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金沢工業大学の地方創生プロジェクト
本年5月27日に金沢市・竪町に新名所「DK art café」を開店

2016年5月2日UP

金沢工業大学・経営情報学科・松林研究室が取り組む地方創生プロジェクトであるデジタル掛軸(DK)1)・アート・カフェ・プロジェクト(担当指導教員:松林賢司教授、川ア寧史教授、参加学生:経営情報学科・建築デザイン学科 12名)が起業し5月27日(金曜日)19時に「DK art café」(プロジェクトディレクター:経営情報学科4年生 小原陸)を竪町商店街に開店します。金沢工業大学の課外活動プロジェクトが起業するのはICTによる地方創生プロジェクトの「CirKit」に続き今回が2件目となります。

金沢工業大学では、チームで問題発見・解決に取り組む「プロジェクトデザイン教育」をカリキュラムの主柱に置くとともに100を超える課外教育プログラムを設け、授業で身に着けた問題発見・解決能力を現実の場で実践する環境づくりを行っています。加えて経営情報学科ではプロジェクトデザイン教育を実際のビジネスに応用したビジネスデザインという授業も行いビジネス経験豊富な企業経験者を教員として迎えて起業、企業経営の手法などを実験的な手法により具体的に学んでいます。

デジタル掛軸(DK)・アート・カフェ・プロジェクトは、地方創生・新規事業開発をテーマに世界的に活躍する石川県のアーティスト:長谷川章氏のプロジェクションマッピングによる芸術空間(第4の空間)を、観光客をターゲットとした地元飲食コンテンツ提供のプラットフォームとして事業化するプロジェクトです。昨年4月から活動を開始し、昨年12月にはしいのき迎賓館で市場調査の為の試験イベントを行い、約100名の来場者が長谷川氏のアート空間と地元食材を堪能し、アンケート調査では参加者の92%が「金沢にあれば利用したい。」と回答しました。

「DK art café」は、今後のアートエリアとしてその活性化が期待されている金沢21世紀美術館付近の竪町商店街に開店し長谷川章氏のアートの魅力による観光名所化を目指すとともに地元飲食コンテンツである地酒、地ビール、地ワイン、及び発酵食品・デザート等のPR、販売拠点として継続活動する予定です。経営情報学科の学生は本ベンチャー事業を専門科目であるアントレプレナーシップ、ストラテジー、マーケティング、ファイナンス、及びオペレーション等の生きた学外実験設備・教材として研究活動に活用、建築・デザイン学科の学生は学内共創活動として川ア研究室(「月見光路プロジェクト2)」により金沢中心部の活性化に10年の実績あり。)の考案した機能的デザイン内外装材であるFBS(Flexible Boarding System)を作成・施工します。

左:内部パース/右:デジタル掛け軸投影

左:会議風景/右:プロジェクトメンバー

1) デジタル掛軸(DK):石川県・小松市在住の世界的なデジタルアーティストの長谷川章氏が発明したプロジェクションマッピングの先駆けとなった空間照明アート。夜間にプロジェクターを設置し、自然や建物、そして通行人をもキャンバスにして色鮮やかな抽象のような幾何学模様を映し出します。これまで金沢城など日本各地をはじめ米国、中国、韓国、ギリシャ、オーストリアなど海外でもライブが開催され2007年には米国のPublic Art Yearを受賞し高い評価を受けています。

デジタル掛軸

2) 月見光路:「月見光路(つきみこうろ)」は、金沢工業大学の環境・建築学部 建築デザイン学科、建築学科の学生が金沢市の中心にある広坂商店街およびその周辺地域住民と連携して、金沢市の中心市街地に元気をつけようと、あかりを使って都市空間を幻想的に演出するものです。学生が自ら制作したあかりのオブジェを街の中に多数散りばめ、城下町らしい雰囲気と優雅でゆっくりと楽しめる夜の金沢の演出を行っています。

月見光路