目 専門 |
建築エンジニアリング総合演習B Architectural Integrated Exercises for engineering B |
3 | A039-01 | 6期(後学期) | 修学規程第4条を参照 |
担当教員名 | 研究室 | 内線電話番号 | 電子メールID | オフィスアワー |
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授業科目の学習教育目標 | |
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キーワード | 学習教育目標 |
1. 空気・熱・光環境 2. 音・景観・心理評価 3. 環境デザイン・地域連携 4. 構造計画・設計 5. 鉄筋コンクリート・鉄骨造 |
建築の構造・環境領域における総合演習を行う。実験・演習を通して建築に関わる物理現象 を理解すると同時に、専門的な環境測定技術や構造設計の手法を学び、それを実務に応用で きる能力を身に付ける。さらに実験・演習の過程を通して、実際の設計において遭遇する様 々な問題を発見し、その解決策を立案できる能力を身に付ける。また、これらの技術が実際 の社会に対してどのように関わっているかを地域における実例を通して学ぶことで理解を深 める。 |
授業の概要および学習上の助言 |
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■環境実験 □空気および熱・エネルギーに関する実験・演習(前半5回) 「空気」「熱・エネルギー」のテーマより1つ選択し、環境設計に関する実験・演習を行う。 □より専門的な実験・演習(後半10回<自己点検授業を含む>) 「熱」「空気」「音」「光」「都市の緑」等のテーマから1つ選択し、より専門的な実験・演習を行う。 ■構造演習 □RC+S造の設計(前半5回:第5回で課題提出) RC造とS造の混構造の設計を行う。設計に関わる各種条件は、指導書および各回の講義で指示する。 本課題では、用途、地域、敷地に応じたエスキースのチェックを通して、建築関連法規への適合、正しい製図方法(意匠・ 構造)について指導する。 □RC+S造の構造設計(後半10回<自己点検授業を含む>) 前述の自ら設計した建築物について、構造計画から構造図の作成に至る一連の設計と計算を行い、建築物の構造設計に関わ る総合演習を体験する。 ※欠席は大きく減点されるので注意すること。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
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教科書:KIT A事務所構造計算書 本編 2020[金沢工業大学]、KIT A事務所構造計算書 解説編 2020[金沢工業大学] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
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(環境)各テーマに対して積極的に予習し、検討課題の発掘に努める。1,2年次の履修科目の教科書、授業ノートを復習し内 容を確認する。安全に作業できるような服装で実験に臨むこと。データの整理・処理をするため、パソコン、ノート、筆記用 具は常に持参する。 (構造)1,2年次および3年前学期までの履修科目の教科書、授業ノートを復習し内容を確認する。同時期に開講される「建 築構造設計」と一体的に授業が運営されるため、同科目の履修を強く推奨する。 |
学生が達成すべき行動目標 | ||
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No. | 学科教育目標 (記号表記) |
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@ | G,I,M,N | 環境または構造に関する物理を理解し、その現象の理論的背景や評価式(設計式を含む)を理解することができる。 |
A | G,I,M,N | 実験または構造計算の結果に基づいて、図(図面を含む)や表を正確に表現し、その妥当性について説明することができる。 |
B | G,I,M,N | 課題の主旨に基づき、論理的・客観的で、かつ分かりやすい報告をすることができる。 |
C | A | 授業に積極的に取り組む姿勢を持ち、期限の厳守、無遅刻、無欠席を心がけ、社会へ貢献するための心構えを身につける。。 |
D | ||
E |
達成度評価 | ||||||||||
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指標と評価割合 \ 評価方法 | 試験 | クイズ 小テスト |
レポート | 成果発表 (口頭・実技) |
作品 | ポートフォリオ | その他 | 合計 | ||
総合評価割合 | 0 | 0 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 | ||
総合力指標 | 知識を取り込む力 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | |
思考・推論・創造する力 | 0 | 0 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | ||
コラボレーションとリーダーシップ | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | ||
発表・表現・伝達する力 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | ||
学習に取組む姿勢・意欲 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 30 |
評価の要点 | |||
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評価方法 | 行動目標 | 評価の実施方法と注意点 | |
試験 | @ |
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A | |||
B | |||
C | |||
D | |||
E | |||
小テスト クイズ | @ |
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A | |||
B | |||
C | |||
D | |||
E | |||
レポート | @ | レ |
(環境) 各自のテーマに応じた発見を目指すポイント、実験・実測の組み立て、データ分析の手法や解 析方法の妥当性の検討、得られた結果の考察と結論等について、明瞭に提示すること。発表では、分かり やすさ、課題のレベル、得られた成果を評価するほか、文字サイズ、グラフ表現、発表態度、質疑応答等 も評価対象となる。 (構造) 設計図書として必要事項がすべて記載されていなければならない。計算仮定、規模、複雑さ、 整合性、各種計算、図面、丁寧さ、等を総合的に評価する。 |
A | レ | ||
B | レ | ||
C | レ | ||
D | |||
E | |||
成果発表(口頭・実技) | @ |
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A | |||
B | |||
C | |||
D | |||
E | |||
作品 | @ |
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A | |||
B | |||
C | |||
D | |||
E | |||
ポートフォリオ | @ |
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A | |||
B | |||
C | |||
D | |||
E | |||
その他 | @ |
(共通) 遅刻・欠席は原則として認めない。提出期限を遵守する。また、日頃の学習行動を評価する。 | |
A | |||
B | |||
C | レ | ||
D | |||
E |
具体的な達成の目安 | |
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理想的な達成レベルの目安 | 標準的な達成レベルの目安 |
(環境) 各自が設定したテーマについて、物理環境の測定と評価がで き、レポート作成ならびにプレゼンテーションを行うことがで きる。 (構造) 構造設計の流れと考え方を理解し、実際に構造設計を適切に 行うことができる。 |
(環境) 適切でわかりやすいレポート作成とプレゼンテーションがで きる。 (構造) 構造設計の流れと考え方を一通り理解し、指導を受けて構造 設計を行うことができる。 |
授業明細 |
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回数 | 学習内容 | 授業の運営方法 | 学習課題 予習・復習 | 時間:分 |
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1−2 |
ガイダンス ・実験テーマの班分け ・授業進行に関する説明 |
講義と質疑 |
実験内容予習 指導書を読む |
120 |
3-10 |
総合演習 ・設計・製図を含めた演習 ・「総合力」ラーニングを盛り込む |
演習 |
実験内容予習と復習 宿題 (具体的な学習課題は担当教員の 指示に従う) |
180/週 |
11-30 |
実験・演習 (環境) ・温熱環境・空気環境の測定と分析 ・気流測定の測定と分析 ・光環境の測定と分析 ・音環境の測定と分析 (構造) ・構造設計の実施 ※各分野で【振り返り授業】が盛り込まれる ※最終週(29, 30回)は自己点検授業を含む ※自己点検授業では、レポートの講評、成績確認、授 業アンケート等、を行う。 |
実験と演習 |
(環境) 実験内容予習と復習(具体的 な学習課題は各テーマ担当教員の 指示に従う) (構造) 次回までにすべき範囲を宿題 として実施し、授業中に課題の進 捗・正答を教員が行う。指示に従 い修正し構造設計を進める。 |
180/週 |