在学生・修了生の声

本専攻では、「知的財産」をキーワードにこれまで数多くの院生が学びの機会を持ち、巣立っています。例えば属している会社で特許に関わる具体的な課題を解決したい方、業務上必要な知的財産の知識を得たい方、弁理士資格取得を目指している方、その目的は多種多様です。

プロフィールデータ (2008年度〜2010年度入学生)

先輩の声

K.I.T.は目標達成のための最適なプラットフォーム。

関根 俊徳(5期生)
特許事務所 勤務

第一線で活躍されている教授陣や企業の知財部、特許事務所で働いている同期の仲間から、業界や実務についての話を聞くことができたのは、知財業界未経験であった私にとって、大変勉強になり有益なものでした。

また、それが現在の特許事務所への転職の契機となったのです。そして、未経験の私が現在の事務所へ転職ができたのは、同期の仲間が紹介し、推薦してくれたお陰でした。

入学当初は1年で卒業することを考えていましたが、まずは転職先の新たな仕事に慣れることを優先し、修了を1年間延長しました。1年目は、講義の受講数を減らし、仕事と勉強の両立を図りました。2年目の今年は、仕事にも慣れ、時間的にゆとりを持つことができたので、腰を据えて修士論文の研究に取り組み、より多くの講義を受講する予定です。

K.I.T.のカリキュラムでは1年で修了することも可能ですが、私のように仕事などとの両立を考慮して自分のペースで学習することも可能です。K.I.T.では素晴らしい「人」達と繋がることができると共に、自分の学習ペースを状況に合わせてアレンジ可能な「環境」のもと学ぶことができます。K.I.T.の院生だからこそ、私は自分の目標に着実に近づくことが出来ていると思います。

知的財産に関する知識を体系的に習得。

中園 郁子(5期生)
株式会社三井物産戦略研究所 知財戦略室 勤務

業務に必要な知財実務を習得するため、知財業界でも第一線で活躍されている先生が揃っている本学に入学しました。基礎から応用まで体系的に学べるカリキュラムになっており、また先生方が丁寧に説明して下さるので、ステップバイステップで知的財産分野の専門知識を習得することができました。

また、弁理士試験の一部免除の申請制度を活用したいと思っていましたので、知識をきちんと身に付けた上で受験に臨むことが一番の合格への近道であると考え、2年かけて卒業することに決めました。最初の1年は、知的財産に関する知識を習得し、2年目は、それを更に深掘りすることと、試験対策を講じることにしました。本大学院は、各自の都合に合わせて卒業年を決めることができるので、社会人と学生の二足の草鞋を履く者にとって、非常に良い環境が整っています。

大学院に入って得たものの中で一番大きなものは、何といっても「人脈」です。仕事をしているだけでは、本大学院におられるような素晴らしい先生方に出会う機会もなかったでしょうし、また、色々な業界で活躍されているクラスメイトに出会うこともなかったと思います。働きながら大学院に通うということは、体力的にも精神的にも大変です。同じところを目指すクラスメイトがいたからこそ、互いに刺激され、助けられ、頑張ることができたと思っています。

知的財産プロフェショナルとなるために。

大西 景樹(4期生)
電子機器メーカー 知的財産部 勤務

企業の知財担当者、知財コンサルタント・サービス業の従事者、弁理士、特許事務所スタッフ、特許行政に携わる者、教育者・・と、知的財産(知財)と関わる職業の裾野が拡大している現在では、その道のプロであるためには?と問われても、簡単に答えられません。私も本専攻に進むまでは、知財プロフェショナルと呼ばれる人達がどんな人達なのか?知財プロフェショナルとして必要なスキルとは一体何なのか?漠然としたイメージしか抱くことができずにいました。

本専攻を修了した今でも十分に説明できるわけではありませんが、一つ確実に言えることは“それぞれが目指す知的財産プロフェショナル像と出会い実現するための環境がこの大学院にはある!”ということです。

とりわけ、知財に関わる全ての人に共通して必要な人と人との絆(K.I.T.所縁のキーワードを借りて表現すると“ヒューマンパワーのぶつかり合い”)から得られるものは、かけがえのない財産となるでしょう。資格取得を目指される方にも、研究をされたい方にも、様々な人との出会いと弛まぬ自己研鑽により目標を達成する“チカラ”を高めるに相応しい場であり、皆さんが目指す知的財産プロフェショナルへの扉が、ここK.I.T.虎ノ門大学院において開かれていることは間違いありません。

K.I.T.で習得した法律と企業活動及びそのリスクへの視点。

大熊 幸夫(4期生)
那須電機鉄工株式会社 知的財産管理室 勤務

企業の社会的責任に注目が集まる中、「知らなかった」では済まされないということがいかに多いかが気になり始めたのは、研究部門を担当することになったことがきっかけでした。現在の企業の研究活動は自社単独で完結することは少なく、公的機関を始め、客先、更には同業間での共同研究など日常的になっており、その契約締結や成果の帰属は企業にとって重要な問題であり、その対応には法的に裏打ちされた知識と経験が要求されます。

本専攻では、企業活動における顕在するリスクと潜在するリスク、更にはその対応時の留意点について、各方面の第一線で活躍されている先生方から、具体的事例やご自身の体験談を踏まえた講義において、直接学ぶことができました。また、産業財産権に関する各法律がビジネスにどのような影響を与えるのか、そして、万一の場合の訴訟に関する講義まで横断的に学習することができたことは非常に有意義であり、私自身の視野と活動の幅を、当初の目的以上に広げることができたと思います。

在学中に第一線で活躍される先生方から受けた教えと苦楽を共にした同期生との出合いは、今の自分にとって、何ものにも代え難い財産であり、また誇りであると感じています。

リーガルマインドを養うことができる。

安藤 有希(5期生)
翻訳業

電機メーカー勤務を経て、技術と英語を活かそうと特許事務所に転職したのが知財に係わるきっかけでした。周囲から弁理士試験の受験を勧められましたが、法律の基礎知識のなかった私にとって試験のための勉強には興味を持つことができませんでした。米国では理系出身者がロースクールに進む門戸が広く開かれており、日本でも知的財産権を中心に法律を体系的に学べる学校はないものかと思っていました。そんな時、K.I.T.のプログラムを知り「、これだ」と思ったのが入学の動機です。

授業やゼミを通じて法律を体系的に学ぶことが出来ただけでなく、知的財産権と社会や経済等との関連についても考えることができ、広い視野で物事をとらえることができるようになりました。また、ゼミでの教授や仲間達とのディスカッションはとても興味深く、昼食の時間を惜しんで指導教授のもとに駈けつけ貪欲に指導を受けました。先生方やクラスメートのバックグランドはバラエティに富み、固定概念にとらわれない多角的な視点や考え方を学ぶことができました。

家族を説得し、仕事をやり繰りし、遠距離通学を続けるのは、時間的にも精神的にも大変でしたが、先生方やクラスメートに出会えたことは、今後の私の人生にとって大きな財産となることと思います。

中小企業1,400社の知財戦略を比較研究。
勝つための知財戦略モデルを追及しました。

長澤 直和(5期生)
ハイテク関連企業勤務

中小企業といっても日本の中小企業には、世界的シェアを誇るニッチトップ企業が多数存在します。規模が小さい。資金力に限界がある。だから、知財を戦略的に使いこなす。知恵と工夫と技術があるから業界をリードできる。わくわくする世界があります。

私は、20年ほど大企業の知的財産部門で、知財戦略立案推進、発明発掘、権利化(特許、意匠、商標)、教育・啓蒙、調査、係争、発明評価、著作権管理、職務発明報償管理等、一連の知財業務を経験しました。大企業の知的財産部門はチーム戦。組織と組織の戦いが基本でした。本部長がいて、センター長がいて、重畳的な指揮命令系統を持ちながら素早く的確に大規模に行動する消耗戦でした。そんな中、もし自分が中小企業で知財を担当したらと思い始めました。

K.I.T.は、知財戦略研究が盛んです。第一線で活躍し指導力ある教授陣が揃っています。ヒューマンパワーを強化し、専門知識を強化し、思考力を強化するポートフォリオ構築システムもあります。私は、K.I.T.の優れた指導者のもと、知財参謀となるトレーニングを開始し、研究と訓練に没頭しました。K.I.T.で知財戦略研究してよかった。勝つための知財戦略モデルを手に入れたという確信と満足感を得ました。今、ハイテク中小企業の知財参謀をしています。

働きながら、知的財産とITの技術を学び、
一年間で修士を取得することができる

会田 久美(5期生)
知財法律関連勤務 勤務

一年間で私の夢を幾つも叶えてくれるK.I.T.虎ノ門大学院の存在を知ったとき、私は迷うことなく入学を決意しました。

仕事と勉強を両立して一年間で修了するために、短い空き時間を有効に使って課題や予習・復習をこなすこと、同級生達と情報交換をすること、理解できないことはその場で教員に質問することを心がけました。この一年間で、知識を得るだけでなく、教授陣や同級生達と人脈を築くことができ、私の人生にとって大きな財産となりました。

また、史上初の弁理士短答試験一部科目免除の認定を受けることができたため、難関である弁理士試験合格に一歩近づくことができました。弁理士資格を取得した後は、この一年間で学んだ知識を活かして弁理士の業務に携わりたいと思います。

ライブ・エンタテイメントに新たな風を

関 聡太郎(5期生)
株式会社オリエンタルランド 勤務

以前、脚本演出した舞台作品について、経済産業省の助成を得ていたこともあり、内閣官房知的財産戦略推進事務局でヒアリングを受けました。その折、事務局長に「知的財産について勉強してもらい、今後、新しい企画をどんどん提案して欲しい」と励まされました。後日、その事務局長が元特許庁長官(荒井寿光氏)だと知りました。それが「知財」との出会いです。

それから数年後、自分にとって絶妙なタイミングでK.I.T.の知的財産プロフェショナルコースを知りました。第一線で活躍される教授によるカリキュラムに加え、1年制のプログラムに魅力を感じました。仕事との両立は決して簡単ではありませんでしたが、それ以上に得られたものの大きさを実感できました。授業はもちろん、そこで知り合う仲間達と議論を重ねる中で自分のビジョンがより鮮明になりました。K.I.T.で知り合った恩師と仲間は宝物です。

一方、弁理士試験一部科目免除認定と論文試験選択科目免除の認定も得られました。資格を取得し、知財を活用する事で、ライブ・エンタテイメントに新たな風を吹かせたい、それが今の目標です。

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