チューター紹介

島 和男
教授
森 博之  MORI, HIROYUKI

略歴:金沢大学理学部数学科卒。石川県立高校(金沢辰巳丘、羽咋)教諭、金沢泉丘高校では教諭、主幹教諭、教頭を歴任。その後小松高校副校長、校長(小松北、小松明峰、金沢錦丘)を経て、2026年本学教授就任。

 

●在学生の皆さんへメッセージ:

 大学に入るまで、数学が苦手だった人、嫌いだった人も少なくないと思います。そのような経験は決して特別なことではありません。大学では、すべてを最初から体系的に学び直すのは簡単ではありません。まずは「わかるところ」や「興味を持てるところ」から取り組んでみてください。一つの定理の美しさに気づいたり、論理がつながる瞬間の面白さを感じたりしたとき、数学は単なる科目ではなく、知的な喜びを与えてくれる存在へと変わっていきます。
  また、大学生活は学問だけの場ではありません。全国から集まった仲間たちと、授業以外の活動やサークル、プロジェクトなどを通して交流し、議論し、刺激を受けることで、自分の視野は大きく広がります。そうした経験は、知識とは別の“人間力”を育て、これからの人生を支える大きな財産となることでしょう。
  学びも、大学生活そのものも、焦らず、他人と比べず、自分のペースで深めていってください。 素直な心と謙虚な姿勢、そして感謝の気持ちを忘れずに歩んでいくことで、この大学での時間が、あなたの可能性を広げる豊かなものとなることを願っています。

 

●高校生の皆さんへメッセージ:

 高校生活の中で、「これが好きだ」「もっと深く知りたい」「自分はこうなりたい」と思えるものに出会えていますか。大学での学びは、その“興味”を出発点にして大きく広がっていきます。だからこそ、まずは自分の心が動く分野を大切にしてほしいと思います。
 大学生活の多くの時間は、あなたが選んだ学問と向き合うことに使われます。興味を持てること、楽しさを感じられること、探究したいと思えることを軸に、自分に最も合った大学を探してください。パンフレットの情報だけでは分からないことも多いので、ぜひオープンキャンパスに足を運び、大学の空気や学びの雰囲気を“自分の肌で”感じてみてください。教員や学生と直接話すことで、将来の自分の姿がより鮮明に見えてくるはずです。
 そして、大学で得られるのは学問だけではありません。仲間との協働、失敗からの学び、新しい価値観との出会いなど、人として成長する機会がたくさんあります。知識を深めるだけでなく、人間力を高める場として大学を選ぶことも、とても大切な視点です。
 自分の未来を形づくるのは、今のあなたの選択です。どうか、自分の興味と可能性を信じて、一歩踏み出してみてください。あなたが心から「ここで学びたい」と思える場所に出会えることを願っています。