「Beyond SDGs人生ゲーム」は、プレイヤーが「テラくん」、「そらちゃん」、「りくちゃん」、「うみちゃん」といった地球・空・陸・海を司る4人の精霊となり、未来の世界を旅していく設定。精霊たちは他の精霊を助けることができる特殊能力を持っており、ゲーム内で獲得したお金を使うことでその能力を発揮し、このゲームの最終目標の達成に貢献することができます。
それぞれのマス目は、政府機関・シンクタンク等が公開している実現性が高い未来の情報をバックデータとして作成されています。そのため、プレイヤーはゲームを進める中で、現実世界で将来どのような出来事が起こるのかを体験していくことができます。
ゲームの前半では、プレイヤーはSDGsの目標年である2030年までに、協力しあってSDGsの17個のゴールを集めることとなります。具体的には、SDGs達成に貢献する取り組みを行う組織とその取組内容が描かれた「絆カード」を手に入れることで、SDGsのゴールを集めていくことができる。「絆カード」に取り上げられている組織は、ジャパンSDGsアワードをはじめ、日本政府等の信頼のおける組織からSDGsの取り組みを表彰された実際の企業等を取り上げており、2030年のマスまでに集められた17個のゴールの数によって、後半の難易度が変わってきます。ゲームの後半では、プレイヤーは2050年までに、協力しあって「脱炭素社会」「循環型社会」「自然との共存社会」「ウェルビーイング社会」という4つの社会を実現するために、技術とスキルを集めるていきます。具体的には、総務省や文部科学省が公表している未来の技術に関するレポートを参考資料として作成された「革新カード」を手に入れることで、未来の技術とスキルを集めていくことができ、2050年のマスまでに集められた技術・スキルの量によって、理想の未来の達成度が変わります。