数理工教育研究センターのニュース 2026

「2026 KIT数理講座」を開催しました(2026/7/18)

 7月18日(土)に23号館4階にて、高校生を対象とした「KIT 数理講座」を開催しました。この講座は、高校生の皆さんに、計算や実験などを通して数学や科学の面白さを体験してもらうことを目的としています。 当日は県内外から高校生25名、教諭2名にご参加いただき、有意義で充実した時間となりました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

【講座の内容】

講座① “相対論ことはじめ”  木下 俊一郎 講師 

 アインシュタインの相対性理論は、「時間や空間は誰にとっても同じだ」という常識をくつがえし、動くと時間が遅れるといった驚くべき現象を予言しました。一見不思議に思えるこの理論ですが、実はあのスマホのGPSでも使われている身近なものです。本講座では、特殊相対性理論を実際に計算しながら学び、その仕組みを体感します。GPSの正確さの裏にある物理を通して、最先端の物理が日常生活とつながっていることを実感してみませんか。

講座② “タイリングで学ぶ数学的思考~タイル敷き詰め体験から帰納法へ~”  八島 高将 講師

 同じ形のタイルで平面をすき間なく埋め尽くす「タイリング」に挑戦!実際にタイルを動かしながら、試行錯誤で一つの問題を解き明かします。盤面のサイズを変えて考える中で、数学的帰納法をはじめ、背理法・対称性・場合分けといった数学の考え方を体験的に学べます。さらに、このテーマはペンローズ・タイリングや準結晶の研究にもつながる、今も世界で研究されている最前線の話題です。楽しみながら”考える力”を伸ばしてみませんか?

【スケジュール】

  9:00 ~ 9:15

 開会式

  9:20 ~ 10:20

 講座①

  10:20 ~ 10:30

 休憩

  10:30 ~ 11:30

 講座②

  11:35 ~ 11:45

 閉会式

 


”相対論ことはじめ”の講座の様子

“相対論ことはじめ”の講座の様子

“タイリングで学ぶ数学的思考”の講座の様子

“タイリングで学ぶ数学的思考”の講座の様子

 

第30回 数理工談話会を開催しました(2026/6/24)

 6月24日(水)に「第30回 数理工談話会」を開催しました。本談話会は、本センター教員と専門課程教員との間での情報交換や相互理解を促進し、基礎教育と専門教育の円滑な接続を図ることを目的としています。今回は、ロボティクス学科の竹井義法先生をお招きし、交流を図りました。  両分野の教員による研究内容の紹介として2件の講演が行われました。

講演 1

確率共鳴現象に基づく微弱信号の検知とその応用 

ロボティクス学科
教授 竹井 義法
講演 2

数学における形式化と言語 

数理・DS・AI教育課程
講師 北島 孝浩

 

  講演者  竹井 義法 先生       講演者  北島 孝浩 先生

 

第1回「高大連携による数理教育研究会」定例研究会を開催しました(2026/6/13)

 2026年度、第1回目となる「高大連携による数理教育研究会」定例研究会(通算82回)を、6月13日(土)10:00~12:30の日程で開催しました。本研究会では、高等学校の先生方と本センター教員が、数理教育に関する教育研究の発表や情報・意見交換等を通じて、高校と大学の連携による数理教育のさらなる向上を目指しています。今回も、対面とオンライン(Zoom)を併用したハイフレックス形式で実施しました。話題提供の終了後には、Zoomのブレイクアウトルームを活用し、3つのグループに分かれて意見交換会を行いました。

【話題提供】
 1.「情報Ⅱ」3年目の現在地  
           (石川県立大聖寺高等学校  教諭 西 一志 )

 2.野々市明倫高校における「情報Ⅱ」~探究文化の根付く学校を目指して~
           (石川県立野々市明倫高等学校  教諭 池田 真彬 )

   3.KIT STEMナビゲーションと連携した動画コンテンツの開発
           (金沢工業大学 数理工教育研究センター  教授 中村 晃 )

【意見交換会】
  (1) 教科等横断と文理融合
  (2) 探究活動
  (3) 高校教科「情報」と情報教育

【参加校】
石川県立野々市明倫高等学校、石川県立大聖寺高等学校、石川県立金沢二水高等学校、石川県立工業高等学校、石川県立金沢西高等学校、金沢市立工業高等学校 ほか 


話題提供1    西 一志 先生


話題提供2   池田 真彬 先生


意見交換会の様子


会場の様子      

 

 

「理工学基礎プロジェクト 成果発表会」を行いました(2026/5/27)

 数理工教育研究センターでは、課外教育活動の取り組みとして「数理考房」プロジェクトを運営してい ます。その1つである「理工学基礎プロジェクト」において、活動を報告する成果発表会を開催しました。8名の学生が主体的に自らテーマを設定して進めた成果を各々発表し、意見交換を行い、教員からのアドバイス等を受けました。

【発表内容】
① 私の理工学基礎プロジェクト活動
② MRリバーシ開発とAI活用
③ 最短より、涼しい道へ
④ ゲーム制作
⑤ Dockerで構築する完全無料ローカルAIサーバー
⑥ 紙製ドローンの開発


発表の様子


発表の様子

 

「2026年度 前学期 数理工教育研究センター所長賞表彰式」が執り行われました

5月22日(金)5時限目に「2026年度 前学期 数理工教育研究センター所長賞表彰式」が執り行われました。20名が表彰式に出席しました。受賞された皆さま誠におめでとうございます!

  今回の表彰理由は以下の通りです。

●数理リテラシーパスポートプログラムに参加し、授業や春期および夏期休業期間中の数理リテラシー特別講座を受講することで、所定の修得レベルに到達し、かつ所定の数理ポイントを達成した。

●工学系数学統一試験(EMaT)を受験し、優秀な成績を修めた。

●1年を通して数理工教育研究センターを積極的に活用して学業に励み、良い成績を修めた。 

●採点・分析業務の学生スタッフとして、データ入力業務だけでなく、データの整理等についても積極的に取組み、大きく貢献してくれた。

 


センター所長賞授与式の様子
センター所長賞授与式の様子