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金沢市の担当者や都市計画の専門家が参加。
建築学科円井研究室が「都市環境気候を考慮したまちづくりワークショップ(金沢の将来像を描く)」を開催

2017年11月2日UP

金沢工業大学建築学科円井基史准教授の研究室(専門分野:都市熱環境、建築環境設計、緑の活用)では、「都市環境気候を考慮したまちづくりワークショップ(金沢の将来像を描く)」を2017年11月13日(月)13時から17時まで、扇が丘キャンパス23号館1階パフォーミングスタジオで開催します。

当日は金沢市の担当者や都市計画の専門家が参加し、金沢市街の熱環境改善に向けてグループ討議を実施。都市環境気候を考慮した市の将来像を描きます。

当ワークショップ開催の意義

近年、土地被覆の改変と人工排熱の増加によるヒートアイランド(都市温暖化)が問題となっています。その中で、市街地内や近傍にある斜面緑地で生成する夜間冷気流が、ヒートアイランド、特に熱帯夜を緩和することが分かってきました。

金沢の場合、卯辰山や金沢城公園、兼六園など、緑地や用水が多く、観光資源としてだけでなく、環境面においても都市の微気象緩和効果を有し、特に夏季夜間の暑熱環境の緩和に繋がっています。

建築学科円井研究室では8年間にわたり、金沢市街市における緑地からの夜間冷気流や人工排熱の実測を行い、金沢市街地における熱環境について定量化と可視化に取り組んできました。

今回開催するワークショップでは、市の担当者や都市計画の専門家等約25名が参加。円井研究室が蓄積してきた研究成果をもとにグループ討議を実施し、熱環境、都市気候を考慮した金沢のこれからの都市計画や建築設計について考えます。

都市環境気候を考慮したまちづくりワークショップ(金沢の将来像を描く)

趣旨

金沢工大・円井研では、金沢市街の熱環境改善に向け、過去8年間ほど緑地からの夜間冷気流の実測、昼夜を通した夏季気温分布図の作成、人工排熱の実測、環境シミュレーションによる熱環境分析などを進めてきました。今後はそれらを、地方自治体(金沢市)や建築家、都市計画コンサルタントなど、まちづくりの専門家が使いやすいよう情報を整理し、活用してもらいたいと考えています。そのために今回、専門家に集まっていただき、ワークショップを通して、意見をもらいたいと考えています。(異業種間の意見交換により、都市の環境と計画に対する新たな知見や気付きが得られることも期待します。)

日時 2017年11月13日(月)13:00-17:00

場所 金沢工業大学扇が丘キャンパス 23号館1階パフォーミングスタジオ

参加予定者(敬称略)

・金沢市(杉本英大・荒井美加子(都市計画課)、上田博文・池田徹大(緑と花の課)、稲垣好乃・久保登志也(環境政策課))

・建築家(竹内申一、吉村寿博)

・都市計画コンサル(新田川貴之・森川大輔(株式会社国土開発センター))

・都市計画・緑・歴史・景観の専門家(パストール・イヴァールス・フアンほか)

・建築設計・都市計画を専門とする大学生・院生

・運営者(円井基史、辻和也・大塚茉由子・下田竜侑・小西裕莉夏(円井研))

(計25名前後を予定)

主催・連絡先

円井基史 (MARUI Motofumi)

金沢工業大学 環境・建築学部

〒924-0838 石川県白山市八束穂3-1

TEL 076-274-7823(直通)

FAX 076-274-7102

注意事項

ワークショップは、こちらがお声掛けした人(専門家、学生)のみでグループ討議を行います。それ以外の人で希望があれば、外野として見学・聴講することは可能です。

当日の流れ(概略)

13:00 挨拶、ワークショップ概要・趣旨説明、参加者紹介、環境気候図や資料の解説

14:00 3班に分かれグループ討議、対象エリアの将来像を描く

16:00 プレゼンテーション、意見交換

16:40 アンケート、まとめ

会場(パフォーミングスタジオ)への地図