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夢考房メカニカルサポートプロジェクトが
「レスキューロボットコンテスト」で竸基弘奨励賞を受賞

2016年8月8日UP

金沢工業大学の夢考房メカニカルサポートプロジェクト(チーム名「MS−R」)が8月6日(土)、7日(日)に神戸サンボーホールで開催された「第16回レスキューロボットコンテスト」 にて、実際の災害現場に即した実践的なレスキューロボットシステムが評価され、栄誉ある竸基弘(きそいもとひろ)奨励賞を受賞しました。

レスキューロボットコンテストは大地震で倒壊した市街地を模擬した6分の1スケールのフィールドで、遠隔操作のロボットを使って、要救助者を模擬した人形(レスキューダミー)を救助する競技です。

今回、夢考房チームは、「レスキューにおけるストレス軽減」をテーマとし、救助ロボットを開発するだけではなく、レスキュー活動時の情報錯綜や誤伝達の防止をめざしました。これまで、夢考房チームは、要救助者のストレスを軽減するようなシステムの開発を行なってきましたが、今回はさらに救助する側のレスキュー隊員らの惨事ストレス低減も目標としました。具体的には、各レスキューロボットの通行経路を表示する「デジタルマップ」と、レスキューダミーの情報をまとめた「ダミヤン速報」などを開発し、コンテストの競技で運用を行いました。こういった、実際の災害現場に即した、新しいシステムの提案が評価され、竸基弘奨励賞が授与されました。

竸基弘奨励賞について

竸基弘奨励賞は、1995年1月17日に阪神淡路大震災で倒壊したアパートの下敷きになり23歳の若さでなくなった、当時神戸大学大学院の博士前期課程1年生であった竸基弘氏にちなんで、レスキューシステムの研究開発に顕著な貢献のあった40歳未満の若手の研究者、技術者を表彰し、研究開発を奨励することを目的とした賞です。

レスキューロボット、レスキューシステムを志す研究者や技術者の裾野を広げるため、2009年度より、工学系の学生を対象にした竸基弘賞の「奨励賞」が新設され、「レスキューロボットコンテスト」「計測自動制御学会SI部門」「ロボカップジュニアレスキューチャレンジ」参加学生を対象に「奨励賞」の選考と授賞を行なっています。

夢考房チームの竸基弘奨励賞の受賞は、2011年の第11回大会での受賞に続き2度目です。