平成25年度「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」採択 地域志向「教育改革」による人材育成イノベーションの実践

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お知らせ(平成27年度)

伊藤隆夫教授が申請
「機能性野菜ヤーコンに関する講演会」に奨励金

2016.02.27

野々市市特産の機能性野菜ヤーコン

 一般財団法人東和食品研究振興会の「平成27年度食品科学奨励金」にプロジェクト教育センターの伊藤隆夫教授が申請した「機能性野菜ヤーコンに関する講演会助成」が審議により決定し、奨励金が贈呈されることとなった。

  同財団は「食品科学に関する学術研究の奨励援助を行い、国民生活の向上と学術研究の発展に寄与すること」を目的として昭和50年に設立され、毎年、国公私立大学、短期大学、水産・海洋系高等学校に対して学術奨励金を贈呈しているほか、食品科学振興に関する講演会の開催や研究成果の刊行など様々な事業への奨励援助を行っている。

  本公開講演会の開催により、野々市市の特産品であるヤーコンが広く認知され、活用されるきっかけとなることを大いに期待したい。

【助成対象】機能性野菜ヤーコンに関する講演会助成
【申 請 者】伊藤隆夫教授
【助成金額】245,000円
【事業の概要】 ヤーコンはキク科の根菜として、シャキシャキした食感とフラクトオリゴ糖やポリフェノールといった多くの栄養素を含む機能性野菜である。野々市市のホームページでも市の特産品として紹介され、野々市ヤーコンの物語では、糖尿病を患った母親のために南米アンデス原産のヤーコンの栽培を全国に先駆けて始めたのが野々市でのヤーコンの栽培の始まりであると記されている。
  本学では教育活動の一環として、地域と連携して地域特産品を活かした食品の開発プロジェクトがあり、その一つに機能性野菜ヤーコンの活用に取り組む課外活動(ヤーコンプロジェクト)がある。このプロジェクトでは、野々市市役所で学生の考案したヤーコン食品の試食会を実施したり、ヤーコン料理教室に参加したりという活動を行っている。
  今回の事業は、ヤーコンに関する研究者を本学に招いて、野々市市ヤーコンサミットとして講演会を開催する。関連研究者だけでなく、地域住民や地区生産者にも開かれた講演会を地元で開催することで、研究の促進と機能性野菜としての商品開発の促進を図る。

2.27野々市ヤーコンサミットを開催

・日時:平成28年2月27日(土)午前10時~午後4時30分
・場所:金沢工業大学12号館4階イノベーションホール
・目的:野々市市やJAののいち、白山市などと連携し、地域住民に対してヤーコンに関する研究成果や商品を広く知ってもらう。

・内容:地域ブランド化や食品機能性に関する招待講演を行うとともに、野々市市の特産品であるヤーコンを使用した商品開発に関する学生のプロジェクト成果や試食、各大学などでのヤーコンの機能性に関する研究成果発表を行う。 招待講演として、京都府城陽市商工観光課主任の薮内宏樹氏から地域ブランド化と食品の機能性に関する講演、(国研)農研機構 食品総合研究所品質情報解析ユニット長の内藤成弘氏による食品機能性表示ガイドラインと成分分析に関する講演を予定している。

・参加費:無料
・主催:金沢工業大学
・共催:石川県立大学

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