入会案内

カメリアキッズ


 公益財団法人 野々市市情報文化振興財団と連携し、科学のおもしろさを野々市市内の子どもたちに体験しながら学んでもらう「カメリアキッズ」を継続して実施しています。 2019年度で12年目を迎える事業です。 2019年度は野々市市内の小学校4年生から6年生までの、15名が参加しました。

募集チラシ

 身近にある科学技術を遊びながら学び、アイデアをカタチにするための道具として情報通信機器を活用することで、子どもたちの発想力や創造力、 表現力、科学する心を養うことを目的としています。空間情報プロジェクトの各担当教員の研究室学生により各回が企画・運営されています。

2019年度 カメリアキッズ【空間サイエンス編】


第1回「音ってなんだ」

 音と空間の認知に関係する4つのアクテビティを中心として構成しました。目隠しをした状態で反射音によって障害物を検知する「エコーロケーション」、分岐点で発生する音を頼りに経路を選択する「音による誘導」、手を叩いた人が誰かを当てる「音源定位」、音の出る原理を学ぶ「風鈴づくり」などを実施しました。ゲーム的要素を取り入れながら、聴覚の基本的な原理を学び、さらにバリアフリーと社会システムについても知ることを目的とした活動でした。風鈴づくりは野々市市観光物産協会主催の「風鈴de七夕」と共同での開催となりました。

エコーロケーション
音による誘導
  • 担当
    建築学部 建築学科 土田研究室
    建築学科 4年生 9名
  • 日時
    2019年6月22日(土) 9:30~15:00
  • 場所
    にぎわいの里ののいちカミーノ 2階実習室1.2

第2回「『光と色』の科学を学ぼう

 山口研究室では、「光と色の科学を学ぼう」というテーマで、子供たちに下記の3つの企画を行いました。企画1の『ペットボトル風車でLEDを光らせよう』では、風から電気を作れることを学びました。企画2の『色をまぜよう~LEDキットを作ってみる~』では、赤・青・緑の3原色のLEDが点灯する電気回路を作製し、3つの光の混ぜ方でいろいろな色が作れることを体感してもらいました。企画3の「光を色ごとに分けよう~CD分光器を作ってみる~」では、光を色に分ける「分光器」を作り、太陽の光や蛍光灯の光がどんな色からできているのか調べました。子供たちはどの企画も楽しみながら光や電気のことを学んでくれました。

説明を受けるこどもたち
ペットボトル風車でLEDを光らせる
  • 担当
    電気電子工学科 山口研究室
    電気電子工学科 4年生 8名
    電気電子工学専攻 1年生 2名・2年生 2名
  • 日時
    2019年7月6日(土) 9:30~15:00
  • 場所
    金沢工業大学 扇が丘キャンパス 7号館301号室

第3回「立体スケッチとペーパークラフト

 研究室の学生が先生となり、立体的なスケッチソフト(SketchUp)を使ってあかりのオブジェを子供達にデザインしてもらい、ペーパークラフトとして制作してもらう活動でした。まず午前中は学生がモノの形や仕組みを考える上で立体的に考えることが重要であることを講義しました。その後、立体スケッチソフトの使い方を説明し、子供達にあかりのオブジェのアイデアを考えてもらい、立体図として描いてもらいました。その後、お昼休み中は学生達が全員分の展開図を作成し、プロッターで印刷。午後はそれを子供達に渡し、カッティングと組み立てを体験してもらいました。最後は豆電球を中に入れて、あかりのオブジェの完成です。短い時間ながらも、子供達に立体でモノの形を考え、実際につくる楽しさを体験してもらいました。

立体図をみんなで考える
あかりのオブジェを組み立てる
  • 担当
    建築学部 建築学科 下川研究室
    建築学科4年生13名
  • 日時
    2019年8月5(月) 9:30~15:00
  • 場所
    野々市市情報交流館カメリア ホール椿・302号室

第4回「衛星画像解析に挑戦 !

 ものを触らずに測れる「リモートセンシング」の基本について学習した後、「EISEI」という画像解析ソフトを用いて、衛星画像解析に挑戦しました。異なるバンドの画像を重ね合わせることによって、トゥルーカラー(人が見た目に近い画像)、フォルスカラー(地表の植物の様子が判りやすい画像)、ナチュラルカラー(水の有無が判りやすい画像)の画像を作成し、国内外の地域の環境変化、土地被覆変化を調べました。この結果をレポートにまとめ、「衛星データ利用コンテスト」(日本宇宙少年団主催)に応募しました。この他、サーモグラフを用いて、市役所内のいろいろな場所の温度を測定しました。拡張現実(AR)の体験では、各児童が描いた絵を撮影することで、タブレットに3次元映像が表示されることを体験しました。

衛星画像解析に挑戦
ひとりずつレポートを発表
  • 担当
    工学部 環境土木工学科 徳永研究室
    環境土木工学科 3年生 4名・4年生 8名
    環境土木工学専攻 2年生 2名
  • 日時
    2019年8月8日(木) 9:30~15:00
  • 場所
    野々市市情報交流館カメリア 302会議室

第5回「GPSで宝探しをしよう!!

 鹿田研究室ではカーナビゲーションで知られるGNSS(GPS)を使った「宝探し」と手作りの道具で高さを測る「高さの達人」に挑戦しました。

 午前は、GNSS(GPS)の原理を学ぶためのテーマ「宝探し」を行いました。宝探しではGNSSの仕組みや地図記号の説明をクイズも取り込んで行いました。その後、チームに分かれて北校地キャンパスに相手チームの「宝物」(複数個)を隠し、その位置の緯度・経度を簡易型GPS受信機(ポケナビ)に記録します。相手チームは隠された地点の緯度・経度をもとに「宝物」を探し出しました。宝物の中には地図記号が隠されており、集めた地図記号を使ったクイズを解いてもらいました。宝探しを通して、GNSSにより位置が分かる原理や様々な地図記号について理解を深めました。

 午後は、高さを測る方法を学ぶためのテーマ「高さの達人」を行いました。高さを測る原理(三角測量)を説明し、手作りの測量道具の作成に取り組みました。作成した道具を使用し、北校地キャンパスのモニュメント(ゴールデンイーグル塔)の高さを計測しました。予めトータルステーションで正しい高さを計測してあったので、自分たちの計測の正確さ(精度)を確認しました。このテーマで高さを測る方法や三角測量の原理について理解を深めることができたと感じています。

測量への理解を深める
キャンパス敷地内での宝探し
  • 担当
    工学部 環境土木工学科 鹿田研究室
    環境土木工学科 3年生 10名・4年生 9名
    環境土木工学専攻 1年生 1名・2年生 1名
  • 日時
    2019年9月14日(金) 9:30~15:00
  • 場所
    金沢工業大学扇が丘キャンパス7号館301号室

連携企業・団体


  • 公益財団法人 野々市市情報文化振興財団

担当教員


副学長
工学部 環境土木工学科

教授・工学博士

鹿田 正昭

Shikada, Masaaki

徳永 光晴 教授

工学部 環境土木工学科

教授・博士(工学)

徳永 光晴

Tokunaga, Mitsuharu

建築学部 建築学科

教授・博士(工学)

土田 義郎

Tsuchida, Yoshio

下川 雄一 教授

建築学部 建築学科

教授・博士(工学)

下川 雄一

Shimokawa, Yuichi

山口 敦史 教授

工学部 電気電子工学科

教授・理学博士

山口 敦史

Yamaguchi, Atsushi