学習支援計画書の照会 |
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授業科目区分 | 科目名 | 単位数 | 科目コード | 開講時期 | 履修方法 |
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修学基礎教育課程 人間形成基礎科目 生涯学習 |
生涯学習特別講義(コミュニケーション技法) |
2 | G408-01 | 3期(前学期) 4期(後学期) |
修学規程第4条を参照 |
担当教員名 | 研究室 | 内線電話番号 | 電子メールID | オフィスアワー |
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授業科目の学習教育目標 | |
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キーワード | 学習教育目標 |
1. コミュニケーションのタイプ 2. 傾聴 3. 質問技法 4. プレゼンテーション 5. 地域連携 |
学生として、さらに社会人になった際にも、他人と効果的なコミュニケーションを図ること ができるように、コミュニケーションの基本を知る。「聞く」および「話す」ことについて は、状況に応じて、また相手のコミュニケーションのタイプに合わせてより良い方法を考え 、実践する方法を身につける。グループ演習を多く取り入れているので、演習の中でもメン バーとの効果的なコミュニケーションを体得する。 |
授業の概要および学習上の助言 |
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本科目では、コミュニケーション技法について以下の項目を取り上げる。 1.コミュニケーションの必要性 2.聞くことの重要性 3.話すことの重要性 4.4つのコミュニケーションタイプの特徴(強みと弱み) 5.相手のタイプに合わせたコミュニケーションのポイント 6.効果的なプレゼンテーション技法 これらの各項目について、基本概念、用語、および理論について説明する。さらにそれぞれの項目において、理解を深めるた めに具体的なトピックを挙げながら講義する。また知識として理解するだけではなく、実践できるようになるために、授業時 間内にグループ演習、個人演習などを実施する。 評価については、各項目に関する講義の内容と基本的事項の理解を確認するために、レポート、成果発表(プレゼンテーショ ン)を課す。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
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教科書:アクティブラーニングで身につけるコミュニケーション力:聞く力・話す力・人間力[近代科学社] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
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1.毎回の授業への出席が非常に重要である。グループ演習も多いため、欠席、遅刻を厳禁とする。 2.学んだ項目は授業の中だけではなく、日常生活でも意識して活用することで身につくので、復習をしっかり行い、実践す ること。 |
学生が達成すべき行動目標 | ||
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No. | 学科教育目標 (記号表記) |
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@ | A,B | 効果的なコミュニケーションを行うための要素を理解し、自らの行動を自己評価することができる |
A | A,B | コミュニケーションタイプの違いを理解し、それぞれの強みと弱みを文章で説明することができる |
B | A,B | 自分と異なるコミュニケーションタイプの人と効果的なやりとりをするための方法を考え、文章で記述することができる |
C | A,B | 自分のプレゼンテーションの長所と改善ポイントを認識し、より良いプレゼンテーション実施への方法を記述できる |
D | A,B | 聞き手にとってわかりやすいプレゼンテーションを実施することができる |
E | A | 本科目における学生が達成すべき行動目標を自己評価できる |
達成度評価 | ||||||||||
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指標と評価割合 \ 評価方法 | 試験 | クイズ 小テスト |
レポート | 成果発表 (口頭・実技) |
作品 | ポートフォリオ | その他 | 合計 | ||
総合評価割合 | 0 | 0 | 45 | 45 | 0 | 5 | 5 | 100 | ||
総合力指標 | 知識を取り込む力 | 0 | 0 | 20 | 15 | 0 | 0 | 0 | 35 | |
思考・推論・創造する力 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | ||
コラボレーションとリーダーシップ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | ||
発表・表現・伝達する力 | 0 | 0 | 15 | 20 | 0 | 0 | 0 | 35 | ||
学習に取組む姿勢・意欲 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 5 | 5 | 20 |
評価の要点 | |||
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評価方法 | 行動目標 | 評価の実施方法と注意点 | |
試験 | @ |
| |
A | |||
B | |||
C | |||
D | |||
E | |||
小テスト クイズ | @ |
| |
A | |||
B | |||
C | |||
D | |||
E | |||
レポート | @ | レ |
●レポート1:第4回の授業時間内に作成(15点) ・自らのコミュニケーションについて分析し、今後の行動指針をまとめる。 ●レポート2:第8回の授業時間内に作成(30点) ・自らのDiSCタイプ別行動特性の活用に関して、実例を踏まえて記述する。タイプ別の行動特性の 理解度、自らの経験に関する考察、論理性、文章作成の基本ルールを採点基準とする。 |
A | レ | ||
B | レ | ||
C | |||
D | |||
E | |||
成果発表(口頭・実技) | @ |
●第12回、第13回、第14回の授業時に実施(30点) ・実施要領の説明、実施の順番などは第11回の授業時に説明する。 ●プレゼンテーション実施時、他学生のプレゼンテーションに対する講評を文書化し、提出する。 記述された内容を含めて評価する。(15点) | |
A | |||
B | |||
C | レ | ||
D | レ | ||
E | |||
作品 | @ |
| |
A | |||
B | |||
C | |||
D | |||
E | |||
ポートフォリオ | @ | レ |
●学生が達成すべき行動目標@〜Dについての自己評価と、その理由をポートフォリオ内に記述する。 指定された期限内に印刷して提出する。(5点) |
A | レ | ||
B | レ | ||
C | レ | ||
D | レ | ||
E | レ | ||
その他 | @ | レ |
●出席率、遅刻の有無などの状況(5点) |
A | レ | ||
B | レ | ||
C | レ | ||
D | レ | ||
E |
具体的な達成の目安 | |
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理想的な達成レベルの目安 | 標準的な達成レベルの目安 |
1.コミュニケーションにおける傾聴の重要性を理解し、具体 的な実践方法について説明できる。 2.DiSC理論で定義されている4つのタイプの行動特性につい て強みと弱みについて具体例を交えて説明できる。 3.DiSC理論で定義されている4つのタイプの人とのコミュニ ケーションのポイントを具体例を交え、説得力をもって説 明できる。 4.聞き手に取ってわかりやすいプレゼンテーションを実施す るためのポイントを踏まえて、効果的なプレゼンテーショ ンを実施することができる。 |
1.傾聴とは何か、さらにコミュニケーションにおける傾聴の 重要性について説明できる。 2.DiSC理論で定義されている4つのタイプの行動特性につい てそれぞれの強みと弱みを説明できる。 3.DiSC理論で定義されている4つのタイプの人とのコミュニ ケーションの基本的なポイントを説明できる。 4.聞き手に取ってわかりやすいプレゼンテーションを実施す るためのポイントを説明できる。 |
授業明細 |
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回数 | 学習内容 | 授業の運営方法 | 学習課題 予習・復習 | 時間:分 |
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1回 |
科目ガイダンス ・学習支援計画書の説明 ・レポートの提出およびプレゼンテーション実施要領 に関する説明 ●コミュニケーションの必要性 ・基本的な考え方を理解する ●自己紹介とお互いを知るための演習を実施 ●会話力(聞く・話す) ・必要な要素について考える ●聞くことの重要性 ・「傾聴」の重要性を理解する ・「傾聴」の実践方法を考える |
講義と質疑応答 演習 |
【復習】 ・本科目「学習支援計画書」の 熟読 ・自分自身が「傾聴」を実践する 具体的な方法を考え、授業や 日常生活で実践する |
30 30 |
2回 |
●聞くことの重要性(続き) ・質問のタイプを理解する ・いろいろなタイプの質問の効果的な使用方法を 考える ●話すことの重要性 ・目的に応じた話し方 ・雑談力 ●演習を実施し、演習の結果についてグループ内で 共有する |
講義と質疑応答 演習 グループ討議 |
【予習】 ・テキスト第2章を読んでおく 【復習】 ・自分自身が「質問技法」、「目 的に応じた話し方」を実践する 具体的な方法を考え、授業や 日常生活で実践する |
30 60 |
3回 |
●非言語コミュニケーション ・言葉以外によるコミュニケーションの重要性につい て理解する ●演習を実施し、演習の結果についてグループ内で 共有する |
講義と質疑応答 演習 グループ討議 |
【復習】 ・授業で得た知識を確認し、授業 や日常生活において、言語以外 によるコミュニケーションを 意識して行動してみる |
60 |
4回 |
●会話力のまとめ(振り返り) ・会話に必要な要素、聞くことの重要性、話すことの 重要性に関するレポート作成(レポート1) :自らの行動を分析し、今後の行動指針をまとめる *持参物:PC(レポート作成に使用) ●次回の授業のための事前課題の実施要領説明 |
振り返り授業 質疑応答 演習 |
【予習】 ・効果的なコミュニケーションに 関する自分自身の行動を振り返 って考えておく 【課題】 ・レポート1を完成させる |
60 60 |
5回 |
●タイプ別コミュニケーション(1) ・DiSC理論の背景と各タイプの行動特性を理解 する |
講義と質疑応答 演習 |
【予習】 ・第4回の授業で指定された事前 課題を完成させ、結果レポート を読んでおく 【復習】 ・授業で得た知識を確認し、自分 の分析結果を読み直しておく |
60 60 |
6回 |
●タイプ別コミュニケーション(2) ・DiSCタイプ別の効果的なコミュニケーション 方法について考える ●レポート1の採点結果の確認(自己点検) |
講義と質疑応答 演習 自己点検 |
【予習】 ・DiSCタイプ別行動特性について 理解しておく 【復習】 ・授業で得た知識を確認しておく |
60 60 |
7回 |
●タイプ別コミュニケーション(3) ・チーム活動におけるDiSCタイプ別行動特性の 活用について考える |
講義と質疑応答 演習 |
【復習】 ・次回の授業でのレポート作成に 向けて知識を確認しておく |
60 |
8回 |
●タイプ別コミュニケーション(4) ・DiSCタイプ別行動特性の活用に関するレポート作成 (レポート2):自らのDiSCのタイプを踏まえ、他人 との効果的なやりとりについて実例を基にまとめる (振り返り) *持参物:PC(レポート作成に使用) |
振り返り授業 質疑応答 演習 |
【課題】 ・レポート2を完成させる |
60 |
9回 |
●発表力 ・効果的なプレゼンテーションのポイント ・準備 ・実施 ・評価 |
講義と質疑応答 演習 |
【予習】 ・テキスト第3章を読んでおく |
60 |
10回 |
●総合プレゼンテーションの準備(1) ・総合プレゼンテーションの実施要領の説明 ・発表資料の作成 *持参物:PC ●レポート2の採点結果の確認(自己点検) |
講義と質疑応答 演習 自己点検 |
【課題】 ・総合プレゼンテーションの説明 資料の原案を作成する 次回の授業でリハーサルができ るように準備する |
90 |
11回 |
●総合プレゼンテーションの準備(2) ・実施にむけての準備作業 (グループ内リハーサルの実施) *持参物:PC ●グループ内リハーサルでのコメントシートの確認 (自己点検) |
演習 自己点検 |
【課題】 ・総合プレゼンテーションの説明 資料を完成させる |
60 |
12回 |
●総合プレゼンテーションの実施(1) ・個人別プレゼンテーション実施:(ビデオ撮影) ・他の学生のプレゼンテーションについてコメント を記入 *持参物:PC(プレゼンテーション実施者のみ) |
発表 振り返り |
【予習】 ・プレゼンテーションのリハーサ ルの実施 【復習】 ・プレゼンテーション実施時の 反省点をまとめる ・自己評価レポート(ポートフォ リオ)の入力 |
90 30 30 |
13回 |
●総合プレゼンテーションの実施(2) ・個人別プレゼンテーション実施 続き (13回〜15回にかけて全員が個人でプレゼン テーションを実施する) *持参物:PC(プレゼンテーション実施者のみ) *指定された期日までに、自己評価レポート(ポート フォリオ)を印刷し提出する |
発表 振り返り |
【予習】 ・プレゼンテーションのリハーサ ルの実施 【復習】 ・プレゼンテーション実施時の 反省点をまとめる ・自己評価レポート(ポートフォ リオ)の入力 |
90 30 30 |
14回 |
●総合プレゼンテーションの実施(3) ・個人別プレゼンテーション実施 続き (13回〜15回にかけて全員が個人でプレゼン テーションを実施する) *持参物:PC(プレゼンテーション実施者のみ) *指定された期日までに、自己評価レポート(ポート フォリオ)を印刷し提出する |
発表 振り返り |
【復習】 ・自分自身のプレゼンテーション のビデオ・ファイルを視聴して 気付いた点をまとめて、今後の 改善計画をたてる ・自己評価レポート(ポートフォ リオ)の入力 |
90 30 |
15回 |
●自己点検授業 ・レポートおよびプレゼンテーション実施結果の 評価を確認 ●第1週〜第14週の学習内容の振り返りと質疑応答 ●授業アンケート実施 |
振り返り授業 質疑応答 自己点検 アンケート |
【復習】 ・学習内容全般について確認する |
90 |