生物を観察し写真に撮ることを楽しんでいます。身の回りには多くの生物が存在します。道端の草木や虫、魚や鳥が、それぞれの能力でたくましく生きています。家の中でも多くの生物と関わります。食材の野菜、肉や魚など、ヒトは生物の成分を摂取して生かしてもらっています。生物は様々な機能や能力をもちます。それらを可能にするのは物理構造や化学反応であり、それを統合するのは神経や脳です。生物の中には物理学や化学が詰まっています。そして、それらを統合的に理解する生物学の奥深さに、飽きることなく惹かれます。進化の過程で、環境に合わせて変化し淘汰されずに生きてきた生物の能力が注目されています。フクロウの羽根を模した新幹線の騒音対策や、カタツムリの殻にヒントを得た汚れない外壁や便器など、工学分野でも画期的な開発に繋がっています。生物は科学や工学の宝庫です。まだまだ謎の多い生物に、一緒に注意を向けてみませんか？