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情報工学科の羽山徹彩准教授が国際会議KICSS2015で優秀論文賞および優秀発表賞を受賞

2015年11月19日UP

情報工学科の羽山徹彩准教授が国際会議KICSS2015において、Best Paper Runner-Up Award(優秀論文賞2位)およびPresentation Award(優秀発表賞)を受賞しました。

国際会議KICSS2015(The 10th International Conference on Knowledge、 Information and Creativity Support Systems)は、知識科学・情報科学・創造科学の各分野の研究者を対象に創造性支援システムに関する学術的交流の促進を目的として創設された国際会議です。 KICSS2015は、2015年11月 12日〜14日の間、タイ国のプーケット島で開催されました。

■受賞論文タイトル

Detecting TV program Highlight Scenes Using Twitter Data Calssified by Twitter User Behavior

■論文内容

発表論文の研究では、Twitterデータに基づいたテレビ番組のダイジェスト自動生成のために、ユーザ分類を適用した新たな方法を提案しました。これまで、Twitterのデータを用いたテレビ番組ダイジェスト生成に関する研究では、テレビ番組の放送時間帯に行われたツイートの頻度時系列データを採取し、その盛り上がりの位置に注目した「イベント同定手法」が開発されてきました。しかしながら、従来の手法では、テレビを視聴しながらTwitterするユーザの利用方法が異なるにも関わらず、ユーザのツイートを一緒くたに扱っているため、イベント同定を困難にしているという問題がありました。そこでこの研究では、Twitterの利用方法に基づきユーザを分類し、ユーザグループごとのイベントの同定、およびそのイベントの内容を把握するための単語クラスタの検出を行う際に、適切なグループデータを採用する手法を開発しました。そして、サッカー番組を対象に、提案手法の有用性を確認しました。この成果により、番組内のイベントに対し多様な観点から選択できるような、より高精度なテレビ番組のダイジェスト自動生成の開発が可能となります。