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学生食堂でキウイフルーツビネガー特別メニュー。「プロジェクトデザイン実践」で創出した解決策を検証

2015年1月9日UP

金沢工業大学情報フロンティア学部(メディア情報学科、心理情報学科、経営情報学科)の学生が地元野々市市の特産品の認知度向上を目指したプロジェクトを組織し、「JAののいち」と金沢工業大学レストラン「LA TERRA」と連携して“野々市キウイフルーツビネガー”※1のプロモーションを実践することになり、平成27年1月13日(火)10時から(なくなり次第終了)金沢工業大学レストラン「LA TERRA」にて“野々市キウイフルーツビネガー”を使ったいなりずしと特製サラダドレッシングを提供します。


プロジェクトメンバー(左から)
内方 翔希さん メディア情報学科2年
宮本 椿さん  心理情報学科2年
加藤 壮馬さん メディア情報学科2年
高村 潤さん  経営情報学科2年
齊藤 興久さん メディア情報学科2年
小松 愼さん  心理情報学科2年

 

このプロジェクトは2年次の必修科目「プロジェクトデザイン実践」※2において情報フロンティア学部の学生チームが自ら創出した解決策を「JAののいち」とレストラン「LA TERRA」に提案した事で連携が生まれ、具体化する事になりました。学生チームは野々市市の特産品キウイに因んだ商品“野々市キウイフルーツビネガー”に着目し、現在の販売体制の課題を探ると共に、競合品との比較、消費者の動向等を調査し、商品の差別化及び現場の強みを活かしたプロモーション方法を検討しました。

 

その結果、現在の販売方法の課題として

1)商品の魅力が充分伝わらないこと、

2)県外への情報発信が効果的でないことがあげられました。

 

その対策として、まず県外出身者の多い金沢工業大学のレストラン「LA TERRA」にて“野々市キウイフルーツビネガー”を使ったメニューを提供することにしました。レストラン「LA TERRA」が「JAののいち」より本商品及びレシピの提供を受け、“野々市キウイフルーツビネガー”を使ったいなりずしと特製サラダドレッシングを1月13日(火)から(なくなり次第終了)提供します。

 

在籍するおよそ7000人の学生に、実際に“野々市キウイフルーツビネガー”を味わってもらう事によって本商品の認知度・関心が高まり、その魅力を全国に効果的に発信するきっかけをつくります。

 

情報フロンティア学部における「プロジェクトデザイン実践」では3学科(メディア情報学科、心理情報学科、経営情報学科)の学生が混成チームをつくり、各学科で学んだ知識・スキルを活かして社会の問題点の本質を探り、その対策を創出・具体化し、検証してフィードバックを得ることに取り組んでいます。このプロジェクトに取り組んでいる学生チームは経営情報学科の学生が中心となって調査・分析活動を実施し、メディア情報学科の学生が中心となってプロモーション用のポスターならびにPOPの制作、心理情報学科の学生が中心となってプロモーション効果の検証を実施します。

学生は、食べた方々にアンケートをとり、キウイフルーツビネガーに関する1)認知度と2)関心度の変化について、また3)学生自身の広告(ポスターやPOP)がそれらの変化に与える影響を分析し、「JAののいち」の方々に報告する予定です。

 

(プロジェクトで制作されたプロモ−ション用ポスター、POP)

 

 

※1“野々市キウイフルーツビネガー”について

 野々市特産品のキウイフルーツの果汁をもちいて2ヶ月以上かけてつくったワインをさらに酢酸発酵させた本格的な醸造酢です。米酢に果汁を添加した一般的な果実酢とは異なる本格的なフルーツビネガーで、キウイフルーツ由来のグリニッシュな香り(青い香り)をまとい、キウイフルーツの甘みも感じる特徴を持っています。現在主に県内の小売店やネット通販を通して流通していますが、さらなる市場拡大が課題となっています。

 

 【関連サイト】  

JAののいち 野々市キウイフルーツビネガーwebページ
http://www.is-ja.jp/nonoichi/tokusan/kiwivinegar.html
QRコードからもご覧いただけます。
(プロジェクトで制作されたQRコードPOP)
 

 

※2「プロジェクトデザイン実践」について

 金沢工業大学では1995年から国内の大学に先駆けて問題発見・解決型教育をカリキュラムの主柱に置き、「プロジェクトデザイン教育」として全学生必修で実施しています。2012年度入学生からは、技術者教育の世界標準であるConceive(考えだす)→Design(設計する)→Implement(行動する)→Operate(操作・運営する)という「CDIO」の手法を日本の大学として初めて取り入れて、カリキュラムを刷新しました。「プロジェクトデザイン実践」(2年次後学期)では、「プロジェクトデザインT」(1年次後学期)での学習をベースに、「プロジェクトデザインII」(2年次前学期)で身近な実社会での問題あるいは専門に関連した問題の解決に取り組み、「プロジェクトデザイン実践」(2年次後学期)で アイデアを具体化し、検証評価することで、困難な問題への取組みに対して自信をつけるとともに、技術者が実社会で行うチーム活動の有効性についての理解を深めます。

 また、プロジェクトデザインU・実践では、金沢工業大学が位置する野々市市・金沢市の自治体から市が抱える問題を提供頂き、学生は自身が生活する地域社会の中で、より具体的なテーマに取り組み、解決策をステークホルダーに提案しています。

 

【関連サイト】  

KITの「イノベーション力」教育システム

http://www.kanazawa-it.ac.jp/innovation/index.html