北陸地区の企業を対象とした経営品質向上に向けた学習機会を提供する平成26年度第7回目の経営革新勉強会が12月2日(火)に、地元企業や学内関係者など約40人の参加の中、12号館アントレプレナーズラボ4階イノベーションホールで開催された。
初めに(株)芝寿しの梶谷晋弘社長からあいさつを頂き、虎ノ門大学院ビジネスアーキテクト専攻、明道弘政教授から「情報活用と成果」についてのレクチャーが行われた。引き続き2012年度全国企業品質賞最優秀特別賞を受賞した石川県野々市市のBMW/MINI正規ディーラーの(株)イーピーエム・コーポレーションの北川善昭社長を迎えて講演を行った。
北川社長には、経営品質活動に取り組んでからの全国企業品質賞受賞までの道のりについて、苦労話を交えながら講演いただいた。
営業活動を訪問型から店舗への来店型へシフトを行い、来店されたお客様に対する接客による感動の創出を目指した結果、来店者数の順調な推移や事業成果をあげられたとのこと。また集約された情報を効果的に活用するとともに、全社員の「10S 整理・整頓・清掃・清潔・躾・作法・清楚・素直・親切・誠実」の取り組みの積み重ねが、来店者に満足していただくための源泉になっていることを熱く語られた。
今年度最後となる2月3日(火)には、これまでの7回の取り組みの集大成として、参加企業による、自社の組織全体像をまとめた「組織プロフィール(事業概要)」の発表が、12号館4階イノベーションホールで午後1時30分から行われる。