山口 敦史

教務部長
光電相互変換デバイスシステム研究開発センター所長

教授・理学博士

山口 敦史

YAMAGUCHI Atsushi
最終更新日 2023/09/21

■略歴
1982年
 
3月
 
愛知県立岡崎北高等学校 卒業

1984年
 
3月
 
東京大学 教養学部 理科I類  

1986年
 
3月
 
東京大学 理学部 物理学科 卒業

1988年
 
3月
 
東京大学大学院 理学系研究科 物理学専攻 修士課程 修了

1991年
 
3月
 
東京大学大学院 理学系研究科 物理学専攻 博士課程 修了

1991年
 
4月
 
新技術事業団ERATO榊量子波プロジェクト 研究員 

1993年
 
10月
 
日本電気株式会社 基礎研究所 

1995年
 
7月
 
日本電気株式会社 基礎研究所 主任 

2001年
 
9月
 
日本電気株式会社 光・無線デバイス研究所 主任研究員(チームリーダー) 

2004年
 
1月
 
財団法人稲盛財団 学術部 部長 

2005年
 
10月
 
科学技術振興機構ERATO上田マクロ量子制御プロジェクト 技術参事 

2006年
 
10月
 
金沢工業大学 教授 

2011年
 
4月
 
金沢工業大学 工学部 電気系 電気電子工学科 教授 

2018年
 
4月
 
金沢工業大学 工学部 電気電子工学科 教授 



■専門分野
専門:光物性、価電子帯、窒化物半導体、半導体レーザ

■研究業績
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■学生へのメッセージ

私は高校時代に宇宙や素粒子の物理の世界に憧れ、大学では物理学科に進みましたが、そこでの勉強で半導体の面白さに気づき、半導体物理の研究室に入りました。その後はずっとLEDやレーザの材料となる「光る半導体」の研究を続けています。LEDもレーザも様々な製品に使われていますが、その動作には「量子力学」という不思議な物理が関係しています。私は半導体の中での電子の動きを量子力学によって理解し、新しい素子のアイデアを出すような研究をしてます。そのために、半導体を極低温(マイナス270℃)に冷やしたり、1ピコ秒(1兆分の1秒)のパルス光を半導体に当てたり、極限的な実験を行って楽しんでいます。趣味は、サッカー観戦(ガンバ大阪ファン)、現代美術の作品鑑賞(知識は全くない)、JR運賃体系の研究です。好きな言葉は「はじまりはいつも今」。何もあきらめることはありません。いつからだって何でも始められますよ。



■担当科目
工学基礎U  電気電子工学専門実験A  プロジェクトデザインV(山口敦史研究室)  電子工学  専門教養特別科目(教養としての半導体技術入門)  光・電子デバイス工学  専門ゼミ(電気電子工学科)  光・電子デバイス工学研究(山口敦史)  電気磁気学特論  

■所属学科
工学部 電気電子工学科