学習支援計画書の照会 |
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授業科目区分 | 科目名 | 単位数 | 科目コード | 開講時期 | 履修方法 |
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修学基礎教育課程 人間形成基礎科目 生涯学習 |
生涯学習特別講義(ポジティブ心理学と組織活性化)(夏期集中講義) |
1 | G481-01 | 5期(前学期) | 修学規程第4条を参照 |
担当教員名 | 研究室 | 内線電話番号 | 電子メールID | オフィスアワー |
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授業科目の学習教育目標 | |
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キーワード | 学習教育目標 |
1. ポジティブ心理学 2. 組織活性化 3. ポジティブリーダーシップ 4. ワークエンゲージメント 5. Appreciative Inquiry |
ビジネスの世界で昨今注目されている、ポジティブ心理学を活用した組織改革の在り様につ いて基礎的な内容を学ぶ。ポジティブな側面に注目するポジティブ心理学について知り、職 場環境の活性化に向けて、如何にこれからの時代に求められる新たなリ−ダ−シップを効果 的に発揮させるのか、従業員のワークエンゲージメントを向上させるのか、基本的な手法に ついて演習を通して体感する。 |
授業の概要および学習上の助言 |
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少子高齢化に依る人手不足が課題となっている現代において、ビジネスの成否は「顧客満足度」のみならず、「従業員満足 度」にも大きく関わってくる。「働きたくなる職場」を如何に構築するかが問われる中、企業の生産性を上げるには、人手不 足の現場で従業員の心身の健康度をも向上させるリ−ダ−の育成や、従業員が長く働きたいと思える職場風土をどのように作 り上げるかがカギとなる。米国を中心とした先進国では既に、ポジティブ心理学を活用し、組織活性化に必要なリ−ダ−シッ プの在り様や、従業員のwell-beingを向上させる環境調整に関する手法が着目されている。そこで本科目では、ポジティブ心 理学の応用となる組織活性化について取り上げ、主に以下の3点について概説する: 1. ポジティブ心理学の基本 2. ポジティブ組織論 3. ポジティブアプローチの手法(AI: Appreciative Inquiry) 各項目の概要を学んだ後、ポジティブアプローチの手法の一部を演習にて体験する。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
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教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
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特になし |
学生が達成すべき行動目標 | ||
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No. | 学科教育目標 (記号表記) |
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@ | B | ポジティブ心理学の基礎概念および基礎用語を文章で説明することができる。 |
A | B | ポジティブリーダーシップとは何か文章で説明することができる。 |
B | B | ワークエンゲージメントはどのように高めることができるのかを文章で説明することができる。 |
C | B | Appreciative Inquiryの基礎概念および基礎用語を文章で説明することができる。 |
D | B | Appreciative Inquiryの実践方法を文章で説明することができる。 |
E |
達成度評価 | ||||||||||
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指標と評価割合 \ 評価方法 | 試験 | クイズ 小テスト |
レポート | 成果発表 (口頭・実技) |
作品 | ポートフォリオ | その他 | 合計 | ||
総合評価割合 | 30 | 0 | 40 | 30 | 0 | 0 | 0 | 100 | ||
総合力指標 | 知識を取り込む力 | 25 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 45 | |
思考・推論・創造する力 | 5 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 15 | ||
コラボレーションとリーダーシップ | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | ||
発表・表現・伝達する力 | 0 | 0 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 20 | ||
学習に取組む姿勢・意欲 | 0 | 0 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 10 |
評価の要点 | |||
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評価方法 | 行動目標 | 評価の実施方法と注意点 | |
試験 | @ | レ |
第1回〜第3回までに学習した内容について、第4回に試験を行う。(30%) |
A | レ | ||
B | レ | ||
C | レ | ||
D | |||
E | |||
小テスト クイズ | @ |
| |
A | |||
B | |||
C | |||
D | |||
E | |||
レポート | @ | レ |
各授業で学んだ内容をまとめるレポートを作成する。第1回の講義にて配布された用紙に、指示された都 度記入し、第7回の授業時間内に完成させる。(40%) |
A | レ | ||
B | レ | ||
C | レ | ||
D | レ | ||
E | |||
成果発表(口頭・実技) | @ | レ |
講義内容、およびそこで自身が学んだことをまとめたレポートに基づいて、クラス全体に対して発表を行 う。(30%) |
A | レ | ||
B | レ | ||
C | レ | ||
D | レ | ||
E | |||
作品 | @ |
| |
A | |||
B | |||
C | |||
D | |||
E | |||
ポートフォリオ | @ |
| |
A | |||
B | |||
C | |||
D | |||
E | |||
その他 | @ |
| |
A | |||
B | |||
C | |||
D | |||
E |
具体的な達成の目安 | |
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理想的な達成レベルの目安 | 標準的な達成レベルの目安 |
ポジティブ心理学の基礎概念および基礎用語を正しく理解し 、説明できる。また、ポジティブ心理学に基づいた、ポジティ ブリーダーシップ、およびポジティブアプローチの方法(Appr eciative Inquiry)についても理解し、それらを自分の所属す る組織の活性化に活用する方法を考え、実践するための計画を 立てることができる。 |
ポジティブ心理学の基礎概念および基礎用語を理解し、説明 できる。また、ポジティブ心理学に基づいた、ポジティブリー ダーシップ、およびポジティブアプローチの方法(Appreciati ve Inquiry)についても理解し、説明することができる。 さらに、それらを組織の活性化に活用する方法を考え、説明す ることができる。 |
授業明細 |
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回数 | 学習内容 | 授業の運営方法 | 学習課題 予習・復習 | 時間:分 |
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1回 |
科目ガイダンス ●自己紹介とお互いを知るための演習 ●ポジティブ心理学とは |
講義と質疑応答 演習実施 |
予習:ポジティブな生き方とは何 かを考えてみる 復習:講義内容を確認しておく |
30 30 |
2回 |
●ポジティブ心理学とは(続き) |
講義と質疑応答 演習実施 |
復習:講義内容を確認しておく |
60 |
3回 |
●ポジティブ組織論 ・ポジティブリーダーシップ ・ワークエンゲージメント ●組織におけるポジティブコミュニケーション ・ポジティブアプローチの手法 (AI : Appreciative Inquiry) |
講義と質疑応答 演習実施 |
予習:ポジティブ心理学を活用し たコミュニケーションとはどんな ことかを考えてみる 復習:講義内容を確認しておく |
60 60 |
4回 |
●第1回〜第3回の講義内容の振り返り ●理解度テスト実施 ●テスト結果のフィードバックと自己点検 |
質疑応答 テスト実施 自己点検 |
予習:第1回〜第3回の授業内容に ついて見直しを行い、質問を考え る 復習:テスト結果を踏まえて、理 解不足な項目を読み直す |
60 30 |
5回 |
●Appreciative Inquiry実践演習@ |
演習実施 |
予習:第3回で学んだポジティブ アプローチの手法の手順を確認し ておく 復習:演習内容を確認しておく |
30 30 |
6回 |
●Appreciative Inquiry実践演習A ●ポジティブコミュニケーションのまとめ ●まとめレポートの作成 |
演習実施 質疑応答 |
予習:まとめレポート作成のため にここまでの講義内容・演習内容 を確認しておく 復習:作成中のまとめレポートを 見直しておく |
60 60 |
7回 |
●まとめレポートの作成(続き) ●まとめレポートの内容を発表する ●全体の振り返り(自己点検) |
演習実施 成果発表 自己点検 |
予習:発表する内容を考えておく |
60 |