日本建築学会 特別シンポジウム
「建築・建設技術の⾼度化・複雑化と技術者倫理教育の可能性」実施報告 (2019.9.3)
2019年9月3日(火曜日)に金沢工業大学 酒井メモリアルホールで、日本建築学会特別シンポジウム「建築・建設技術の⾼度化・複雑化と技術者倫理教育の可能性」を開催した。本シンポジウムには、日本建築学会参加者と一般参加者など、合わせて60名の参加があった。
シンポジウムは、大手ゼネコンの研究者やビル管理企業のトップ、技術士、日本建築学会 倫理委員会など、建築に関連する様々な分野・立場の講演者から、技術者倫理に関する現状の説明や問題提起などがされた。その後、会場から受け付けた質問などをもとに、ディスカッションを行った。
なお、本シンポジウムは、金沢工業大学が取組む平成29年度私立大学研究ブランディング事業「これからの科学技術者倫理研究 ～社会が必要とする課題への取り組み～」の一 環として、日本建築学会と金沢工業大学とで企画・運営した。
| 内容 |
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| 講演者
閑田 徹志 氏 （鹿島建設（株）技術研究所 主席研究員）
「SDGs/ESG重視の事例と技術者倫理」
田中 純一 氏 （（一社）ビル減災研究所 代表理事、（公社）日本不動産学会常務理事総務委員長）
「建物を作る技術者と守る技術者の倫理教育の交錯」
鮫島 信行 氏（元日本技術士会副会長、東京農業大学非常勤講師（技術者倫理））
「一技士の見る建築分野の倫理と建築士の継続教育の必要性」
神田 順 氏 （東京大学名誉教授、日本建築学会倫理委員会委員）
「建築の技術分野における技術者倫理問題」
岡本 達雄 氏（元（株）竹中工務店顧問、日本建築学会倫理委員会委員）
「日本建築学会の建築倫理（倫理事例を中心に）」
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| コメンテーター 中西 研大郎 氏 （（株）芸藝 代表取締役） 金光 秀和（金沢工業大学教授、同科学技術応用倫理研究所） |
| 司会 石川 孝重 氏（日本女子大学教授、日本建築学会倫理委員会委員長） |
| 副司会・モデレーター 夏目 賢一（金沢工業大学准教授、同科学技術応用倫理研究所） |
| 会 場 金沢工業大学扇が丘キャンパス 酒井メモリアルホール 石川県野々市市扇が丘7-1 |
