専修科目(ゼミ)

専任教員の直接指導の下、現在・将来のキャリア構築を踏まえた高度な研究で専門性と実践力を高める

専修科目(ゼミ)は、毎週1コマ(90分間)開講されます。担当するのは、知的財産実務や国際標準化の各分野において活躍する専任教員です。自身のアウトプットに対し、的確かつ丁寧なフィードバックをもらえるのは大きな魅力です。テーマは、各自の関心に沿って設定できますので、将来のキャリア構築を意識した内容にすることも、現在の仕事に関連した内容にすることも可能です。プレゼンテーションと全員参加の議論を一年間繰り返すことで、実践で活用できる高い専門性を獲得してください。

研究テーマは、院生自身の現在・将来のキャリア構築や関心を考慮して決定します。もちろん、学術的なテーマのみならず、知的財産の実務や戦略・管理などに関するテーマを設定することが可能です。また、国際技術標準化に関しても、その戦略や実務等をテーマとして研究することが可能です。原則として、研究内容に応じて、学会での発表や論文投稿、または特許出願等を行います。なお、博士後期課程に進学を希望される方は、その点を考慮した長期的なテーマに取り組むことも可能です。

知的財産基盤研究

本研究は、知的財産に関して、主として法学的アプローチにより研究するものである。特に、本専攻の技術的なテーマであるITやデジタルコンテンツ等に関連の深い知的財産法である著作権法に関する研究を中心とした研究を行う。

IT等と著作権法の関係に関する研究テーマとしては、例えば、インターネットにおけるフェアユースに関する研究や、セカンドライフ等のバーチャル空間における法的問題、デジタルコンテンツの流通や活用を促進するための法的基盤の研究等について研究を行う。

その他、主として著作権法に関して、これら以外にも広くテーマを設定して研究を展開する。

知的財産実務研究

本研究の最終目的は新規かつ有用な情報処理システムの創出・設計である。ただし、単に創出・設計するだけでは法的保護を受けられないため、このシステムについての保護を確立するために、特許出願可能なレベルの特許明細書も同時に作成することが必要である。かかる情報処理システムの創出・設計のための前提としては、情報処理システムをまず考案し、それを基に関連文献等の従来技術を調査して新規な点を確認するとともに、その有用性等について更なるブラッシュアップを図る。

かかる研究活動を通じて、知的財産に関する実務的な知識と実践力を深めるに留まらず、情報通信技術(IT)の応用力とビジネスマインドを身につける。

その他、本研究においては、特許を中心とする知的財産実務に関するテーマについての研究を行う。

知的財産戦略管理研究

企業経営における知的財産の戦略的マネジメントの重要性は論を俟たない。

本研究においては、事業の国際競争力を高めるための、事業(経営)、研究・開発、知財の三位一体の活動に基づく知的財産創造サイクル(創造、保護、活用)と事業の創造サイクル(創造、製造、販売)を連動し、事業の全サイクル(研究開発、商品開発、生産、販売、サービス)に亘る知財戦略とその戦略の基になる知財の本質、活動環境の構築、人材の育成・評価、知財活動(攻めと守りの権利形成・権利活用)、リスクマネジメント等について研究を行う。

また、近年の国際的な技術標準化活動の重要性に鑑み、いかに戦略的に国際標準化活動を進めていくか等の国際標準化に関連する事項について研究を行う。

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