する技術者」へ
と成長する学び
For Prospective Students
プロジェクトデザイン教育は、問題発見から解決にいたる過程・方法を5~6人のチームで実践しながら学ぶ、全学生必修の金沢工業大学オリジナルの教育です。
社会に潜む問題は、数学の問題とは異なり、唯一の正解があるものではありません。さまざまな要因に囲まれており、それらを多様な視点で考えることで、最適解を出したり、イノベーションと呼ばれる新しい解決策を生み出すことができます。
プロジェクトデザインの授業では、ユーザーはどんなものを必要としているのか、そこに潜む問題を発見し、知識やアイデアを組み合わせて解決策を考えます。さらに解決策のプロトタイプをつくり、実験により問題解決を実現できるかを検証・評価します。
活動の単位は5~6人のチーム。企業のものづくりであっても、技術者一人きりではなく、チームで取り組むことが大半です。チームでのコミュニケーション・ディスカッションを通して、専門科目で学ぶ知識だけでなく、その知識を活用できる実践的なスキルを、プロジェクトデザインを通して身につけることができます。
金沢工業大学では、これまでの数理科目に加えて、データサイエンスとAIの素養を身につけるプログラムを整備しています。1年次の必修科目「AI基礎」では、AIの基本機能や活用例について実例を通して学び、AIによる画像認識・自然言語処理の基礎などを理解します。
2022年度入学生からは、データサイエンスを学ぶ3科目が1年次から履修する必修科目に。データサイエンスとは、社会の様々なデータを数学、統計学、コンピュータサイエンスの手法を用いて解析し、データを読み解くことで、社会の発展に役立てる学問分野です。全学生がデータサイエンスの「読み・書き・そろばん」にあたる基礎を学習し、所属学科の専門分野でその力を十分に発揮します。
また、AI・データサイエンス、IoT、ICTに関する発展的な内容を学べる「AIとビッグデータ」「IoTとロボティクス」「ICTと情報セキュリティ」のコースも設けられています。
約6,800名の学部生・大学院生が学ぶ金沢工業大学。最大の工学部をはじめ、情報フロンティア学部、建築学部、バイオ・化学部の4学部12学科から構成されます。どの学科も産業と密接に結びついており、将来の技術者として成長できるカリキュラムが用意されています。
就職率の高さは、学生たちの成長の証。上場・大手企業・公務員・教員の割合は66.8%に上ります(2021年3月卒業生)。金沢工業大学の学びの仕組みを活用し、プロジェクトへの参加等を通して成長した学生たちが、希望の進路を実現しています。
スムーズな就職活動を支えるのが、進路開発センターです。キャリアカウンセラーの資格を持つスタッフが学生の相談に対応し、1人1時間で履歴書添削や面接指導などを個別指導しています。インターンシップへの参加をサポートするほか、キャンパス内での企業説明会の開催、東京・大阪・名古屋・新潟・仙台・山形・広島・岡山への就職活動支援バスも運行しています。
研究職や開発職などの高度な職種をめざす場合は大学院へ。大学院2年間でさらなる専門性を身につければ、進路の幅が広がります。大学院の就職内定率は100%です(2021年3月修了生)。