専修科目(ゼミ)

少人数による徹底討論の繰り返しから揺るぎない「実践力」を築いていく、それが、専修科目(ゼミ)

多彩な選択科目の修学と並行し、1年間かけて、各自が設定したテーマに関して研究を進めていくのが専修科目です。「ビジネスマネジメント研究」「ITマネジメント研究」どちらかを選択し、リサーチペーパー、論文というかたちで研究結果をまとめます。

担当教授紹介

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主任教授
三谷 宏治

「自走能力」を最大限引き出すための場

土曜日90分のゼミは真剣勝負の場です。進捗報告であれ論点の議論であれアンケートの分析結果であれ、発表者はプロジェクターでプレゼンテーション。それを全員が聞き、全員で議論する。お互いにどれだけ付加価値をつけられ、発展的な議論を進められるのか。これを毎週、全員が繰り返します。これは少人数だからこそ出来ること。

三谷ゼミでは研究テーマはさまざまです。リアルな新規事業プランニングもあれば、誰も調べていなかった中学生における携帯電話使用とEQの相関調査もあれば。でも求められるのは同じ。きちんとテーマを定め、発展的議論によって理解を深め、適切な分析をし、新しい何かを生み出すことなのです。

問いと答えを自ら形作る「自走能力」を、最大限引き出すべく、壁を作り、刺激を与え、問いかけ続けていきたいと思っています。「何が大事?」と。

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教授、Ph.D.
野村 宣生

長距離ランナーのような取り組みが必要

ITマネージメント研究は実際にプロトタイプシステムを作成し、有用性・新規性の検証をして評価する修士論文タイプと、十分な現状サーベイに基づく新たな知見・提言をするリサーチレポートタイプがあります。どちらのタイプでも自分で研究テーマを探し、サーベイし、課題点を発掘し、解決策の提示又は新たな知見・提言へとつなげていく、長距離ランナー的な取り組みが求められます。

週1回のゼミは各人のプレゼンテーションとそれに続く議論の場で、進捗具合のチェックと問題点の明確化と解決への糸口が主題となります。今までの研究テーマは種々さまざまで「半導体機器サービスにおけるコンピテンシーの可視化」とか「オープンソースでの異機種DBの共通管理の仕組み」とか「ユーチューブでのシリーズ動画の自動検索」など、これらはシステムを実装して検証し論文としたケースです。

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教授、博士(工学)
上野 善信

自分で問題を作って、自分で解く知的ゲーム

研究とは、自分で問題を作って、自分で解く知的ゲームです。実は問題を定義すること、「どのような条件下で、何のために、何をしたいのか、できたらどうなるのか」を整理すること自体が難しい。これをクリアしないとゲームが始まりません。次に、「何をしたいのか」を事実と仮説の論理的な積上げで表現します。様々な講義は事実のヒントとなり、ゼミでのディスカッションは仮説の幅を広げます。そして仮説を全て証明すると答えが得られます。

私のゼミのテーマは、製品開発プロセスの改善に関わるものから地域活性化に関わるものまで多様ですが、臨むスタンスは同じです。自分が一番問題意識を持っている点をコアに、今迄の経験と講義の内容を有機的に結びつけるプロセスが専修指導であり、自分の思考を客観視するトレーニングがゼミと言えるかもしれません。

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教授
明道 弘政

明道教授担当の「経営イノベーション特論」履修生(2008年度)へのインタビュー

明道:ゼミの皆さんで作成された「企業アセスメント・ツール」はお仕事に活用されていますか。また、課外研究として「認定審査員研修」「受賞企業ベンチマーク」に参加されましたが、自社の経営革新やコンサルの仕事に役立っていますか。

Aさん:「アセスメント・ツール」は研究論文作成に役立つと共に、コンサルティションの事前・事後に使用することで顧客の企業品質向上レベルを客観的あるいは定量的に把握できます。「認定審査員研修」で審査員補と認定され、顧客である企業の評価の仕方、コメントの記述等、表現方法のスキルを身につけることができ、現在の仕事に非常に役立っています。現在の「人材育成」の仕事で、お客様との会話も経営を主体とする話題にまで幅が広がり、企業の内容や状況を多面的に把握することで、精度の高い効果的な研修計画立案を作成できるようになりました。

Bさん:「アセスメント・ツール」を用いて自社と他社との企業力の現状分析と比較検証を行い、特に、企業品質向上に対する理解も増し、成果に対する認識のギャップと変化の比較も実施できました。その結果、研究論文の論拠に客観性と数値的裏づけが可能となりました。「受賞企業ベンチマーク研修」に参加させていただき、経営者と社員が価値観を共有し、目標達成に向けた一体感が醸成された社風に衝撃を受けました。全国企業品質賞への応募申請で、ベーシック・アワード「ゴールド賞」を受賞し、審査結果の「評価レポート」から自社の「強み」「改善提言」を得ることができ、経営陣にも評価されました。

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教授
山田 英二

創発の場を目指して

一人で考えることも大切ですが、全くバックグラウンドの異なる者が事なった視点から議論を交わすことは、非常にクリエイティブなプロセスだと思います。

一方、折角いいアイディアが浮かんでも、行動に結びつかなければ価値が実現されません。私のゼミでは、
(0)受講生の身近な問題意識を出発点として、
(1)他のメンバーとのワイガヤを通じ「共に考える」を実践し、
(2)検討の視点として、課題そのものだけでなく、それを取り巻く文脈(社会的背景や時代の流れなどのマクロ観)を意識しつつ問題意識の発生した現場の状況に注意を払い(ミクロの視点)、
(3)骨太な論理構成の上に、具体的な打ち手を探索することを目指したいと思います。

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教授、Ph.D.
北谷 賢司

専修科目ゼミについて(メディア&エンタテインメント・マネジメント研究)

本研究では、国際的な視座からメディア&エンタテインメント産業に関する法律、政策、経営とマーケティングの分析を積極的に行い、専門的な科目履修から得られた実実践力を蓄積、実務レベルの事業構築と改革を提言することを目的としている。個々のコースでは、メディア&エンタテインメント産業の歴史的背景と構造の理解を図り、事業の仕組みを分析するのみならず、既存業態を分析すると共に新たなビジネスモデルの創生を試みる。こうした研究の履修体験を介して、履修生は業界内の幅広い知識と事業企画能力を習得し、国際的に指導力を発揮できる真のビジネス人材を育成することを目指す。

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