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大学院電気電子工学専攻博士後期課程2年の坂井さんが優れた若手研究者を対象とした平成29年度日本学術振興会特別研究員(DC2)に採用されました

2017年2月17日UP

平成29年度の日本学術振興会特別研究員の採用内定者が発表され、金沢工業大学大学院工学研究科電気電子工学専攻博士後期課程2年の坂井繁太さん(山口敦史研究室)が特別研究員(DC2)に内定しました。


日本学術振興会「特別研究員」は、「優れた若手研究者に、その研究生活の初期において、自由な発想のもとに主体的に研究課題等を選びながら研究に専念する機会を与えることにより、我が国の学術研究の将来を担う創造性に富んだ研究者の養成・確保に資することを目的として、大学院博士課程在学者及び大学院博士課程修了者等で、優れた研究能力を有し、大学その他の研究機関で研究に専念することを希望する者を『特別研究員』に採用し、研究奨励金を支給する制度」です。
(日本学術振興会webページhttps://www.jsps.go.jp/j-pd/pd_gaiyo.htmlより引用)


坂井さんは、特別研究員の中で博士後期課程2年次以降の学生が対象となるDC2のカテゴリーに応募して、採用されました。


平成29年度の募集では、工学分野から874人の応募があり、その中で採用者はわずか182人でした。


今回の採用内定者のリストはまだ公開されていませんが、昨年度の採用者を見ると、東京大学や京都大学、東北大学、九州大学、北海道大学、大阪大学、名古屋大学、東京工業大学などの国立大学が多く、地方私立大学の学生は1人もいません。


また金沢工業大学の学生で過去、特別研究員に採用されたのは3名(現在の工学部機械工学科の諏訪部仁教授、中田政之教授、電気電子工学科の宮田俊弘教授)で、今回の坂井さんの採用は25年ぶりの快挙となります。



坂井さんは、山口研究室において、省エネ照明の白色LEDや、レーザディスプレイ用の青色・緑色半導体レーザなどに用いられる窒化物半導体材料について、理論的・実験的な研究を行っています。博士前期課程から優れた成果を出し続け、これまでに有査読論文(筆頭著者3本)を執筆し、国際会議は5回発表(口頭発表4回、ポスター発表1回)しています。


坂井さんは今回の特別研究員への採用により、生活の経済的支援と研究費支給の両方が得られ、研究者としてさらに成長することを期待されています。



【研究課題名】非極性面InGaN量子井戸構造における電子状態とキャリアダイナミクスの研究
【採用期間】平成29年4月1日〜平成31年3月31日