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ロボティクス学科佐藤研究室が製作したシーラカンスロボットが福島県の水族館で展示

2013年4月4日UP

シーラカンスロボットロボティスク学科佐藤研究室が製作したシーラカンスロボットが、福島県いわき市にある水族館「アクアマリンふくしま」で展示されています。

 

生物は、ロボットにみられない配列をもった筋肉を、極めて単純な信号で制御することにより、脳が関与しなくても迅速で正確な運動を行うことができます。

 

佐藤研究室ではこうした生物の機構と制御論理を応用することで、運動性能を飛躍的に向上させた水陸空のロボットの開発に取り組んでいます。

 

シーラカンスのヒレは、魚類が上陸して原始両生類に進化する直前の骨格と筋配列を持っています。

 

佐藤研究室はアクアマリンふくしまと共同で、実物のシーラカンスの動きを詳しく分析しています。シーラカンスは合計10枚のヒレのうち、尾ビレなどの4枚はバランスをとるためほとんど動かさず、胸ビレや腹ビレなどの6枚をタイミングをずらしながら一定のリズムで動かして泳いでいます。これらの6枚のヒレには、陸上生物の特徴である「拮抗二関節筋」が備わっていることが明らかにされました。

シーラカンスロボット

今回製作されたロボットは体長約1メートル20センチの実物大で、研究室の23年度コアゼミの学生全員が協力して製作したもので、一台のモータで駆動される機構だけによって6枚のヒレの動きが忠実に再現されています。

 

内部の構造が見えるようロボットの左側面がカットされており、ボタンを押すと約20秒間、モータとギアでヒレを動かす仕組みが観察できるとともに目玉も動き、アクアマリンふくしまを訪れる子どもたちの人気を集めています。

 

佐藤研究室では、今回のシーラカンスロボットの製作で得られた知見をもとに、新しい水中航走体の開発を目指しています。